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2005年5月

2005.05.29

起業バカ

4334933564 起業バカ 渡辺仁 光文社ペーパーバックス ¥999

 出版社 / 著者からの内容紹介   (Amazonから引用)
成功するのは1500人に1人。
その1人になれると、あなたは本当にお考えか?


◆世の中そんな甘くない。起業の数ほどワナがある。
 脱サラやリストラで起業 start up したヒトは、年間約18万人。1年以内の起業を目指して準備中が約60~70万人、起業希望者は約130万人もいるという。これを後押し backing するように、小泉首相は資本金1円の「1円起業」や大学発ベンチャーの育成、中高年・女性向け起業融資、創業セミナーなどを打ち出し、「3年間で起業を年間36万件」のペースに引き上げるなどと宣言したが、その実態はどうなのだろうか? 私が推計したところでは、実際に起業で成功 become successful できたのは、1500人に1人であった。つまり、ほとんどが失敗している。そのわけは、この起業ブームにバカが踊らされているだけだからだ。第2のホリエモンになれるなんて、ただの夢物語just a dream にすぎないのだ。この現実を思い知らないと、あなたは即座に地獄行きになるだろう。実を言うと、私もその1人だった。
 だから、その後、私は起業現場を徹底して取材し、起業家 entrepreneur が必ずはまるワナ trap 、失敗する条件を探り続けた。本書は、その総まとめである。見込み違い/裏切り/貸し渋り/資金繰り地獄/身ぐるみ剥がされる個人保証/連鎖倒産/ベンチャー支援のワナ/バクリ屋の儲け話/フランチャイズ詐欺/大企業のベンチャー潰し/下請けの悲哀……など、起業家の前に立ちふさがるワナは無数にある。世の中は、そんなに甘くないのだ。
 
著者について
渡辺仁[わたなべ・じん]
1951年、長崎県生まれ。経済ジャーナリスト。東洋大学経済学部中退後、専門紙記者などを経てフリーライターとして独立。ビジネス誌、経営誌にベンチャー企業・ニュービジネスの動向を中心に幅広く取材執筆する。2002年4月、ベンチャー支援雑誌『Incubation』を創刊、編集長を務める。
でも、7号で資金が底を尽き、あえなく廃刊。その後、シロウト知識で不動産取引に手を染め、大やけど。ってことも本書で披瀝されてます。

 つまるところ、若さを失った40代や50代のサラリーマンが「起業」するなんて、1/1,500の成功者と1,499/1,500の悲惨な家庭を生むだけと極めて現実的なアドバイスをしてくれます。世の中、そんなに甘くない。起業という「夢」を喰らう「バク」だらけ。

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2005.05.22

渋谷ではたらく社長の告白

4902843056 渋谷ではたらく社長の告白 藤田晋 ㈱アメーバブックス ¥1,680

とっても感動的な本だった。ほんもの、本人でしか書けない半生の自叙伝。

 ㈱サイバーエージェント代表取締役社長。23歳で起業、26歳で東証マザーズに当時史上最年少で上場、ITバブル崩壊の文字通りの「地獄」を経て、2004年9月期に最終利益40億円を超える立派な数字で見事、復活。奥菜恵のダンナとしても有名。出版元は、同社グループみたい。

 新聞掲載の広告で「涙なしには読めなかった。」とか感動的なフレーズが多く載っていたので購入。買った際は、正直言って軽い気持ちで手に取ったのですが、めっけもんでした。

 読み始めてすぐ、永ちゃんの「成りあがり」とのシンクロを感じた。高校卒業したら、地方から上京。夢はでっかいけれど、「何やってんだ」状態があったり、凄まじいエネルギーで動き出す瞬間。何にもわけの判らないシロウトだけど、圧倒的なバイタリティで周囲の人を巻き込んでいく姿勢。天才たちとの多くの出会いと別れ。目的のためには妥協できず、さけられない別れ。そして、先輩からカーネギーの「人を動かす」を薦められるシーン。何かことを為すには、「圧倒的な情熱」が一番大事だということを改めて教えてくれました。藤田社長の周囲の人も、その情熱に惹きつけられていったのでしょう。また、一度でも事業を自分で興したことがある人や、いま仕事で七転八倒している人にとっては、ホントに涙なしでは読めないのではないかと感じた。

 私自身、中三の時にまったく何気なく手に取った「成りあがり」に多いに影響されたクチですが、この藤田社長の本に小学校高学年から高校時代に巡り会えた人は本当に幸せだと思う。¥1,680の本だけど、人によっては1,680万円以上の価値がでると感じた。そして、この本を読んで何とも感じないような人とは、親しくなりたいとは思わないとも。

