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2005年7月

2005.07.31

今週のBBQ 海水浴

今週は燻製はお休み。

BBQ:キャプテン・スタッグの七輪コンロの断熱材が、最近有名なアスベストではなく、発がん性の低い「セラミック・ファイバー」であることをメールで回答してもらい安心して使用。今回は野菜主体。長ナス4本、しし唐1パック。ベーコン20切れ。1時間ほど。

海水浴:3週連続の明石林崎松江海岸。9時過ぎに到着。しかしながら、日曜日は朝からあいにくの曇り空。というよりも、今にも降ってきそう。10時過ぎに「ゴロゴロ」って遠雷。水温も低いし、少し未練がましい様子の次女を急き立ててビーチテントをたたみ始めました。たたみ終わったころにポツリ、ポツリと。駐車場から出るときの降りようも気にするほどでもなかったためか、管理当番のおじさんに「もったないなぁ。すぐ止むで。」とか言われましたが・・・。クルマで走り出して5分もしないうちに、ワイパー、フル稼働状態に。われながら賢明な判断だったと。千葉では海水浴客が落雷に撃たれて重体。もったいないくらいで退くぐらいがちょうどエエんでしょうね。

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ショコラ

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ショコラ

ラッセ・ハルストレム監督 2001 ジュリエット・ビノシュ ジョニー・デップ

図らずも、まさに見終わって気がついたのですが、「サイダーハウス・ルール」に引き続きラッセ・ハルストレム監督の作品となりました。

戦後25年、フランスの片田舎を舞台に流れ者の母子が辿りついたところから話は始まります。自分自身では敬虔だと思い込んでいるものの、実は偏屈なだけのキリスト教信者の伯爵、ボート生活の流れ者ルー(大柴、うそ、ジョニー・デップ)たちとの葛藤、交流。そして「人生は変えられる」と、村人に語りかけ、仕掛けていく主人公が自らの母親のDNAからの呪縛から自身を解き放つラストシーンへ。

アメリカ映画(なんでしょう。英語だし。)でありながら、イタリア映画のようなテイスト。

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妖怪大戦争

i8cj8i000008yu111 妖怪大戦争

「亡国のイージス」を見に行ったら、妖怪大戦争のポスターや3Dの販促看板が配置されていました。

むか~しの「妖怪大戦争」の敵役はモアイみたいに顔が長い魔王みたいなヤツだったけど、今回はなんと「加藤保憲」が敵役らしい。水木しげる、宮部みゆき、京極堂と並んで荒俣さんも企画に参加しているらしいので、さもありなんってとこでしょうが、「帝都物語」、「帝都大戦」は東宝やったよな。

折りしも杉浦日向子さんが鬼籍に入られたとのこと、何かの因果でしょうか。

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亡国のイージス 映画

tra_thumb_051 亡国のイージス 映画

初日の昨日、1回目の上映に行ってきました。

結論から。「とても良かった。」

 スタッフのコダワリや想いの重さはひしひしと伝わってくるものの力みすぎて上滑りしてしまった感のある「ローレライ」、率直に言ってがっかりした「戦国自衛隊1549」。これぞ、三度目の正直(観る前には、二度あることは三度ある、って格言がちょっと脳裏をよぎったのですが。)。

 ネタバレになるので設定、ストーリーには敢えて踏み込みませんが、福井ワールドの重要なファクターである「心理描写、駆け引き」が巧みに組み込まれている印象を受けました。原作が長編だけにカットされた箇所も多いのですが、「ローレライ」や「1549」ほどの改変はなく、原作の尊重が好印象でした。ネタバレ覚悟で一点だけ触れるとすれば、原作で最も酸鼻を極めるシーン(原作をお読みになった方はすぐお分かりでしょう。エリート部隊の・・・)は上手に回避されていました。ホントはあのシーンがあってこそ、「日本人よ、これが戦争だ。」っていうセリフの生々しさが浮き彫りになると感じていたのですが。

このほか、TIPSを。

  • 北朝鮮が某国(亡国とはボウコクつながり。)になってました。バレバレですけどね。当初、「日和ったか。」とも感じましたが、北朝鮮のままでは自衛隊も全面協力できなかったでしょうね。もっとも、JMSDFの協力が得られなかった場合のバックアップに、タイ海軍とニュージーランド海軍にも打診していたらしい。タイ海軍って意外に強力なんですよね。空母持ってるし。
  • パンフレット¥1,000。台本つき。
  • 真田、中井、佐藤、寺尾、みなさん日本アカデミー賞の主演男優賞受賞者らしい。凄まじいキャスティング。特に寺尾聰は、これまで見たことのないような表情での演技。中井もミキプルーン・スマイルとは180度回転の冷徹な演技。

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2005.07.29

ライオンブックス るんは風の中/山太郎かえる

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ライオンブックス るんは風の中/山太郎かえる

手塚治虫のアニメで感動したいと思ったけど・・・??? ちょっとキツイかな。

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経済財政白書 2005

経済財政白書 2005

平成17年版経済財政白書公表にあたって

2001年の内閣府発足以来、経済財政白書は従来の経済白書から衣替えをして、5回目の刊行を迎えました。小泉内閣は、「改革なくして成長なし」との認識の下、各般の構造改革を進めてまいりましたが、白書では構造改革の進展と日本経済の現状と課題について、きめ細かく分析してまいりました。

 これまでを振り返ると、2002年初から続く景気回復は、追加的な政府支出に頼ることなく3年半に及んでおり、現在も日本経済は民需を中心に緩やかな回復局面にあります。・・・・・

・・・・・本白書により、日本の経済と財政に対する認識と、小泉内閣の進める構造改革の狙いについて国民の理解が深まり、日本経済が抱える課題の解決に貢献できれば幸いであります。

平成17年7月

経済財政政策担当大臣 竹中平蔵

そうか・・・、わが国は未曾有の好景気だったんだ。不景気なカオをしてるのって、トレンディじゃないんだ。

  1. 景気回復の長期化を目指す日本経済
  2. 官から民へ-政府部門の再構築とその課題
  3. 「人口の波」と経済構造の変化

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2005.07.26

今月のモデルグラフィックス

1874702501 モデルグラフィックス9月号

特集「宇宙世紀のバトルシップ」。アニメ系、それほど詳しくない(あくまでオタクまで達していないという意味ですが。)のですが、「こういうのもアリなんや。」と。この分野でもエッチングパーツも使う時代なんですね。1/700のパーツの流用とかをするなら、当然、その延長線上にエッチングもあるのでしょうね。作例で、艦上にMS、MAが並んでいる様子は、大戦中の戦艦や空母のようで魅力的。特撮プロップ風の仕上げの作例も面白そう。

