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2005年6月

2005.06.29

愛・地球博 ご報告 3

(準備編)

  • 1週間ほど前:ジュニア向けの「公式ガイドブック」を次女用に購入。特大のマップつきお弁当シートとミニ・コンパスつき。
  • 2,3日前:ネットで予約券を手に入れようと試みるが、1ヶ月先まで「完売」であることを知り、ガックシ。予約可能になったハナから接続できなくなって、人気アーティストのコンサート・チケットなみの入手しづらさ。ネット予約券はあきらめる。
  • 前日:ガレージBBQセット購入時に、折りたたみ式三脚イスと小さ目のパイプイスを購入。もちろん、順番待ちの列で座るため。併せて、雨天用のポンチョを2つ購入。ただし、結果として未使用。
  • 前日:新幹線キップ予約。西明石6:13発ひかり。新神戸6:38発のぞみに乗り換え。名古屋7:45着。 帰りは西明石21:03着のひかり。

(当日、出発編)

  • ・・・予定通り、名古屋7:45着。「エキスポシャトル」号で約40分。万博八草駅着。
  • 30分位くねくねと順番待ちし、「リニモ」へ。ほぼ全員が通しで会場までいくチケットをあらかじめ購入していたよう。
  • 「リニモ」その1。高架下から見上げた次女が、ぼそっと「浮かんでないやん。」。彼女は「銀河鉄道999」みたく空を飛ぶ列車だと思っていたようで。
  • 「リニモ」その2。せっかくのリニアモーターカーもただの満員電車。揺れは全然無いけどね。
  • 「リニモ」その3。線路は無いけど、平べったい板が2本、延々と伸びていた。「高圧電流キケン」だって。転落したら即死かよ。それとも絶対零度で凍死か?快適性だけでなく、危険性もPRしとけよ。
  • ゲート前:噂に高い、慎重な「チェック!!!」。これみよがしに拠出させたPETボトルが無造作にハコに突っ込んである。あれだけPRしても持ってくるヤツおるんやなあ。カバンを開けさせられて、金属探知ゲートを通る。空港なみか、それ以上の厳しさ。
  • ・・・そして、ゲート通過完了時刻9:45。JR名古屋駅に到着してから2時間。これでも順調にきた方のようです。

次回は、入場後。

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宇宙戦争

wow61 宇宙戦争 S.スピルバーグ監督  T.クルーズ D.ファニング T.ロビンス

全世界同時公開のため、水曜公開になったそうです。その昔、H.G.ウェルズ原作でラジオドラマとして放送された際、挿入された「臨時ニュース」仕立ての箇所を真に受けた人たちが大騒ぎ。社会問題になったそう。

今回は設定をある程度頂戴したうえで、「家族愛」をテーマに据えた「大作」ってことらしい。「プライベートライアン」でも、ノルマンディー以降を舞台としながらも、そのテーマはあくまで小隊レベルの規模のものであったし、スピルバーグはこういった焦点の当て方を好むのかもしれない。もっとも、「家族愛」というより、ダメおやじから見た思春期の息子と丸抱えで面倒を見ないといけない年齢の娘に対する「リアル」な問題解決、ってことなのかもしれない。そういった視点から見ると、ロビーに対する接し方やティム・ロビンスに対する不条理な結末も納得がいく。

インベーダーものでは、派手派手な「インデペンデンス・デイ」と単純な比較をしてしまい、喰い足りなさを感じたりもしてしまったが、これはスピルバーグの意図を消化しきっていないワタシの浅さからくるものだったんだろう。

ダコタ・ファニングってものすごい「天才子役」だそうですが、「誰なんだろう?」って思いながら観てました。回答、「安達由実」。なんとなく伝わりましたか?

”やつら”を最初に倒したのが日本人で、しかも大阪人だったそうですが、これは営業不振が続き(キング・オブ・ハゲタカの)GSや(損な役回りのエリート集団の)政策投資銀行が増資に踏み切った”USJ”に対するせめてもの”支援”なんでしょう。スピルバーグさん、USJの開園時にテープカットしに来てたもんな。