仕事柄、株式公開を目指す社長にお会いすることがたまにあるけれど、これまでは上場時にユニクロの監査役をされていた方の手記をお奨めしてきました。これからは、この本を薦めることになりそうです。

<オビ>

史上最年少の上場、ネットバブル崩壊、女優・奥菜恵との結婚、そして- 「2度とは書けない真実の物語をかきました。」

起業パートナーとの出会いと別れ、ネットバブル崩壊による苦悩の日々、 USEN宇野康秀、ライブドア・堀江貴文、GMO熊谷正寿、楽天・三木谷浩史、M&Aコンサルティング村上世彰・・・IT経営者たちとのエピソード。 涙なしには読めない、感動のノンフィクション

<目次>

プロローグ
一章 裏切り、それでも手放せなかった夢
二章 ゼロからの起業
三章 ネットバブルの波に乗る
四章 バブル崩壊、孤独と彷徨
五章 ランナーズ・ハイ
and more 渋谷ではたらく社長の一日
あとがき

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日本のお金持ち研究

4532351359 日本のお金持ち研究 橘木俊昭 森剛志 日本経済新聞社 ¥1,890

今日の日経の書評に載ってましたね、って、これ、日経から出てる本かよ!

日本では殆ど無い富裕層に関する学術研究書ですが、体裁は一般書風になっており読みやすくなっています。著者によると、貧困層の研究は多いそうですが、富裕層のは殆ど無いそうです。大きな植木が植えてある広大な庭付き一戸建てを所有する(通信販売向け)富裕層名簿を作るため、大して儲かりもしない「高枝切りバサミ」を販売したという話、ホントかウソかは別にして、有名ですよね。こんな話が出るくらい富裕層向けデータは少なく、どうやら廃止されそうな国税庁作成の高額納税者一覧くらいしかないみたいです。これだって、かつてダイエーの中内社長は記載されるのがイヤで、過少に申告しておいて(というか建前的には錯誤のふりして)、修正申告するとかいった確信犯的な行動をとっていたとか(あくまで噂ですが。)。

そんなこんなで、あんまり庶民には関係ないものの、100億円部長などで何かと話題の高額納税者を分析した結果がまとめられています。正確には、「儲けた人」と「お金持ち」は、「高額所得者」と「資産家」という意味で別物なんですが、後者は網羅的な調査資料が無いので分析しようがなく、「高額納税者」を足がかりにしたようです。

<結論>

  • 「中堅企業のオーナー経営者」と「開業医」が高額所得者。
  • 上場企業の経営者や弁護士は、熾烈な競争の割には金銭的には報われない。今後、ますます割が合わなくなる。
  • クルマは、ベンツかトヨタ(セルシオかクラウン)。BMWとかボルボも多いけど、日産とかはあんまりいない。トヨタは故障しないから。
  • 開業医でも美容整形、糖尿病専門など、特定の診療科に集中。

・・・眼科医の「白内障バブル」の話や、権威、権力等と高額所得の「非一貫性(これ、キーワードです。)」、米国では「法学」を学部レベルで専攻することがないため法曹界の人間は必ず法学以外の専攻(たとえば、生物学など)を持っている、など興味深い小ネタも多く、読み終えると満足します。別に、読んだからといって所得が1円も増えることはありませんが。

 この本で実施したアンケート調査では、年間所得が概ね1億円以上の方が対象だそうですが、一方、年間所得500万円から1,500万円の間に7割方の人が収まってしまうそうです。これを踏まえてアバウトに言えば、年収500万円未満だと貧乏で、1,500万円までが一般庶民、1,500万円を超えるとリッチってことなんでしょうか。ワタシの個人的な感覚的では、年収350万円~2,000万円くらいが一般庶民ってイメージなんですが、ワイドレンジ過ぎる気もするしなぁ。でも、新入社員の年収が350万円で、ちょっと出世した部長さん、役員さんなんかが2,000万円クラスとすれば、一般庶民の枠をこれくらいに置いても不自然じゃないよな。電車通勤が一般的な通勤圏では、一部の公務員を除いては年収5,000万円クラスの人までは電車通勤してるもんな。電車通勤するかしないかで、高額所得者かどうかの線引きをするってのはどうなんだろうか。