何気に250号のキリバン。WTMの本、鋭意制作中のちっこい記事や秋水、もし実戦配備せば、のCG紹介とか。

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2005.07.25

内部統制の実践的マネジメント

4492601503 内部統制の実践的マネジメント KPMGビジネスアシュアランス㈱ 東洋経済新報社 ¥2,730

神戸大学教授の内藤文雄氏が巻頭で推薦されているとおり(著者である会社と関係の深い”あずさ監査法人”が国立大学法人神戸大学の会計監査人であることを考えあわせれば、この巻頭での推薦は”独立性”の観点から”いかがなものか”とは思うけれど。)、類書と異なり、著者が実践の中から掴み取ってきた自分の言葉で説明しているので説得力を感じた。この手の本の中では、もっとも個性的で判りやすい気がした。特に概念的に日本人にとって掴みづらいと思われる”プロセスオーナー”の説明コラムの下りは秀逸。

「弁当エース」も笑えるだけでなく、地に足がついた説明になっている。

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2005.07.24

今週も燻製、海水浴

先週に引き続き、今週も週末は燻製と海水浴。

燻製:火が安定するまで、鶏のホネツキを10本、ベーコンとかを焼く。その後、燻玉10個ほど、チーズ20切れほど、ソーセージ5,6本。先週より軽めに。

海水浴:9時の駐車場開場を狙って明石の松江林崎海岸へ。新たに装備した「ビーチテント」、「タンク式ミニ・シャワー」、「シュラフ」などを積み込んで出撃。やっぱり朝は、引っ掻き回されたプランクトンなどが夜のうちに沈殿して、水が澄んでいました。人が増えてきたので11時頃には退散。戻ってからは、家庭用プールで海水を落として改めてシャワーを。

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進化する日本的経営

315155311 進化する日本的経営 吉村久夫 日経BP企画 ¥1,470

副題、「全員リーダーの時代へ」。CAの藤田社長のブログでオススメだったので購読。著者の吉村氏は日経BPの元社長で、昭和の時代から大物経営者への取材を重ねてきた人物。そういった方が、古今東西の名著を引用(必ずしも日経のものばかりでないところが、好感。)しつつ、深く広い薀蓄をさらりと語りつつ、新・日本的経営を提唱する。

藤田社長にこの本を薦めた人物は誰か分りませんが、頻繁に「ビジョナリー・カンパニー」が引用されていることも関係があるのかもしれません。ちなみに、藤田社長は同書がきっかけで起業を決意したとも。

アメブロの例の「離婚」。たった1日でコメント千件突破。TBも400件くらいあったような。総じて、「励まし」とか肯定的なものが多かった。

ホントはもっとこの本について打ち込みたかったけど、今日は日焼け疲れ。

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20世紀少年 (4)(5)

070750032070790241   20世紀少年 (4)(5)  浦沢直樹 スピリッツコミックス 小学館 ¥530

 5巻目からいきなり急展開。

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枝吉子供祭り 2005

dscf0010_minidscf0013_mini  神戸市立枝吉小学校(神戸市西区)で、恒例の子供祭りが7月23日(土)に開催されました。

竹太鼓、子供みこし、枝吉音頭、打ち上げ・仕掛け花火、行灯など、情緒ぶかいプログラムが続き、午後6時から8時前まで、夏の初めの夕映えどきを彩りました。

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戦国自衛隊1549(原作)

4048736140 戦国自衛隊1549 福井晴敏 角川書店 ¥1,785

 ようやく読了。238ページしかないので、長編が多い福井作品の中ではずいぶん短い部類に入りそうです。

 率直に言ってエイガはアレレってままに終わってしまったけど、それでもやはり原作は福井ワールドと福井スタンダードをきっちり確保してくれていました。特に「羅漢兵」のコンセプトはエイガでも欲しかった。

 ただし陸自兵器に関しては、基本的な知識が無いとかなり読みづらいと思う。1549用の副読本もあるようですが、「J-GROUND」なんかで予習しておくと読みやすいと感じました。

 結局、エイガは原作に遠く及ばなかったようで、エイガが原作になんとか食い下がった「ローレライ」よりも”引き離され度”は大きかった。三度目の正直、「亡国のイージス」に期待。

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NPOという生き方

4569640745 NPOという生き方  島田恒 PHP新書 ¥756

(目次 AMAZONより)

●序章 NPOの感動と活力 
[第一部]現代社会とNPOの役割
●第1章 私たちはいま、どこにいるのか―経済突出社会の現実 
●第2章 豊かさの再構築 
[第二部]成功の原則・失敗の原則―NPOの運営 
●第3章 NPOの成功とその基本原則 
●第4章 NPOの失敗とその予防装置 
●終章 「もう一つの生き方」へ踏み出す

 巷にあふれているマニュアル、ハウツー本(もちろん、実務的にはそういった本が非常にありがたいことは言うまでも無いのですが。)と異なり、心構えや戦略を、深く長い経験に裏付けられた説得力でもって説明してくれます。 一言で言えば、「深い」。

「ミッション」

何は無くとも、「ミッション」。

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サイダーハウスルール

b00005hrb7 サイダーハウスルール  ラッセ・ハルストレム監督 2000

孤児院とリンゴ園(サイダーハウス)を舞台に、主人公の孤児(トビー”スパイダーマン”マグワイア)が「自分自身」で考えてひとり立ちしていく過程を、彼をとりまく人たちのそれぞれの思惑を絡めて描いていきます。産婦人科医師にして、孤児院の院長、親代わりの役でマイケル・ケイン。よく知りませんが、監督もエライ方らしい。

納得できる結末かどうかは、意見の分かれるところでしょうが、「自分自身で決める。」ことの大切さを訴えているように感じます。 

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2005.07.21

人民元ついに切り上げ

 とうとう人民元がついに切り上げられましたね。このナツのうちに切り上げが行われるのは間違いないと見られていましたが、たった2%っていうのは拍子抜けしたというかなんというか。でも、「固定相場制」からバスケット型「管理フロート制」へ移行したわけですから、そのスタートとして2%が示されたというだけなのでしょうか。今後、レートがどういった頻度で見直しされるのか知りませんが、毎日レートの見直しが行われるなら、受け止め側としては一般の変動相場制となんら変わらないと言えるかも知れません。

中国でのバブルに関しては、すこしばかりおっかなびっくりではありましたが、これで少しはというよりも当面のガス抜きになったと捉えられるんでしょう。

思えば、ドルショックも夏場、盆の頃だったような気がします。家族旅行先の保養所で、夜、テレビニュースを見ていた父が驚いていたことを思い出します。小学2年生くらいだったワタシには、その意味するところは理解できませんでしたが。もっとも、今回の人民元切り上げの意味するところがホントに分っているかどうかは甚だ心許ないのですが。

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2005.07.20

RAINBOW 二舎六房の七人(9)

