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2005.10.13

功名が辻 (1)

4167663155 功名が辻 (1) 司馬遼太郎 文春文庫 ¥570

来年のNHK大河ドラマの原作。山内一豊と賢妻千代。一豊は誰か忘れてしまったけど、千代は仲間由紀恵だったと思う。司馬遼太郎の描写では、もうちょっとぽっちゃりしたタイプのようなんですが、そんなことはどうでもいいでしょう。杉田かおるの自主降板とか、始まる前からいろいろあるみたいですが。

物語は、織田信長が浅井長政を攻略する前から始まり、架空の男女の忍びなども交えて、一見、うだつの上がらないオヤジ、伊右衛門(お茶みたい。後の一豊。)がトントン拍子に出世していく様が描かれています。バカ扱いされることもあるような伊右衛門ですが、もちろん常人以上の才能と意識の高さがあることは当たり前で、千代たちに触発され成長しているのだと受け止めています。

まむしはともかく、信長、秀吉、家康そして武田、毛利たちの「国盗物語」を、歴史のメインストリームとして捉えるなら、一豊はサイド・ストーリーでしかないわけですが、「落ち目の零細企業の人はいいけど頼りない二代目社長と、それに嫁いだ才気煥発な妻の二人三脚物語」として眺めれば、親近感も湧くというものです。

文庫版で全4巻。他の本の合間に楽しんでいきます。

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