<目次>

序章 「お金持ち」とはどんな人々か
    知ってるようでよくわからない現代日本のお金持ち像/お金持ちの全国調査などできるのか―生活実態調査アンケートの敢行/日本のお金持ちは二つのタイプ―集計結果からみえてきたこと/企業経営者と医師が高額納税者の二大メジャー職業/お金持ちのプライベート・ライフ/人生の成功モデルは変わった/昔も今もモノ作り国家・日本
   コラム お金持ちはどんなところに住んでいるのか

第1章 医療の需要と供給からみた医師
    アメリカの先行研究/日本の資料からみた医療の需要と供給/拡大する糖尿病患者/水は高きから低きに流れる/大組織から個人へ
   コラム(1) ある眼科開業医からの手紙
   コラム(2) 子は親の思いどおりには育たない    

第2章 弁護士という職業
    日本の弁護士の経済状況/歌舞伎役者と裁判官と弁護士は有名になればなるほど忙しい/高額所得弁護士は四タイプ/多様な人材が集まるアメリカ法曹界
   コラム(1) 極貧の中から弁護士を志す
   コラム(2) ある弁護士からの手紙

第3章 経営者はお金持ちか
    戦前の経営者群像/戦後の経営者群像/日本は「学歴主義」社会か/経営者層と学歴との関係/誰が経営者になるのか/経営者という職業は割に合う仕事か
   コラム 一流の経営者の語る人生観と世襲

第4章 日本の上流階級
    階級とは何か/階級を歴史でみるとどうか/戦前の高額所得者の姿/高額所得者から高額納税者へ―戦後の実相/パワーエリート/不明確となった「上流」の意味
    
第5章 お金持ちの資産形成
    お金持ちの貯蓄率は高い/従来の仮説でお金持ちの貯蓄行動を説明できるか/遺産を考慮したモデルでは説明できるか/資本家精神モデル
   コラム(1) 年齢と資産との関係
   コラム(2) 年齢・学歴
   コラム(3) 親と子の結びつき

第6章 お金持ちの日常生活
    平均的日本人の余暇の過ごし方/お金持ちの余暇の過ごし方/年齢が高くなるにつれて、より仕事に精を出す人が増える不思議/お金持ちが望む将来の活動/どんな価値観が大事なのか
   コラム 高額納税者の自家用車

第7章 高額所得者への課税
    高額所得者への課税の現状/なぜ累進度を弱めるのか/所得税の累進度をめぐる議論(1)―容認論/所得税の累進度をめぐる議論(2)―否定論/経済学からみた累進所得税制/日本の所得税制の実態:外国との比較を含めて/他の税制の実態:相続税、土地譲渡益税、株式譲渡益税/高額所得者は税制をどう 評価しているか

第8章 結論

参考文献

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スパイダーマン2

im_dvd21 スパイダーマン2

DVDをTSUTAYAで借りて観ました。背中から機械の腕が千手観音みたく出てくる変なオッサンとの対決。マスクが取れて素顔が明らかになりながらの懸命な列車アクシデント回避。

苦悩するヒーローの胸中やいかに。

実は、講演メモを作成しながらみていたので、ストーリーをあんまりよく理解できていないんです。残念!

2004

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2005.05.19

これがディスプレイの全貌だ!

4761262478 これがディスプレイの全貌だ!―液晶・プラズマ・有機EL・FED・リアプロのすべて泉谷渉+半導体産業新聞編集部 かんき出版 ¥1,680

この本、凄いわ。というか、濃い。これ以上の本となると、論文とかになってしまうんじゃないか、と思わせる。日経や産業新聞の記事なんか足下にも及ばないような濃さ。

<目次>

第1章 次世代薄型ディスプレイってつまり何?
第2章 ディスプレイが切り開く新世界
第3章 液晶ディスプレイのすべて
第4章 プラズマディスプレイのすべて
第5章 有機ELのすべて
第6章 新型ディスプレイも続々登場
第7章 アジア各国の壮絶薄型ディスプレイ戦争
第8章 ディスプレイ有力メーカー15社の全貌
第9章 薄型ディスプレイのこれからのゆくえ

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20代で始める「夢設計図」-必ず“スピード成功”する5つの原則

4479791167 20代で始める「夢設計図」-必ず“スピード成功”する5つの原則 熊谷正寿 大和書房 ¥1,470

という本を40代のオヤジが読んだ。年齢に関係なく良いものは良い。

同い年の人が書いた本ですが、頭が下がるよな。

「礼儀正しさに優る攻撃力はない」 ”ビジネスマンの父からの30通の手紙”より

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道路の権力 道路公団民営化の攻防1000日

4163654003 道路の権力 道路公団民営化の攻防1000日 猪瀬直樹 文藝春秋社 ¥1,680

目次

第1部 行革断行評議会篇(聖域に挑む)
実力者たち
九三四二キロという旗
変人の戦術)
第2部 道路公団民営化委員会篇(民営化委員会発足
総裁たちの弁明
「凍結」の道路
論破
最終答申
国民の選択