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2005.06.27

ハセガワ 三笠

13470_31 「ハセガワの1/350三笠」。今日買った。アスピア明石の「フジヤ模型」で。

日露戦争戦勝100周年記念の今年、エポックメイキングなモデル。早くも賛否両論ですが、初回特典の3点セット狙い。「フジヤ模型」でもよく出ているらしい。

このところ、全然手が動かせていないけど・・・、夏にはいろいろやりたいんですが。・・・時間は作るもんですよね。愚痴ってもしかたない。やっぱり。

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愛・地球博 ご報告2

banpaku_kikkoro2 2週間前の6月12日に夫婦と次女の3人で神戸市から日帰りしてきたご報告第2弾です。

(結局入れたパビリオン、施設一覧)

  1. グローバルハウス(マンモスだけ)
  2. ピーロート・ワールドフード&ワインコート(西エントランス)
  3. 長久手愛知県館
  4. 中部千年共生村
  5. トルコ館(グローバルコモン3)
  6. ブルガリア館
  7. チュニジア館
  8. ボスニア・ヘルツェゴビナ館
  9. ポルトガル館(GC4)
  10. コーカサス共同館
  11. 北欧共同館
  12. キッコロ・ゴンドラ
  13. NGKウォーターラボ
  14. JR東海「リニア新幹線」
  15. わんぱく宝島
  16. からくり屋敷・幽霊一座(ときめき愛ランド)
  17. アイスワールド
  18. オーストラリア館(GC6)
  19. ラオス館
  20. マレーシア館
  21. ベトナム館
  22. ブルネイ・ダルサラーム館
  23. 南太平洋共同館
  24. インドネシア館
  25. タイ館
  26. カンボジア館

 次回は、準備編とかTIPとか。

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2005.06.26

7.3.兵庫県知事選挙

bn_s1 TVCFが流れているので、兵庫県民のみならず近畿圏の方はご存知の方が多いと思いますが、7月3日は兵庫県知事選挙です。このTVCFや街頭ポスターにサトエリが起用されています。彼女、芦屋だったか阪神間で少女時代を過ごしたそうで、震災経験者でもあるそうです。このポスター、彼女のキリリとした風情が受けてるのか、ネットオークションにかけられるほどの人気ぶりだそうです。が、彼女がオッサンみたいな髪型で写っているんですが、これが「7:3」分け。すなわち7月3日を髪型で表現してるらしい。彼女がキューティーハニーで変装の名人やとゆうても、ちょっと無理ありちゃう?・・・と記憶に残るような効果があったところで、今回の選管で広報戦略を練ったコンサル会社かシンクタンク、勝利。 週間予報の雲行きが少し怪しいのが気にかかるところですが。 ま、わたしゃ何であれ棄権はしませんけどね。

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ブラックバードライジング

ind_gr_054_41 ブラックバードライジング 2003 イタリア映画

イタリア映画といえば、「ニュー・シネマ・パラダイス」と「マレーナ」しか思い浮かばない貧相な連想ですが、これは戦争映画です。

ただ、戦争と言い切ってよいのかどうかは微妙です。というのも、アルバニア人とセルビア人が対立した(というか、セルビア人がアルバニア人を迫害したというべきでしょうか。)コソボ紛争の(一応の)終結を受けて国連が派遣した平和維持軍(アメリカ軍とイタリア軍)のイタリア軍が舞台です。

(虐殺を前提にした)拷問や婦女略奪、裏切り者への見せしめの処刑など、エグイシーンも出てきます。「灰色の狼」による情け容赦ないジェノサイド。そんな中、大戦後初めてとなる99年のイタリア軍海外派兵。当然のように戦死者もでます。

映画の出来として見た場合、ハリウッドなどと比べると派手さや不気味さの演出が平板な気もしますが、国内でも意見が大きく分かれたであろう重いテーマを取り上げた勇気と決断に拍手を贈りたい。レオパルド(と思われる)戦車やM113を始めとする複数種類の装甲車や大型ヘリも登場し、間違いなく大作です。

そして、サマワに「派兵」された自衛隊(現地ではもちろん、「日本軍」として扱われているのでしょうが。)を、エイガにしようとする男気のある映画制作・配給会社が果たして日本にあるのか、を考えさせられてしまう。

ただ、原題が、「SOLDIERS:The Kosovo Story」なのに、「ブラックバードライジング」なのか?どう考えてもリドリー・スコットがソマリア内戦をジョシュ・ハートネットやユアン・マクレガーで描いた「ブラックホークダウン」(必見!!!)をパロッたとしか思えない。まじめに作られた映画だけに、こんなアホな名前のつけ方には首を傾げてしまう。イタリア人、怒るで。