071465341 RAINBOW 二舎六房の七人(9)   安部譲二 柿崎正澄 ヤングサンデーコミックス 小学館 ¥530

バレモトの想いを愚かだと誰も嘲笑(わら)えない。命がけでなければ恋でなんかあるもんか。恋ができる男は血が熱いんだ。

大丈夫。俺たち、アンチャン仕込みだかんな。

表紙は桜木”アンチャン”六郎太。

順番がチト狂ってしまったけど、現在手に入る単行本が全て揃ってしまった。

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2005.07.18

20世紀少年 (3)

070685621  20世紀少年 (3)  浦沢直樹 スピリッツコミックス 小学館 ¥530

漫画三昧の連休(土曜日は半ドンでしたが。)でした。たまにゃ、いいでしょ。

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RAINBOW 二舎六房の七人(7)(8)(10)

071379961071410591071507691 RAINBOW 二舎六房の七人(7)(8)(10)   安部譲二 柿崎正澄 ヤングサンデーコミックス 小学館 各¥530

#7:降り出した雨の中でマリオは激情を抑えかねた。いや、抑える気なんか最初から無かった。それは、雨で濡れて弾けたんだ。

#8:マリオとスッポン、それに血まみれのジョーを背負ったキャベツは懸命に東劇を目指す。「いつだってこんな場面ばっかだ。でもネンショー上がりはそう簡単には諦めねェのさ」

#10:恩着せがましいのはアンチャンの流儀じゃない。身体と頭(ペテン)を使って踏み出すんだ。幸せになれなきゃ、生まれてきた甲斐がねェからな!

#9:第9巻だけ、売ってなかったんよ。残念。 

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案ずるより燻製は易し

kuntama_minikunsei_sets   海水浴、ムーミンパパでの食事の後、大蔵海岸のスポーツデポで、ビーチ・テントセットと併せて「燻製セット」を購入。

「燻製セット」なるものが売っているわけではないのですが、2千円ほどのアルミの組立て式燻製バコとブレンドの汎用スモークチップ(500円ほど)を購入したわけです。こないだ買った七輪型のコンロを使って燻製するぞ。場所は自宅の屋根なしガレージ。

近くのスーパーで、鶏のささ身、バジル入りソーセージ、タマゴ、ベーコンとか購入。

燻製では1時間ほどは燻すことになるので、火種が安定していることが必要となる。そこで、点け始めの不安定な間は「焼き物」にしようと、鶏のささ身、ベーコン、ソーセージを焼く。ベーコンは黒焦げになったりしたけど、チキンは油が落ちて遠赤外線も通っているのか、絶品。ホンマ、うまかった。燃料は、着火剤、練炭、備長炭の順で。

それと並行して、家の中でゆで卵を6個。その後、しょうゆなどで15分ほど煮込んで「くんたま」の下準備。

「焼き物」が一段落してから、燻製セットで、「あじつけゆで卵」、「ソーセージ」、「ベーコン」を燻す。結局、1時間はかからなかった。チップの追加も1回だけ、というか焦げ臭い匂いに慌てて追加しただけ。今度はもうちょっと研究しよう。でも、こんな簡単にできていいんか、ってくらい濃ゆい燻製ができあがりました。

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明石 林崎松江海岸

明石 林崎松江海岸

いつものように思いつきで、「海の日やし、海水浴に行こう。」ということになり、昼寝した後、1時半頃に家を出発。10分ほどかけて松江海岸へ。近いのに行ったことなくて、対向車とすれ違いのできない細い路地に戸惑いつつも海岸へ。さすがに快晴の海の日、すごい人出。まともにいけば駐車場になんて入れるわけないのですが、2時前になると早朝スタート組の中にはぼちぼち帰りだす方も出てきて、結局5分も待たずに市営駐車場に止める事ができました。一日中とめても、5分でも千円。海の家もシャワー500円とか、ジュース200円で、まぁ良心的。海の家って、2ヶ月で投資を回収しないといけないのはキツイよな。

殆ど用意せずに、ビーチマット2枚とバスタオルだけもって親子3人で行ったのですが、ビーチにおられる方々、ビーチ・テント、パラソル、各種チェアなどフル装備。今度はちゃんと用意していこう。

でも、次女は海の中でおおはしゃぎ。海の家でカキ氷とたこ焼き、関東煮き(関東でいう”おでん”です。いまじゃ、関西でも”おでん”で通りますが。おでんを共通語にした功労者は”チビ太”か。)をほおばったインターバルを挟んで2時間ほど堪能しました。水深50cmくらいの浅瀬に、フグの稚魚(?)のようなメダカくらいの大きさの魚群が。40~50匹(もっと?)はいた。網でもありゃ、文字通り一網打尽にできるような無警戒ぶり。おもしろいもんですねぇ。でも、次は水が澄んでいる午前中に行こう。人出が多い場所は、朝と昼からじゃ水の透明度が雲泥の差になりますからね。

その後、ご近所さんの親子と待ち合わせて、絶景と日本一××と呼ばれる女子トイレのあるレストランムーミンパパへ。家族で、グランド・ムーミン、ステーキ丼などを食す。

さらにその後、大蔵海岸のスポーツデポへ。ビーチ用テント、シュラフ(3人分)、燻製セット一式、電池式ランタンなどを購入。

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Panzer Graph !

6871 Panzer Graph !  モデルアート臨時増刊 ¥2,300

金子さん責任編集の新雑誌。予告と表紙は違ってました。伊藤さんの作例が表紙。

モデルアートは「紙質」にコダワリがあるようで、オリジナル、増刊の別を問わず昔からしっかりしたコートがかかった紙を使っているようです。今回もご多分に漏れず、A4版で雑誌と言うより、カタログ、ムックの趣です。

季刊くらいで出るんだろうか。大日本絵画からは「ネイビーヤード」。こちらもA4版。¥2,000。模型誌ラッシュ。どこまでフォローし切れるのか。自問自答。

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2005.07.17

RAINBOW 二舎六房の七人(3)(4)(5)(6)

071204961071239551071293941071336471    RAINBOW 二舎六房の七人(3)(4)(5)(6)   安部譲二 柿崎正澄 ヤングサンデーコミックス 小学館 各¥530

#3: 羽がねェ。だから乗り越えるんだ。鍵がねェ。だったら造るのさ。それが自由の値打ちなんだ。

#4: 明日どんな風が吹くか、誰も考えない。何が起こっても最善を尽くすと最初から腹を括っていた。

#5: 身体に食い込んだ刃は、最初は冷たく、やがて灼熱する。

#6: ハンデをやって喧嘩をするなんて、こんな鉄火なことは聞いたこともねェだろうに、世間は手も叩いてくれねえ。そう思ったマリオは愚かだったが、それが、迸る若さでもあった。