この人、一見派手に見えますが、他の委員が言いっぱなしや単に依怙地になるだけなのに対し、立花隆ばりに地道なデータ分析でウソ、捏造、ご都合主義の予測を論破していきます。

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2005.05.15

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 1

b00006lpkn 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 1

(アマゾンから引用)   士郎正宗原作のマンガ作品「攻殻機動隊」を原作に、1995年の劇場用作品に続いての、2002年放送開始のTVアニメ版。
   西暦2030年、情報ネットワーク化が加速度的に進み、犯罪は複雑化の一途をたどっている時代。多発する電脳犯罪や、そこから生じるさまざまな事件に対処するために設立された、内務省直属の独立部隊、公安9課、通称攻殻機動隊の活躍を描く。
   押井守監督による映画版は機動隊リーダー草薙素子の、一部を除いてほとんど義体化した自身のアイデンティティを問う物語だったが、基本的に1話完結スタイルをとる本作では公安9課による事件解決をメインとする、いわゆる刑事ドラマ的作りとなっている。本作にはアンドロイド及び戦車による、思考する機械の犯罪を描く第1話と第2話を収録。(田中 元)
 

劇場版に比較して主人公の草薙素子のカオがいわゆる漫画風になっていたのに、アレッと感じた。今日、士郎正宗の原作の表紙を立ち読み(ビニールカバーがついていたので中味は読めず。)して、TV版の方が原作に忠実であったことを知る。TVでは見たことが無いけれど、このDVDでは特に第2話が設定、ストーリー、登場メカともに良かった。軽い意味でなく、一編の文学作品を読み終えた際のような良さがあった。

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2005.05.14

北京五輪を断固ボイコットせよ by石原東京都知事

北京五輪を断固ボイコットせよ
尖閣に自衛隊を常駐させよ。中国分裂を狙え
石原慎太郎

詳しくはこっち

この人、やっぱり凄い。何がって、東京都知事でありながら言いたい放題。いや、正論はどんな立場でも堂々と論陣を張るべきというべきか。

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2005.05.10

劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2

b0000dj299 劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2

久しぶりに観た。DVDで。10年経っても色褪せていない凄さ。

劇場版につれていき見終わった後、当時保育所に通っていた娘のつぶやき。「なんかようわからへんかった。」

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市民のための地方自治入門

4788914077 市民のための地方自治入門 行政主導型から住民参加型へ 改訂版

監修/佐藤竺 編/今川晃・馬場健 実務教育出版 ¥2,100

いや、わたしも一市民ですから入門してみようと。入門とは書いてあるけれど結構堅いところもあります。でも読みやすい。写真は改訂前のものです。改訂版はもう少しマイルドなデザインの表紙。

  • 私たちが「まちづくり」の主人公
  • 地方自治制度の歩みをたどる
  • 地方自治機能の歩みをたどる
  • 地方自治を支える(住民)
  • 地方自治を支える(組織)
  • 地方自治を支える(財政)
  • 住民と自治体をつなぐ
  • 行政活動の分析-政策と住民のかかわり
  • 行政活動を評価する
  • 自治体の再編成を考える
  • 住民の役割を展望する
  • 自治体運営のあり方を展望する
  • 環境の変化に対応した自治体職員の役割を展望する
  • 自治体環境の変化に影響を及ぼした国々を訪ねる-イギリス・アメリカ-

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2005.05.09

持ち家派と賃借派

って言っても実は住まいのことではありません。職業形態に関するものです。

持ち家派とは、自営業あるいはオーナー経営者。住まい同様、大邸宅から狭小住宅まで規模は様々。

賃借派は、給与所得者。サラリーマン経営者、一般リーマン、OL、派遣、パート、アルバイト、フリーター・・・こちらも色々。

なんでこんなこと書いたかというと、「住まい」と「職業」には結構、共通点が多いことに気がついたからです。

  • 住まいも職業も「持ち家」は相続させることができるけど、賃借は一代限り。
  • 賃借は移るのも比較的容易だけど、持ち家は結構タイヘン。
  • 賃借を複数契約している人は少ないけれど、人によっては案外持ち家は複数派もいる。
  • 賃借は住まいも職業も「契約」に基づいている。
  • 賃借はリスクが大家次第だが、持ち家は自分次第。
  • すなわち、家が傷んだら賃借では大家に「なんとかして」と言えるけど、持ち家は「なんとかしないと」いけない。
  • 誰でも最初はどちらも賃借だけど、職種にもよりけりなれど20代後半から40代くらいで持ち家に移行する(人はする。)。