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TOEIC ちょっと前進

2回目の受検となる5月(114回)実施分の結果が返ってきました。

715点。3月に受けた初回が680点だったので、その後、ほとんど何にもしなかった割にはちょっと前進。試験慣れしたってことでしょうか。でも、試験終了後の感触はむしろ初回の方が良かったんですが。2回目は時間切れになってしまい、パート7の最後、5,6問はデタラメにマークしてしまいました。

職場で求められている一応のハードルが700点のようなので、ホッとしたところですが、TOEICがちょっと面白くなってきたんで継続して受検してみようと考えているところです。もっとも、本日の6月試験と次回の7月試験は申し込み損ねてしまいましたが。

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2005.06.20

半島を出よ(下)

4344007603 半島を出よ(下) 村上龍 幻冬舎 ¥1,995

説明くさかった上巻に比べ、下巻、とてもよかった。村上龍、福井晴敏と十分に張ってると感じた。設定がどうなっているのか伝えるためには、どうしたって説明くさくなるんやな。長編の場合、上巻にその比重がかかるのはやむをえないのだろう。

若者達、踏ん張った。戦闘シーンも一応迫力あるし。でも、この際(どの際よ?)、もっと英雄的な展開があっても良かったんではないかとも感じた。でもやはり、そういったケレン味をあえて出さないようにしているのだろうか。

上巻でも打ち出されていたけれど、下巻で際立ったのが、「東京中心の視点に対する地方の屈折した思い。」。「三位一体の改革」や「道州制」なんかも連想してしまった。

ちょっとの不満、最後、あっさりし過ぎ。

(アマゾンから)さらなるテロの危険に日本政府は福岡を封鎖する。逮捕、拷問、粛清、白昼の銃撃戦、被占領者の苦悩と危険な恋。北朝鮮の後続部隊12万人が博多港に接近するなか、ある若者たちが決死の抵抗を開始した。 〈現実を凌駕する想像力と、精密な描写で迫る聖戦のすべて。〉 

cut1027_11 先遣隊のあとから20機あまりでやってきたアントノフ2型ってこんなんでっせ。複葉機やけど4枚ペラ。低空で飛ぶからレーダーに捕捉されないらしい。ただ単に旧式ってワケではなく、戦略的にレトロなんですね。

900ページ以上あったけど、結局、1日で読んでしまった。これだけでも、この作品の魅力がいかほどのものか、伝わるんじゃないでしょうか。

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2005.06.19

半島を出よ(上)

434400759x 半島を出よ(上) 村上龍 幻冬舎 ¥1,890

村上龍の最新作にして、渾身の一撃。幻冬舎のいつものように書き下ろし。上下巻ともに400ページ以上の大作。ローレライほどでないにしても、読みきるには時間がかかりそう。・・・と思ったけれど、昼過ぎに買いに行って、夕方には上巻を読み終えてしまった。それぐらい読みやすいというかスピード感がある。

(アマゾンより)北朝鮮のコマンド9人が開幕戦の福岡ドームを武力占拠し、2時間後、複葉輸送機で484人の特殊部隊が来襲、市中心部を制圧した。彼らは北朝鮮の「反乱軍」を名乗った。〈財政破綻し、国際的孤立を深める近未来の日本に起こった奇蹟〉

「13歳のハローワーク」は小説ではないもの少年少女に焦点が当てられていたし、文藝春秋に連載されていた「希望の国のエクソダス」の主人公も少年たち。村上龍は、オトナにはまるで期待していないのかもしれない。「五分後の世界」、「ヒュウガウイルス」の設定に共感しつつも、ディテールの描きこみが少なく、ページ数もそう多くなかったことから少々食い足りない思いがしたのも10年くらい前になるのか。

 「五分後の世界」、「ヒュウガウイルス」では明らかにナショナリストとしてのスタンスを打ち出していたと思われる著者が、「希望の国のエクソダス」あたりから、いっぺん全部ぶっ壊さないと再生しない、との想いを強くしたのか。

すでに中田英寿も読了したそうだが(いつ読むねん?飛行機の中かいな。)、エグイ拷問シーンや北朝鮮兵士や少年たちによる躊躇ない殺戮シーンなど人によっては読みづらい部分も多く出てくる。そして、そんなカットを無意識のうちに丁寧に読んでいる自分に気づき、ハッとする。動悸が昂まっている。