結局、「20世紀少年」よりこちらを先に読むことにしました。既に出版されている巻数が10冊対19冊と倍近く「20世紀少年」の方が多いし。ノスタルジックな設定は共通するものの、ずいぶんと性格が違う作品ではありますが、その魅力は甲乙つけがたい。

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七年目の栄光と無念

って言っても仕事のことではありません。

自然って凄いと感じることは、日常生活の中でままあることですが、この季節、「梅雨明けを朝一番のセミの声で知る」ことが挙げられます。羽化時に激しい雨でも降ろうものなら、種の絶滅につながりかねません。

この時期、関西では「ミンミンゼミ」ばかりですが、昨日、散髪の帰り道に一般家庭の壁をじわりじわりと登っていく幼虫をみかけました。大きさからみてもミンミンゼミなのでしょう。ぜんまい仕掛けのおもちゃのように、ゆっくりゆっくりと足を動かしながら登っていきます。辺りを見渡してもコンクリ、アスファルトばかり。彼はどこから来たのか。きっと彼は7年(?)の下積みと準備期間を経て、今朝には大空へ飛び立ったのでしょう。苦節七年の上に輝く栄光、っていったところでしょうか。セミにとっちゃ栄光もへったくれもないでしょうが。

一方、今朝、明石城公園で見かけた悲劇2件。まず1件目。幼虫がぐしゃりと踏み潰されていました。クツで踏んだというよりタイヤに轢かれたようでした。原型をとどめぬほど、ぺっしゃんこ。小さなアリたちがたかっていました。そして2件目、殻からアタマをようやく出した辺りで絶命しているミンミンゼミ。どうやら羽化が始まったばかりの時点で枝から落っこちてしまったみたいです。後、2時間ほどで自由の身になれたのに。そして、その上を見上げると巨木の端っこの方のほそ~い枝には、いくつもの抜け殻が。なんであんな細いところまで、っていうくらいの細い枝です。羽を乾かすためには、ぶら下がるくらいの傾斜が必要なんでしょうが、あれじゃ落っこちても無理は無い。住宅の壁のように垂直なところでも羽化できるのに。明石城公園のミンミンゼミ、DNA大丈夫かよ。

7年間(これはクマゼミ?)も地中で頑張ってきたのに、地上を目指して登ってきてみれば、舗装されていて行けども行けどもお天道様を拝めない。そして絶命。

子供が小学生に上がる以上の年月をかけて成虫になるセミには、昆虫でありながら「人生」を教えてもらっているような気がします。

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20世紀少年 (1)(2)

070600002070650621 20世紀少年 (1)(2) 浦沢直樹 スピリッツコミックス 小学館 各¥530

高度成長期に少年時代をすごした商店街で生まれ育った小学校の同級生達。30歳を越えてそれぞれの現実、生活を背負い込みながらも、友人達の身に降りかかる不可解な事件。原点は原っぱの「秘密基地」とそこでちかった「世界征服」への「正義」か。

ノスタルジーと今の現実、ミステリーに空想科学そして友情。様々なファクターがてんこ盛り。さて、「RAINBOW」と「20世紀少年」、どっちから読むべ?

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RAINBOW 二舎六房の七人(1)(2)

071119161071161131 RAINBOW 二舎六房の七人(1)(2)   安部譲二 柿崎正澄 ヤングサンデーコミックス 小学館 ¥530

安部譲二の自伝的コミック。

「生き延びろ、シャバの空気を吸うまでは。」

昭和30年、湘南特別少年院に堕ちた七人の男がいた。喧嘩、脱獄、私刑・・・・壮絶な毎日を過ごしながらも、友との絆だけを胸に出所(パイ)を待つ少年たちに、安息は訪れるのだろうか?徹底したリアリティーと圧倒的な画力で見せる青春群像、ここに始動!!(オビより)

看守、石原の執拗なイジメ(やがてイジメを通り越し、嘱託医佐々木と結託し、表面的には合法的な形での文字通りの抹殺を企てはじめ・・・)が「アンチャン」こと桜木を、手を代え品を代え襲い掛かる。

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道路の経済学

4061497820 道路の経済学 松下文洋 講談社現代新書 ¥735

「アクアラインは800円でよい!」、「必要な道路」「無駄な道路」はどう見分けるのか?よくわかる公共投資分析

東京湾アクアライン、当初の通行料(片道)4,000円、途中から3,000円。著者が共同開発した権威あるシミュレーション・システムによる試算800円。これに影響を受けてか、平日、夜間、ETC利用者に限り、1,000円にする実験が始まったそう。

そもそもこのアクアライン、神奈川から10万人が千葉へ移住し、その人たちが毎日クルマをつかって神奈川側へ通勤するといった荒唐無稽なシナリオをもとに片道¥5,000の料金設定をしていたらしい。「万里の長城」やね。そして1兆4,400億円が投入されたわけです。ようやるわ。

海外で生活されたことがある方には当たり前のことなんでしょうが、そもそも高速道路が有料になっている国は殆どないらしい。先進国(OECD加盟国ってことでしょうか。)では日本とイタリアだけだそうですが、イタリアにしたって日本ほど高額じゃない。アメリカじゃその名のとおり「フリーウェイ」って言うしね。バンバン高速道路造ってる中国じゃどうなんだろう。第2東名、1m1億円ってすごいですよね。平均的なサラリーマンは一生かかって3mか。そもそも乗用車1台分の長さにも満たないってことは、一生かけても駐車すらできないってこと。

(目次)

  1. なぜ日本の高速道路は有料で世界一高いのか?
  2. アクアライン通行料は800円でよい
  3. 「経済性」をどう評価するか
  4. 環境への影響をどう評価するか
  5. 持続可能な成長と交通政策の転換
  6. 本当の民営化とは
  7. あなたは「合意」できるか?

(Amazonから)

松下 文洋
1947年生まれ、立教大学社会学部卒。日本ランディック、ソフト化経済センター「新時代の都市計画」主査を経て、アプレイザル代表取締役。法政大学法学部講師。不動産鑑定士
 

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2005.07.10

クロサギ 1 2

comi_011comi_021 クロサギ 1 2  黒丸 夏原武(原案) 小学館 各¥550

(オビより)

世に詐欺師、3種あり。人を騙し金銭を毟り取る白鷺(しろさぎ)、異性の心と体を弄ぶ赤鷺(あかさぎ)、そして人は喰らわず白鷺と赤鷺のみを喰らう史上最凶の詐欺師-黒鷺(くろさぎ)。父親が詐欺師に嵌められて起こした無理心中で唯一生き残った黒崎は、この世の白鷺を食い尽くすため、家族を破滅させた鷺の計画を立てた張本人であるフィクサーと呼ばれる男から情報を買う、黒鷺となった。

(1巻に出てくる詐欺の手口)

