「談合業務課」
「談合業務課」 現場から見た官民癒着 鬼島紘一 光文社 ¥1,470
(オビより)
著者は元大林組課長 汐留、丸の内、六本木ヒルズ・・・ 最先端の超高層ビル建設をなぜ、「大林組」は相次いで独占できたのか。
しっかし、ここまでよう書いたなぁ。殆どが実名。生々しい。
でも、これだけ本は売れても、関係者は「黙殺」。のよう。
先日、英国に行ってきただけに、ニッポンってつくづく「土建国家」だと感じた。広い意味の建設業は、単なる一業種を超えた「国の性(さが)」を形作る重要なキーセクションとして位置づけられているように感じる。
ロンドンには殆ど高層建築はないし、100年、200年前の建物が居住用、事業用ともに当たり前のように立っている。むしろ50年も経っていないような建物の方が珍しいように見受けた。こんな国じゃ、日本の政治システム、特に金がらみの側面、は成り立ちえないよな。
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コメント
多くは語れませんが、談合は大小いろんなところに潜んでいると思います。
それで恩恵を被っている国民も多くいるということではないでしょうか?自分のクビを自分で絞めている....
投稿: Mizo | 2005.10.02 22:30
そうですよね。
談合に限らず、違法であったり異常であったりする状況が続くと、人間って慣れたり、それが当たり前だと思ってしまうんですよね。
この本でもそんなエピソード(談合が当たり前だと思っている建設業界の人間が、真っ当なセンスの他業界の経営者にケンもホロロの扱いを受ける下り。)が出てきたりします。
結局、こんなところもガイアツがかからないと、根本的には改善されないのかも知れませんね。
投稿: ぼんじん | 2005.10.03 01:36