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2005.11.24

功名が辻 (4)

416766318x 功名が辻 (4) 司馬遼太郎 文春文庫 ¥570

全4巻、読了しました。

 関が原では槍の手柄は無かったものの、家康の見立てで土佐24万石の大大名となった伊右衛門。土佐平定にあっては、人情家から冷徹な武断派への転換も余儀なくされたものの、結果として紛争を根絶した伊右衛門。信長、秀吉、家康、あるいは信玄、謙信、正宗、元就といった英雄とはまた違う偉人とその賢夫人の物語でした。

 山岡荘八以上に著作の多い司馬さんにあっては、少々の数の作品を読んだところで、「司馬遼太郎を読んだ。」という気にならないところが辛いもの。コイズミさんは全巻読破したということらしく、それが一つの歴史観、政治観、人物観における自信の源泉になっている様子。

 記憶を頼りに読んでみたものを拾ってみると、独身の社会人時代に「新選組血風録(全1巻)」、「竜馬がゆく(全8巻)」、結婚してから「坂の上の雲(全8巻)」、「空海の風景(全2巻)」そしてこの「功名が辻(全4巻)」(ちなみにこの”辻”という字、作品では”しんにょう”に「、」がふたつ付く異体字の”辻”になっていた。)。全て文庫本とはいうものの、23冊も読んでいるのに司馬さんの作品のひと山を越えたという気にすらならない。次は何を読もうか。「国盗物語」か「菜の花の沖」か、はたまた「燃えよ剣」か。”街道”と”このくに”は、もう少し齢を重ねてからの楽しみにとっておこう。

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