  • 財団融資詐欺
  • 美容品詐欺
  • 古美術商手形パクリ詐欺
  • 高級外車詐欺

(2巻に出てくる詐欺の手口)

  • 就職詐欺
  • ベンチャー企業詐欺
  • 家賃詐欺

いずれも実在の事件をベースにフィクション化されており、巻末にはそれぞれ1,2ページの活字解説つき。

「鳥越俊太郎氏激賞。」とか猪瀬直樹氏の名前が出てるオビもあるようですが、ほんとかいな、って感じ。確かに面白いけど、「ナニワ金融道」ほどリアルじゃないし、「ベンチャー企業詐欺」のように展開に少々(というかかなり)無理のあるネタ(たしかにIPO関係の詐欺事件は実在するんでしょうが。)もあり、多少、興ざめ。

何本か「読んでみようか」と手に取ったコミックのシリーズがあったのですが、このシリーズは「試用期間」扱いの2巻までにしておこうか、と考えているところです。

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帝国の逆襲

いま、テレビでSWエピソード5「帝国の逆襲」やってます。エピソード3が出るまでは、文句なしに最高傑作と呼ばれていたもの(ほんまか)だそうです。

「ヨーダ」が初お目見えしたのもこのエイガですが、有名なヨーダ=依田教授の噂に関して、詳細な解説がされているサイトがありました。勝手にリンク張っちゃいました。すみません。

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バキ No.27

4253209777 バキ No.27 

板垣恵介 少年チャンピオン・コミックス ¥410

登場人物は前巻、前々巻と同じ。勇次郎vs郭海皇。決着。と言ってよいのかどうか。次巻からは、モハメド・アライJr.を軸に新展開。

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スカイキャプテン

b00067hdys スカイキャプテン & ザ・ワールド・オブ・トゥモロー  2004

 舞台は1939年のNYからスタート。ネタバレになるので筋は明かしませんが、「少年倶楽部」の「浮かぶ飛行島」や「空中軍艦」を米英人に置き換え、派手にしたって感じでしょうか。さらに言えば、人間関係はキャプテン・ハーロックの世界。スカイキャプテンはハーロック、トチローやエメラルダスに当たる連中も出てくる。アンジェリーナ・ジョリーがエメラルダス役だろうけど、キャプテン・スカーレット風なテイストあり。なんとかエンジェルス(日本人も含めた3人組)ほどセクシーではないけど。

 これがハリウッドでなく、日本で作られていたらなぁ、とつくづく感じる。ジュード・ロウ演じるスカイ・キャプテンは万能P-40ウォーホークに乗っているけど、イメージはやはりフライング・タイガース(中国を舞台に日本軍と戦った飛行義勇軍。撃墜数はホラ・ノート。日米開戦前の帝国陸海軍のパイロットの技量に敵う訳ないやろ。)のシェン・ノートから来ているんだろう。P-40にノーズ・アートはシャーク・ヘッドだし。スカイ・キャプテンも南京で義勇軍に参加したとか言ってたし。日本版を作るなら、乗機は?順当にいけば「零戦」でしょうが、急降下限界性能を考慮すれば、超音速も可能だったとか言われるほど頑丈な「飛燕」か。かっこいいから「絵」になるしね。でも「絵」になるって言えば、やっぱり「震電」になるんかな。途中でバージョンアップして推進式(ジェット)の「震電改」も登場!この「震電改」、ハセガワが何年も前に1/72で製品化している。想いをめぐらし始めると、また妄想ワールドへ突入してしまうな。

(Amazon から)

《監督・脚本》 ケリー・コンラン
《製作総指揮》 オーレリオ・デ・ラウレンティス
《製作》 ジョン・アヴネット / ジュード・ロウ / サディ・フロスト / マーシャ・オグレズビー
《撮影監督》 エリック・アドミンス
《プロダクション・デザイン》 ケヴィン・コンラン
《編集》 サブリナ・プリスコ
《VFX監督》 スコット・E・アンダーソン
《音楽》 エドワード・シュアマー
《衣裳》 ステラ・マッカートニー
《出演》 ジュード・ロウ / グウィネス・パルトロウ / アンジェリーナ・ジョリー / ジョバンニ・リビシ / マイケル・ガンボン / バイ・リン (ローレンス・オリビエのクレジットもあったような)

豪華スターの共演によるアクション・アドベンチャー。従来の映画と違うのは、俳優たちがすべてのシーンをブルーバックで演じ、背景のほとんどがCGという手法だ。1939年のニューヨークを、巨大ロボットの軍団が襲撃する。新聞記者のポリーが果敢に特ダネを狙う一方、通称“スカイキャプテン”の空軍パイロット・ジョーはロボットを攻撃。ふたりは、この襲撃を仕組んだ悪の正体を探ろうとする。
   CGアクションだが、映像に薄っぺらさを感じさせないのは、30年代を意識したレトロなテイストを基調にしているから。全カットにデジタル処理が行われ、俳優たちの部分も色彩を調整。ジュード・ロウとグウィネス・パルトロウは、現代のハリウッドで、クラシカルな香りも持ち合わせる数少ない俳優であり、主人公ふたりのやりとりにも往年のコメディーが意識されている。ストーリーの粗を探せばキリがないが、巨大ロボットが闊歩するマンハッタンや、空中に浮かぶ航空母艦に圧倒され、こだわりの武器やファッションなど、子ども時代の冒険心をくすぐる要素は十分。映像だけで魅せてしまう荒技に酔える。

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2005.07.09

今日のIQサプリ

今日のIQサプリ

夏のドラマ(第2クール)特集。番組ごとにキャストが3人ずつ回答者として出席。ヒロイン、美女ぞろい。質問、回答なんて全然覚えてないけど実に華やかだった。

  • 「スローダンス」:広末涼子
  • 「海猿」:加藤あい
  • 「がんばっていきまっしょい」:鈴木杏
  • 「電車男」:伊東美咲

特に、伊東美咲、すごいオーラ。雑誌のモデルから女優に転身してからしばらくは、まるで大根だったけど、「海猫」で完全に一皮むけたって感じですね。それが、座って笑っているだけで強烈なオーラに昇華されているみたい。「電車男」の「エルメスたん」、中谷美紀を超えられるか?所属、「研音」か。「スターダスト」ぽいと思ったけど(根拠なし)。ちなみに映画版は、ヒーロー、ヒロインともにスターダスト所属。

「海猿」、昨年のエイガをロードショーで見た際、エンドロールの後で次回作を予感させるカットが入った(これは最後まで席を立たないようにというアドバイスがネット上で流れたため。)けど、まさかTVドラマになるとは。立派な原作(「ブラックジャックによろしく」の人。)があったし、エイガの出来も良かったけど、興業的にはどうだったんだか。このエイガでも加藤あいばっか目で追ってた気もする。彼女、現役の大学生なんや。電車男、伊藤淳史、映画では人命救助に向かって助命しようとした人もろとも溺死しちゃったけど。