兵器の描写や北朝鮮関係者のディテールにも踏み込んでいるが、こういった箇所ではどうしても福井晴敏作品と比較してしまう。けれど、そういった箇所の厚みではどうしたって福井作品に軍配が上がってしまう。おまけに心理描写や駆け引きの多重性、深読みさ加減も福井作品の方が勝っている気がする。しかしながら、この作品が福井氏の3部作とは違う意味での魅力があるのは何故だろうか。無血での福岡占領に、一見すわりの悪い印象があるものの、よく考えると日本政府のありそうな対処の仕方が奇妙な説得力があるからだろうか。それ以上に、村上作品では群像がうまく描かれていることによる「うねり」が迫力を生んでいるように感じる。やたらに登場人物が多く、まともに覚えられるものではないけれど、それでも消化不良な印象はなくすっきりしている。

小説家は小説で語る、とは当たり前のことだから、「この作品で村上龍はなにを言いたかったのか、メッセージは何なのか。」なんてことは愚問だけれど、それでも、「そのココロは。」と問うてみたくなる。

  • 5年後の財政破綻という破滅的なテーマを抱えているにもかかわらず、安穏としている「平和ぼけニッポン」に対する憤りか。
  • 少年少女への期待か。
  • 北朝鮮の指導者層に対する怒りか。
  • 国際情勢、国際感覚に鈍感、無関心な国民に対する呼びかけなのか。
  • 「住民基本台帳ネットワーク」など情報インフラの脆弱性に関する警鐘か。
  • 「戦争」を身近に感じさせるしかけ、としての意図か。
  • それらをひっくるめたエンターテインメントの提示なのか。

 そして、そんな邪推を全て超えたところに解答があってほしいと感じてしまうのでした。

目下、下巻、100ページ通過です。

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2005.06.17

市町村崩壊

4902835045 市町村崩壊 破壊と再生のシナリオ 埼玉県志木市長 穂坂邦夫 スパイス ¥1,470

新聞広告で見かけて欲しいと思っていたのになかなか見つからず、少しばかりやきもきした本です。結構大きな広告だったんで、すぐに手に入るとたかを括ったため書名はうろ覚え、出版社も覚えてなかった。

ようやく新幹線に乗る直前に新大阪の「談」で1冊だけ見つけた。

今月いっぱいで志木市長を一期限りで勇退する著者(選挙で破れたわけではない)が思いのたけをぶちまけたものです。5年後の列島大破綻を近未来シミュレーション仕立てで楽しませてくれます。

<以下、アマゾンから>

あなたの地元は大丈夫ですか?
もうあまり時間がありません。

今こそ政府は国民に実態を明らかにすべきです!

地方の税収は約32兆円ですが、地方公務員の人件費的経費だけで31兆円となっています。
企業で言えば完全に倒産です。借金は、国と地方で1000兆円を軽くオーバーしています。

学校閉鎖/ごみ収集や介護・福祉、公共サービスの停止/公務員は無給に/公共事業も完全ストップ/大増税……。

今や全国の市町村が“倒産寸前”の非常事態に陥っている事実を、埼玉県志木市の現役市長が警鐘を鳴らしつつ画期的な再生案も提唱する。

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日本道路公団 借金30兆円の真相

4140810203 日本道路公団 借金30兆円の真相 NHK報道局「道路公団」取材班 NHK出版 ¥1,470

平成16年度文化庁芸術祭優秀賞受賞作品であるNHKスペシャル「調査報告 日本道路公団~借金30兆円・膨張の軌跡~」(平成16年8月1日放映)の取材メモを出版物の形に編集したものです。約1万ページに及ぶ内部資料やインタビューを丹念に重ねた結果です。でも、文化庁も国土交通省に喧嘩売るような授賞、やるなぁ。

  • 序 章  今、なぜ道路公団か
  • 第一章 「高速道路」はこうして造られた
  • 第二章 ゆがめられた道路建設
  • 第三章 破られた不採算道路の歯止め
  • 第四章 暴走する高速道路建設
  • 第五章 どうなる?民営化後の高速道路建設 

 

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2005.06.15

週間ダイヤモンド

週間ダイヤモンド ¥570

dw_h1 職場で、家庭で大盛り上がりの特集記事。勤務医の平均年収が1,200万円って記事を見た長女(中2)が、「え~、こんな少ないん?ありえん。」。オマエの発言がありえん。

