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2005.11.17

拒否できない日本

4166603760 拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる 関岡英之 文春新書 ¥735

 今月号の文藝春秋で著者の関岡氏が寄稿していた。いわゆるナショナリストの間では、話題の書だそうです。

 多少の大げささはあるのでしょうが、この本を「陰謀本」と片付けるのは、いささか楽観的というか、現実を見つめていないとのそしりを受けるものかもしれません。

 なぜなら、「年次改革要望書」は紛れも無く米国政府の公式文書であり、結果を見る限りこの要望書(要望書ではなく、服従を求める書なんでしょうが。)のとおりに数年後の日本(そして日本人の思考回路、行動様式)は改造されてきているわけでしょう。

 「売国奴」の汚名を被ってでも金儲けをしたい輩は、この要望書(毎年10月に出るそうなので、今年度分はもう出ているんだろうか。)を隅々まで熟読して、英語が堪能でない向きはついでにTOEICの勉強でもしておけば、2,3年後はきっとお金持ちになっていることでしょう。

 そして、こういった行動こそが「米国的」なわけなんでしょう。「神聖ローマ帝国」ですら、内部から崩壊、滅亡したわけで、米国が凋落する萌芽は、絶頂期に見える今にこそ、はっきりと芽生えているのでありましょう。

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コメント

楽観的なのかもしれませんが、日本は米国的にならないと信じています(信じたいです)。これといった根拠はないんですが、なんとなく....

投稿: Mizo | 2005.11.18 23:20

 官民挙げての米国債買い支えやイラク戦争への国連を無視しての米国支援など、日本が米国の国益を支えるシステムに組み込まれて久しいわけですが、ますます度を超えて加速しているようです。
 いわゆるハゲタカファンドに続き、日本郵政株式会社が簡保を段階的に縮小していくことにより米国系生保が第3分野を超えて本格参入してくるでしょうし、次は混合診療を足がかりに健康保険への米国系民間健康保険会社の侵攻が始まるでしょう。行き着く果ては、超高齢社会による財政破綻を目の前にした国民会保険制度の崩壊?

投稿: 凡太郎 | 2005.11.19 12:20

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皆さんの中に今後の日本を予想したい、ビジネスチャンスを見出したい方がいらっしゃるのならば、ここをご覧頂く事が近道かもしれない。米国大使HPの一部である。 さて、 ---------------------- 日本が間違いなく世界のトップランナーであった、1990年6月28日、時の海部内閣は日米構造協議を結んでしまった。これは、日本の国家予算をIT技術を始めとする、技術開発、普及に使わず、公共事業に重点を置くべきとする条... [続きを読む]

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