「がんばっていきまっしょい」、何年か前のエイガ(主演:田中麗奈)のTVドラマ化。舞台が愛媛の「松山第一高校」。現在も実在するのは、「松山東高校」らしいけど、「坊ちゃん」もここの前身が舞台らしい。自分自身が地方の公立進学校(公立にしては進学率がいいって程度です。)出身なので、バンカラなほのぼのした感じに、自身の高校時代と共通するものを感じ、ノスタルジーに浸れた。IQサプリに関して言えば、3人の回答者のうち柴田理恵の代わりに相武紗季(パイロットとかミスドのCFの子)をキボンヌ(柴田さん、ほとんど回答してなかったし。)。所属はボックス・コーポレーション。一色紗英もここなんや。CX系ドラマ「1242khz~こちらニッポン放送~」の独善的だけど努力家のディレクター役、迫力あって魅力的。こういう役、松雪泰子も決まるんやなぁ。

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アメリカ 最強のエリート教育

4062722925 アメリカ 最強のエリート教育  釣島平三郎  講談社+α新書 ¥880

米国生活が長く、米国で教育を受けた長男、次男の全面協力もあって完成した本らしい。ランキング等のデータも多く、面白く読める。挿話が多いのも説得力を生む一方、あっさりした書きぶりでイヤミがないので読みやすい。アメリカってやっぱりすごいな、馬鹿にしたり無視したり、逆に卑屈になったりせず、80年代にアメリカが日本に対したように、立派なところはイタダキってのが真っ当な対処法なんでしょうね。

ノーブレス・オブリージュって絶対必要やね。また、キビキビしているってのは、アメリカ人というより、むしろ日本人の美徳やったと思うけどなぁ。”サムライ”教育復活させんとイカンなぁ。(なんじゃそりゃ?)

(Amazon から)

出版社 / 著者からの内容紹介
徹底したエリート教育、才能教育のすべて!!
米国をリードする人材は、こうつくられている!!
政治家、経営者・実業家、弁護士、医者、学者・研究者、文化人を生む超エリート教育とは?
アメリカは、エリートが社会をリードする国である。家柄に関係なく誰もが平等の立場から出発するが、人生の初期にエリート層を選別し、将来の社会の指導者として教育で厳しく鍛え上げるエリート教育が有効に働いている。エリートは、それにふさわしい能力があるからこそ高い地位につくが、それに対する責任もあり、真の意味での能力主義の国である。彼らエリートには、正しいと思えば一般大衆の不興を買うことを恐れず、憎まれても信念を曲げない強さがある。この強力なリーダーこそが少数のエリート層と呼ばれ、社会の各分野で活躍している。彼らは現在のアメリカの「この国のかたち」をつくり出し、米国の発展を支えているだけでなく、今や世界全体の政治や経済、文化、科学、芸術に大きな影響を与えている。
●アメリカの少数エリート層
●エリートの代表は大統領
●アメリカは日本以上の学歴社会
●日米の教育事情の違い
●小学校から高校までの才能教育
●名門大学の入学難易度
●アイビーリーグとトップ25大学
●MBAの大学間初任給の格差
●スーパーエリート教育機関
●24時間体制の教育


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
釣島 平三郎
1942年、兵庫県に生まれる。1965年、慶応義塾大学商学部を卒業後、ミノルタに入社。1977年、マイクロ機器販売部門を設立し販売網を確立するため、アメリカに駐在する。1988年、Minolta Advance Technology社社長に就任。1997年、Minolta Systems Lab.社社長に就任。アメリカ駐在約17年の間に数多くのエリートたちに接し、エリート教育の実際を知る。また、ニューヨーク州立大学財団理事など、多くの大学の理事を務める。2001年、帰国。2002年、つるしま経営事務所を設立。2003年、太成学院大学経営情報学部教授となる

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2005.07.05

NPMによる経営革新

4313160043 NPMによる経営革新―WillとSkillの統合モデル 大住荘四郎 学陽書房 ¥2,940

  1. マニフェストとNPM論
  2. 自治体の経営改革モデル-二つの山をどう越えていくか?
  3. NPMの視点からみた三鷹市のマネジメント改革
  4. NPMによる北欧型改革モデル
  5. 長野県企業局民営化構想-長野モデルの構築と実現へ
  6. 参加・協働型NPM
  7. NIRA型ベンチマーク・モデルの開発と可能性
  8. ベンチマーキングからBPRへ
  9. BPRによる自治体革新
  10. 供給サイドのBPR
  11. 総合計画から戦略経営へ

盛りだくさんの内容ですが、いずれもムダを削いだ圧縮、要点整理版のようです。理論と実践例を、カチッ、カチッと一歩一歩踏みしめながら展開されているような印象を受けました。(どんな印象やねん、この表現?)

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道路公団民営化を嗤う―これは改革ではなく成敗である

4794806507 道路公団民営化を嗤う―これは改革ではなく成敗である  諏訪雄三 新評論 ¥2,625

猪瀬さんの本(道路の権力。「わが闘争」扱いされてますが。)が出た後に、書かれた本。通信社の記者としての視点から書かれてはいるけれど、本人も認めているようにニュースソースは当局からのものに偏っており、猪瀬さんやNHKのような独自取材はあまりないみたい。組織ではなく、あくまで個人的な活動としての出版のよう。

民営化のスキームの解説のくだりは結構なんだけど、はっきり言って公団のsiteの方がわかりやすいし、おまけに詳しい。

つまるところ、マスコミが勧善懲悪の政治ショーに仕立て上げた茶番であった、と言いたいみたい。登場人物みんな、どっちもどっちだと言いたいのか。そして中国にスケールアップされたニッポンの二の舞を見る想いで締めくくられる。

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2005.07.03

スターウォーズ4 New Hope

b0001x9bmy スターウォーズ エピソード4 新たなる希望

今、テレビ朝日系の「日曜洋画劇場」でエピソード4、やってます。

初めて予告編を見た際、本編を見た際にはあれほど衝撃的であったにもかかわらず、ほのぼのとしたもの(単なるノスタルジー?)を感じてしまう。オリジナル版ではなく、デジタル・リマスター版の特別編だけにレーザーなんか綺麗な感じがする。

エピソード3を見た後で、エピソード4を見るのが、これからの「正しい」SW鑑賞の仕方になるのかもしれない。そして、それを偶然にも地でいっているのですが、しっくりくるようなそうでないような。もっとも、しっくりくるようにエピソード3では最新の注意を払って工夫されているわけですが。

当初は、ジェダイ・マスターとジェダイ・ナイトって区別されていなかったのか?「ジェダイの騎士」って言い回しがよく出てくる。もっとも、アナキン、ベーダーは、ジェダイ・ナイトにはなったものの、ジェダイ・マスターになる前にフォースの暗黒面に落ちたわけか。また、「フォース」には「理力」って訳がついていたような気もする。・・・なんて、いろんなことが思い出されて楽しい。