大学出たての若い医師も含めた平均だから確かに低めに見えるけど、それにしてもこの発言は世間から袋叩きにあうぞ。

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2005.06.12

愛・地球博 へとへと

banpaku_turky_50 最寄の新幹線停車駅の始発で出発したものの・・・へとへとです。疲れたものの、エピソードありすぎなので日を改めて少しずつご報告いたします。ともあれ、あらゆる意味で凄いわ。・・・トヨタグループ館、5時間待ちやって。

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2005.06.11

FIFTY FIVE WAY

b00081a4ac FIFTY FIVE WAY   55WAY ¥6,800

永ちゃんの「CLASSIC II」、「FIFTY FIVE WAY」それにちょこっと「THE ROCK ODYSSEY 2004」の映像と、インタビュー、ロケ(ロスの豪邸、ヨット、バイクツーリング、ツアー・バックステージとか)が交互に出てくる少し変わった構成の2枚組。監督を立てての制作らしい。たまには、こういうのもいいと感じた。これも、「ドアを開けた」ってことなんやろうな。

矢沢永吉ファンでない人にこそ、見て欲しい作品だと感じた。それは1ファンとしてだけではなく、「仕事が面白くない。」、「生きる方向性を見失っている。」、「消耗しきっている。」とかいった「毎日がイキイキしていない」症候群の方々に是非奨めたい。ファンでなくとも「ココロの栄養ドリンク」になると思う。絶対。毎日の暮らしに張りが出てワクワクした毎日を送れると思えば、¥6,800なんてタダみたいなもんやと思う。永ちゃんに出会って、人生変わった(もちろん良い方に)っていう人は驚くほど多い。悶々とした毎日を送るか、エナジーを感じながら生きるか、この差は大きい。

「永ちゃんのファンにウツの人はいない。」とはYAZAWA'S DOORの書き込みで見つけた名言ですが、言いえて妙だと思う。最近、「メンター」って用語をときどき耳にするけれど、直接の面識はないけれど、永ちゃんが私にとっての「メンター」であることは間違いない。

ちなみに、「FIFTY FIVE WAY」とは昨年のツアータイトルでもありますが、55歳でのツアーってことです。

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戦国自衛隊1549

news_head1  戦国自衛隊1549 (ちょっとネタバレ注意)

本日公開。明石のワーナーマイカルで初回上映を鑑賞。カップルよりも目だったのが、中学生の男子集団(6,7人くらい)。そこここに出現。

半村良の原作(原案)を読んだのが小学生か中学生の頃、オリジナル映画「戦国自衛隊」を映画館で観たのが高校生。25年くらいたつのか。今回は、福井さんの原作より映画が先行してしまった。原作も2週間ほど前に買ったんですが、少し読みづらい装丁もあり手付かず。

観ながらついついオリジナル版との比較をしてしまう。オリジナル版は、千葉真一に夏八木勲、渡瀬恒彦とか濃い役者の個性が激突していたし、なによりJAC(ジャパン・アクション・クラブ)の存在が大きかったと思う。あの派手なアクションが邦画から消えてしまったのは、なんとも大きな損失だと感じる。現在と違い、自衛隊は一切協力なし。それでも角川映画がエラかったのは、ホンモノそっくりの61式戦車を自作してしまったこと。ペリスコープが反射式の構造になっていないなんて指摘も当時あったけど、多くの人が感嘆したコダワリだった。コダワリ度では、プライベートライアンのタイガーよりそっくりだった。その後も「ぼくらの七日間戦争」とかにも出てたし、最近では、さんまの「ざわわ(さとうきび畑?)」のテレビ特番にM4役で出てた現役戦車。ホンモノの61式は退役してしまったけど。ほかにも、村々を襲って暴虐を尽くす渡瀬の反乱軍(海自)を狙撃するカット、宇崎竜童、草刈正雄、薬師丸ひろ子のチョイ役での出演、そして若き日の真田広之が天守閣からヘリへ乗り移って、ヘリから飛び降りるシーンなんか衝撃的だった。

