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2005.10.10

三つの民営化

315944371 三つの民営化 -道路公団改革、郵政改革とJR- 角本良平 流通経済大学出版会 ¥3,150

(セブン&ワイ より)

10月には道路関係四公団に代わる高速道路株式会社6社が、いよいよ発足する。高速道路の管理会社と資産保有会社の分離という複雑な上下分離体制で当初の目的を達成できるのだろうか。郵政の民営化についても「政府の保護と関与」の継続や金融を含めたグループ経営の維持が予測され、いまだに国民には民営化後の全体像がはっきりしないままである。これらの民営化は21世紀の日本を方向づける大改革である。本書は、改革成功のための手掛りを提供する。


序章 三つの民営化
第1章 高速道路6社の発足
第2章 道路公団改革「無力化」の策謀
第3章 郵政改革の前途
第4章 国鉄改革に苦心のすべり出し―後続の民営化に参考として
第5章 その後のJR―「すき間」産業としての地位
第6章 成功への道

運輸省、国鉄のキャリア官僚として国鉄、JR民営化改革を、間近にそしてつぶさに見つめ続け、早稲田大学客員教授などアカデミックな立場で「民営化」を冷静に捉えてきた著者ならではの視点。政治・行政の視点、財務分析の視点の鋭さには、「へ~、なるほど。」と納得させられることは多かったんですが、残念ながら「庶民の目」は持ち合わせておられないようで、「国民」と一括りにされてしまったりするだけで、「満員電車」や「渋滞」、「事故」なんてまるで関心ないみたい。・・・ことほどさように「視点」って大事ですよね。どんな資料、データでも、どんな背景をもったヒトが、どんな意図で手をつけたものか、を注意深く観察する習慣を身に着けたいものです。

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