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DEATH NOTE 7

4088738306 DEATH NOTE 7  大場つぐみ/小畑健 ジャンプ・コミックス ¥410

待望の第7巻。

1巻から6巻までを一気読みしてしまっただけに、インターバルが長かった今回は筋と感覚を取り戻すのに少し時間がかかった。

少し中だるみ気味だった前巻までと比べて急展開。このコミックには「タブー」は無いのか?登場人物が入れ替わっていく大河ドラマとしては渡鬼なみ。キャラクターへの情け容赦なさ度では「リング」、「らせん」、「ループ」なみ。

しかしながら、この思い切りの良さには、清々しさすら感じる。

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スターウォーズ3 シスの復讐

news_head1 スターウォーズ エピソード3 シスの復讐 2005 G.ルーカス監督 ユアン・マクレガー ナタリー・ポートマン ヘイデン・クリスチャンセン イアン・マクダーミド サミュエル・L・ジャクソン ほか

スターウォーズ6部作、完結。ってことで先行ロードショーの昨日、ワーナーマイカル明石で観てきました。マニアックな方々は先々行ロードショーの6月25日に見に行かれたのか、昨日はそんなに混んでなかった。

これでエピソード4から始まって全てをロードショーで見たことになる。これだけの人気シリーズだけど、通しでロードショー観劇した人は意外に少ないのかもしれない。

エピソード4を見たのが中学生のとき、今は無くなってしまったOS劇場のシネラマで見たような気がする。「アメリカからすごいエイガがやってくる。」って封切に先立ち、テレビで特番がたくさん組まれた。その際に見たミレニアム・ファルコン号の機銃座(?)の映像や、初めて見るシュノーケル・カメラからの映像(Xウィング・ファイターがデススターの運河の中を飛ぶシーンなど。「空軍大戦略」やモスキートが活躍する「633爆撃隊」が、スペース・オペラになったなんて感じた。)にビックリ。これぞ、映画の決定版、これ以上のエイガは今後、出てこないだろうなんて確信したりしてしまった。タトゥーンで、ルークの乗るエアカーがなんで浮いているように見えるのか不思議でならなかった(車体の下に鏡をはってタイヤを隠したらしい。砂漠じゃこれでも十分にステルスになるみたい。CGなんて無かった時代。)。米国での封切が後になったスピルバーグの「未知との遭遇」が日本ではスターウォーズより先になったり、SFものが注目された時期だった。よく引き合いに出されるエピソードですが、ルーカスのオファーを断らずにオビ・ワンを三船敏郎がやってたらどうなってたんだろう、と思う。「1941」のコンパスの壊れた伊号艦長に出演して二重にミス・チョイスした、なんて言われちゃったりして。ミフネ・オビ・ワンなら、アレック・ギネスよりもはるかに濃ゆ~いジェダイ・マスターの激しい殺陣が見れたのに。そして、エピソード1から3のユアン・マクレガーの役は誰がやってたんだろうとも考えてしまう。剣戟とアクションが出来て三船敏郎に通じる彫の深いカオといえば、真田広之しかいないだろう。渡辺兼とは少し雰囲気が違うしな。

その後、「帝国の逆襲」の最後のシーン。んな、アホなって感じやった。当時は、あまりに意外だったんで混乱してしまった。予告編のナレーション、The Empire strikes back. ってのが印象的で耳に残った。エピソード6の「ジェダイの復讐」、このタイトル、今回のエピソード3と完全に韻を踏んでいるわけですね。「Revenge of the XXXX」のXXXXがJEDIかSITHなのか。もっとも最近じゃ、「ジェダイの帰還」って訳されているみたいですが。

そして本編。CGに凄まじいコストがかかっていることが容易に想像できる冒頭の戦闘シーンでまず圧倒される。スクリーンいっぱいに広がる戦闘場面に、どこを見つめていいか分らなくなるほどのスピード感。説明臭くなる箇所も出てくるけど、後半は、エピソード4にキレイにつながる伏線がたくさん用意されていてうれしくなってしまう。1カットだけですが、建造中のデス・スターやターキン総督(エピソード4の人に雰囲気、似せてる。)も出てくるし。

映画館では、エピソード4からの復刻版がセットになったパンフレットのセット(¥3,900)も売られており、一瞬、買おうかなとも思ったけど、シリーズ全部持っているはず、と考え直した。でも山のように積み上げたパンフの中からより分けるくらいなら買っておけばよかったとも・・・。微妙。

中学生の頃、エピソード4と5のノベライズは読んだ(気がする。間違いなく4は読んだはず。同時期に「未知との遭遇」のも読んだ。)けど、改めて1から6まで読んでみたいとも思う。こんなことを思うようになったのも、「とうとう終わってしまった。」って感じているからかもしれない。エピソード7から9なんて、ほんとに構想としてあったのかどうかさえ疑わしくなってきてるらしいしね。ルーカスが「あれは冗談だった。」って言ったとか言わなかったとか。

 

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BIG FISH

b0001gy9q4 BIG FISH 2003 ティム・バートン監督 ユアン・マクレガー ジェシカ・ラング ほか

学生時代の親友の推薦。映画好きのオススメだけに、おもしろうて、やがて悲しき、というかホロっと感動的。

おもしろうて、っていうのも奇想天外でテンポよく進んでいくので飽きないって意味も含まれています。「フォレスト・ガンプ」もスピーディーでかつ奇想天外な変人の一生でしたが、この映画も変人(というか変魚というか。)の自叙伝風の仕立てになってます。本人(ストーリーテラーのオヤジ)の妄想がイースト菌のように事実を膨らませてしまうので、「フォレスト・ガンプ」より幻想的で唐突な展開が入り込みます。でも、サイド・ストーリーも含めてキレイに収まってくるんやなぁ、これが。

ティム・バートンってサルの惑星を撮った人やったんやな。これ、TSUTAYAで借りたDVDで昨日見たんですが、同日の夜、同じくユアン・マクレガー主演のSW3を見ることとなり、ユアン2連発。コミカルな本作に比べて、めっちゃシリアスな表情が続くSW3、対照的。

観おわって、清清しい気持ちになれるエイガでした。

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2005.07.02

アクセス、感謝!!!