それと較べた「1549」。陸自車両、ヘリのコレクションとしてはワクワクしたし、天母城の模型も面白かったし崩壊シーンは迫力あったけど、鹿賀岳史、伊武雅刀、北村一輝(この人、ゴジラでも凄かったよな。)以外(生瀬、的場は敢闘賞)は、存在感て感じではなかった。映倫のコードを意識したのか、戦国時代のわりにはエグイ殺戮シーンが無かったのがリアルさや迫力を格段に落としてしまっていたように感じた。「バトルロワイアル」を超えて「GONIN」くらいのエゲツナさを期待してしまった。だって、ジュネーブ条約抜きでの戦争なんだから。

・・・ていう目で見てたけど、オープニングはスリリングだし、ファイナル15~20分は感動しますよ。オススメします。

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新 地方自治の論点106

4788702525 新 地方自治の論点106 恒松制治ほか 時事通信社 ¥2,940

106人の第一人者が概ね2段組3ページに簡潔に論点をまとめてくれています。おまけに、ポイントを3点ほど、さらに要約した形で冒頭に示してくれています。中には、「この人、何が言いたいの?」とか「変なヤツ」ってのもありますが、正反対の意見を抱えた人同士を収録するなど、幅の広い編集になっています。何事も賛否、明暗、陰影(こりゃ、一緒か。)ありますもんね。

結構分厚い本ですが、隙間時間にちょこっとずつ読むにも読みやすいスタイルです。

<目次>

第1章 地方の世紀
第2章 税と財政
第3章 公務員と行政改革
第4章 環境とリサイクル
第5章 住民と地域再生
第6章 都市の問題
第7章 文化と子ども
第8章 福祉と共生

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2005.06.05

神戸市都市財政の研究

神戸都市財政の研究―都市間競争と都市経営の財政問題 池田清 学文社 ¥3,045

序章 神戸市都市経営の研究の課題と構成
第1章 神戸市の都市形成と港湾開発―明治期の町村合併と都市間競争を中心に
第2章 港湾開発をめぐる都市間競争―神戸港と大阪港の競争を事例に
第3章 神戸型都市経営の源流―市営事業、植民地都市計画
第4章 戦後神戸市の大規模開発事業の検証―第一期(東部、西部海面)埋立事業を中心に
第5章 神戸市の公共デベロッパーと不動産資本―公共デベロッパーの本質は土地本位経営である
第6章 神戸港の大規模開発の問題点と課題―ロジスティックスと地域経済の分析を中心に
第7章 神戸市の財政分析
第8章 都市官僚制と住民自治
第9章 大都市のインナーシティ問題と内発的発展―神戸市長田区における地場産業を例に
終章 展望―神戸型都市経営の歴史的位置

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フォーラム KGPM 参加

昨日の6月4日(土)、関西学院大学の梅田キャンパス(阪急インターナショナルの14回!下はスーパーブランドのショップばかり)でKGPM (Kwansei Gakuin Public Mnagement) の第1回フォーラムが開催され、参加してまいりました。

定員45名の教室に70名以上が押しかけて、というか詰めかけて大盛況。石原教授によるハイテンションなフォーラムの解説の後、熱気むんむんの中での稲沢助教授のクールな講義「予算編成改革と行政評価」(健康診断での座高のハナシでは1オクターブ上がったような・・・)に臨む面持ちはみんな真剣そのもの。そして、簡単な自己紹介(残念ながら1/3ほどで時間切れ)の後、50名を超えるメンバーがDDハウスのビアホールへなだれ込み、これまた別の意味で大いに盛り上がりましたとさ。

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日曜参観 at 枝吉小学校

でも、ちょいと前ですが。sankan_edayoshi_2005

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BBQ at わが家のガレージ

dscf_bbq2005_04__02 今朝、近所の理髪店での会話

「お宅は庭でバーベキューとかされないんですか。」

「あぁ、お向かいの話ですね。こないだもバーベキューされてましたよね。」

「いいですよね。バーベキューとかキャンプとか。」

・・・しばらくキャンプ談義が続く。

そして無性にBBQをしたくなったワタシは、昼過ぎ、クルマで15分ほどの「スポーツDEPO」に向かったのでありました。七輪型コンロ(Captain Stag のポータブル・レンジというらしい。)と簡単なスタンド型コンロ、チェアが一体になった折りたたみ型テーブル、折りたたみイス大小2つ、コッヘルセットL型、炭、着火剤、炭ばさみ、大型ライターなどなど締めて1万5千円。仕事と同じく、こういったところも思いつきをすぐに行動に移してしまうんですが。