 ある晩、帰宅途中に気づいたときには次々と共通点が浮かんできたけれど、今思い出そうとしたら大して出てこなかった。日本人は住まいに関しては持ち家志向が強いのに、職業に関しては圧倒的に賃借派ばかり。少し矛盾している、というか人生設計においては完全なミスマッチ状態。

 かくいう私は少し変形した就労形態なので、賃借に近い定期借地権付大規模ニュータウン(ただし開発後数十年経過。って定借制度の歴史と矛盾。)在住ってとこでしょうか。周りは羽振りのいい持ち家派も多いけど。

 最近、「持ち家」と「賃借」で滑稽に感じたこと、「日経アントレ」とかの起業家(のタマゴ)向け雑誌の編集者って賃借人なんですよね。これじゃ、記事に説得力出ないですよね。

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2005.05.01

攻殻機動隊 1995

b000197j1i Ghost in the Shell 攻殻機動隊 

テレビ版の第2シーズンがすでにDVD化されているようでTSUTAYAに並んでいましたが、原点から見てみようとの考えからこのDVDをチョイス。

初めてこの作品に触れたのは、95年に神戸でマルチメディア関係のシンポジウムがあった際、コンテンツの重要性と日本の最大のアドバンテージがアニメとゲームにあることを示すために発表者がPVを流した時でした。すでに米国のビデオ・ランクで1位をとっていたのではなかったかと記憶しています。じゃ、なんで今まで見なかったのって突っ込まないでください。

原作 士郎正宗  監督 押井守 1995 バンダイビジュアル

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風の歌を聴け と 須藤元気

4061317776 風の歌を聴け 村上春樹 講談社文庫 ¥400 (なぜかアマゾンでは¥370)

・・・途中(30ページくらい)で、デジャブ感に襲われ・・・、そしてそれが確信へと変わるまでは大してページを必要としなかった。・・・いっぺん読んでるんです。これまでも2,3回はこんなことがあったけどその書名すら覚えていない。

村上春樹の著作は他に「ダンス・ダンス・ダンス」しか読んだことがない。別に敬遠しているわけでも偏見があるわけでもないのですが、なんとなく読まずに済ませてきてしまった。ワタシの高校(兵庫県立神戸高等学校)の大先輩にあたり、「風の歌を聴け」には芦屋、神戸界隈が出てくると聞いていたのですが、大して出てこなかった。作品自体もそんなに面白くもなかったし。学生時代に読んでいれば受け止め方も違っていたかもしれませんが。

なにげないザッピング中、NHK教育のTRで須藤元気が出ているのに遭遇。山本KIDほど吠えないからかあまりマスコミに取り上げられないけれど、十分に強い。自ら進むべき道を合理的に選択し米国留学するなど、惹きつけられる若者も多いのではないかと思う。毎日一冊は読了するという読書家。その中から気に入ったフレーズを分厚いシステム手帳に抜書きしているらしい。

なんでこんなこと書いたかというと、今日、DVDを借りに行ったTSUTAYAで併せて購入した2冊。村上春樹の前掲書と司馬遼太郎の「司馬遼太郎が考えたこと6」。元気が好きな作家の2人と見事にシンクロしたからでした。

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Lost in Translation

b0000ytr5k Lost in Translation

売れなくなった中年のハリウッド俳優が200万米ドルの報酬でサントリー・ウイスキー「響」のCF録のため来日。頭のネジが2,3本ゆるんだポッと出のハリウッド女優のスチール撮影に同行しているカメラマンにこれまたくっついてきた妻との、ひとときのココロのふれあい。殆どがホテル内(具体名も出てきたけど・・・ハイアットだったか。)での出来事。

寺社での撮影など今更という様な日本趣味には目を覆いたくなるし、何が面白いのかさっぱりわからなかった。ソフィア・コッポラ監督ってフランシスの子供なのか。

タイトルの直接的な説明は、CF(サントリーの社長がチョイ映るのは少し面白い。また別シーンではマシューがホストの番組へ主人公がゲスト出演するのもあり。別に面白くもなんともないけど。)や続いてのスチールの撮影時のやりとりで明らかになりますが、もちろんこれはより広範な意味でのメタファーなのでしょう。

夜12時半から見始めたことや、あんまり退屈なんで後半30分は倍速で済ませてしまいました。滅多にこんなことはしないのですが。

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