このブログ、今日、明日にも累計アクセスが20,000に達しそうです。昨年10月から始めて約9ヶ月。2000年に始めたもともとの個人siteが10,000カウントを超えるのに3年ほどかかったことを思えば、凄いペース。力み具合から言えば、もともとの板(いた)の方が力が入っていたと思うし充実していたようにも思えるけど、ブログのスピード感、手軽さは作り手としても強烈な魅力。ブログが社会現象になるほどのブームだというのも納得してしまう。

このブログも開設当初は、1日、20~30件ほどのアクセスだったのが、コンスタントに100件を超えるようになって久しい。開設からの1日平均アクセス件数は109件。記事が溜まっていくので検索に引っかかるキーワードが増えていくからってことらしい。傾向的には、週末にアクセス数が高まっている気がする。逆に金曜日なんかは意外に低かったりする。

くだらないことや、偏った内容、ときにはエラソウな、ゴーガンフソンな書きぶりで、気分を害された向きも少なくないと思う。これでも言い回しには、それなりの配慮をしているつもりなんですが、敢えて配慮を欠いたほうが迫力を生む場合もありますし。

無定見、無節操なこのブログではありますが、あくまで「個人的な」スタンスでこれからも続けていきたいと考えています。どうせなら、多くの方に、そしてできるなら熱心に見て欲しいものではありますが、アクセス向上を意識してテーマを選んだり、観てくださる方に阿るような態度は今後とも一切とるつもりはありません。厚かましいのですが、「自分と家族」のためを優先して打ってます。

なんて、堅苦しいことを打ちつつも、「多いに大感謝」です。今後とも「ぼんじん日記」をよろしくお願いいたします。

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さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 山田真哉 光文社新書 ¥735

萌ちゃんこと「女子大生会計士の事件簿」で一躍有名になった著者が、「いかにわかりやすく会計」を説明するかにココロを砕いた本です。

でも、アマゾンのレビュー、散々。厳密さや正確性と、わかり易さ、親しみやすさを両立させることは至難であることを図らずも示してしまった。もっとも、さおだけ屋のくだりやフランス料理店の謎なんか、私は楽しめましたけどね。

高校(兵庫県立神戸高校)の後輩でもあって少し贔屓目に見てるんでしょうが、まだ20代でしかも少し回り道をしておられるので公認会計士としてのキャリアが殆ど無い中で小説や入門書を書かれているわけで、会計の専門家と言うより教育家のタマゴが初心者の目線で書いた居るといったところでしょうか。

数字大嫌い、暗記も苦手
でも会計は知っておきたい
大ざっぱに会計の本質をつかむ

◆挫折せずに最後まで読める会計の本
この本は、「会計が嫌い」「会計が苦手」「会計を学んでも意味がない」と思っている方のためにあります。「会計」はけっしてやさしいものではありませんが、《会計の本質的な考え方》はそれほどむずかしくはありません。本書では、日々の生活に転がっている「身近な疑問」から考えはじめることで、会計の重要なエッセンスを学んでいきます。
本書は、いわゆる「会計の入門書」ではありません。細かい財務諸表はひとつも出てきませんし、専門用語もそれほど多くはないので、気を楽にして、ひとつの読み物として読んでみてください。きっと会計に対する見方が変わるはずです。

◆身近な出来事から「会計」がわかる!
スーパーの完売御礼でわかる「機会損失」と「決算書」
飲み会のワリカンでわかる「キャッシュ・フロー」
4334032915 住宅街の高級フランス料理店でわかる「連結経営」
2着で満足する麻雀打ちでわかる「回転率」
商品だらけのお店でわかる「在庫」と「資金繰り」

(Amazonより)

面白いけど、仕事に役立つわけじゃない。決算書が読めるようになるわけでもない。とにかく、会計、経理と聞いただけで目を伏せてしまうような人を一人でも減らしたいと考えた著者と読者層の掘り起こし、裾野を広げようと考えた出版社の思惑が一致したってことかもしらない。でも、(繰り返しになりますが)面白いですよ。

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SADAKATA 俺はこうして成りあがった

4777101649 SADAKATA 俺はこうして成りあがった 貞方邦介 ゴマブックス ¥1,365

飲食店経営、空間プロデュース業で大成功。TVでの露出も多いALCAZABA社長の半生の自叙伝です。

フェラーリ(F50!)、ランボルギーニ、ベントレーを乗り比べ、ヘリでそばを食べに行くらしい。この人も毎年かならずコンサートにいくヤザワ・フリークとして有名。

はじめに
(抜粋 Amazon より)

 小学生の頃、スーパーカーブームでフェラーリやランボルギーニに憧れたのが、社長を志したきっかけだった。20代でフェラーリを手に入れる。30歳で豪邸を建てる。40歳でホテルオーナーになる。夢は広がっていった。

 その夢を実現するために、「自分にできることは何か」をずっと見つめ続けてきた。

 単身、福岡から上京し、3浪して、ようやく大学に入学。家賃6万円のアパートに住み、レストランバーで時給850円でアルバイトを始めた。目の前にバブルを体験し、ショックを受け、グラスを洗いながら、80センチ先にあるカウンターの向こうの世界に行くしかないと、会社の前身であるサークルを仲間たちと起ち上げた。1年後、大学在学中に会社を設立。コネもない。資金もないスタートだった。

 就職が近づくと、仲間たちは、僕の元を去った。もう一度イベント業に立ち返ろうと決意し、当時まだ珍しい存在だった、ねるとんパーティをいち早く主催し、たった一人で会社経営を続けた。イベントが軌道に乗ると、ハコを持ったサービス業をしたいと思い、200万円の資金で、たこ焼屋を始めた。繁盛店になった。

 これが始まりだった。

 どんなことがあっても、夢は決して忘れなかった。それが今の僕をつくった。

 スーパーカー、豪邸、ヘリコプター……多くのモノを手に入れた。

 そして、多くのモノを手に入れたことで、次の世界が目前に開け、新たな夢の実現に向け、また走り始めた。

 夢に向かって走り続ける僕が、いかに夢を実現し、そして成り上がったか――
 本書は、多くの人との出会いや、数々のピンチなど、自分で体験してきたことから導き出された、「貞方流成りあがり方」。それは仕事に留まらない生き方のエッセンスだと思っている。

 ハッピーになるチャンスは誰にでもある。本書を読んでくれるみんなが、ハッピーになることを願ってやまない。

貞方邦介

この「はじめに」、「成りあがり」の冒頭を確信犯的に強く意識しているみたい。また、そこがうれしかったりするんやけどね。

こういう「アツイ」本は、元気を貰えていいよな。ココロの栄養ドリンクやね。

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自分のまわりにいいことがいっぱい起こる本

441303449x 自分のまわりにいいことがいっぱい起こる本 原田真裕美 青春出版社 ¥1,155

幸運も不運も選んでいるのは自分自身。本当の自分が望んでいることなら、必ず幸せに出会える。ニューヨークで活躍中のサイキック・カウンセラーが初めて書き下ろした幸運のセラピー。自分で自分を幸せにする方法を伝授する。
(Amazon より)

サイキック・カウンセラーってのがいいよな。この人、他人の前世も見えるんやって。

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