牛肉各種(ただし普及価格)、フランクフルト・ソーセージ、パブリカほか野菜などなど。

でも・・・、めっちゃ風が吹いて寒かった。

結局、スタンド型コンロは使わずじまい。七輪をテーブルの真ん中において家族4人で楽しみました。2,3週に1回はしたいところですが、次回は戸外へ出てみましょうか。

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はめられた公務員

4334933599 はめられた公務員 中野雅至 光文社ペーパーバックス ¥999

「ねらわれた学園」かAVタイトルみたいな題名ですが、中身は至って深刻、過激。

著者自身、不思議な経歴(市役所職員、中央省庁キャリア、同外局職員、県庁職員そして県立大学教官)と自認しているだけあって、一括りに出来ない様々な公務員の立場、習性、(自然と身についていく、浸透していく)考え方、人生観なりを分析した上で、来るべき危機とその対処法を処方してくれます。公務員への応援歌的な本なので、民間人には共感できなかったり、ズレとしか捉えることができない部分も出てきますが、その辺りも計算の上なんでしょうか。すでに同僚に貸し出してしまい手許になかったりして。

中野 雅至
1964年奈良県大和郡山市生まれ。1988年同志社大学文学部英文学科卒業。1999年大和郡山市役所に入所。在籍中に働きながら国家1種行政職試験に合格、1991年旧労働省入省。The School of Public Policy、The University of Michiganへの留学、厚生労働省大臣官房国際課課長補佐(ILO条約担当)を経て、兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科助教授に就任
 

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2005.06.01

超・学歴社会

4334933572 超・学歴社会  池上憲文 光文社ペーパーバックス ¥999

「実は学歴社会は強化されている。」ってことを子供に知らしめるために買ったつもりが、採用担当者の視点で読み込んでしまった。本書の冒頭でも触れられているが、「学歴社会」というよりも厳密には、「学校歴社会」である。学歴社会といった場合、「なんやら大学大学院卒 > 東大法学部卒」 となってしまうからである(ちょっと2ちゃん風)。

丁寧なインタビューや明治時代に遡る文献の読み込み、調査結果の裏読みなど、掘り下げ方が二段、三段底になっており引き込まれる。

二十年近く前、自分自身が就職活動をした際に感じた「マスコミ報道なんて上っ面のウソばっかりや。」という印象とオーバーラップした。ことほどさように、世の中、変わっていない。(畑違いの道を目指そうとしていたので、入社する気などさらさら無かったにもかかわらず、社会見学のつもりで訪れた)とあるメガバンクの採用会場(本店の講堂らしきところだった。)、リクルーターのゼミの先輩によれば、「各支店から別嬪さんばかり集めてきた。」とかのことで、確かにモデルばりの容姿端麗な方々ばかりがお世話してくれた。こっちは、わけのわからんままに昼食をご馳走になったりして先輩と世間話を繰り返すばかりだったけど、正面玄関から入社しようとしていたいわゆる有名私学の学生たちは、きっちりとその銀行の研究をして折り目正しく面接を受けていた。マスコミのウソを知った、というか体験したのはまさにその場であった。一生懸命、面接を受けている彼らが採用される可能性なんて限りなくゼロに近いのだった。銀行側が採用したい人間(都市部の国立大学や難関私学の学生たち)は端から決まっていて、本店見学ツアーさながらにいろんな部屋をぐるぐる回って様々な部署の方々の話を聞くこととなった。こちらは入社するつもりも無いので、適当に相槌を打ち続けるばかりだったけど、この無意味な拘束が1週間も続くとこちらも嫌気がさしてきてはっきりとお断りした。・・・そんなこんなが本書でも厭というほど書き連ねてある。

<目次>

Chapter1:「学歴不問採用」は実現可能か

Chapter2:「学歴」と「採用」の歴史

Chapter3:“超厳選時代”の「採用」の流れ

Chapter4:「採用」のとき「学歴」はこう使われる

Chapter5:「学歴」以外のチェック項目

Chapter6:入社後の「学歴」の意味

Chapter7:「学歴」と「選抜組」の因果関係

Chapter8:「超・学歴社会」という未来

Extra Part:有名企業はどの大学から採用してきたか――16年の変遷を辿る

でも、本書でも人事担当者の本音として書かれていた「いい人がいれば、いくらでも採用したい。」というのは切実な思いやなぁ。いかん、いかん、完全に採用する側のスタンスになっとる。

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