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2005年12月

2005.12.31

映画 69 sixty nine

b0002ua3m8 69 sixty nine

村上龍の自伝的青春私小説の映画化。妻夫木と安藤が主演。

69とは西暦1969年のこと。高校3年生。高校生の他愛ない青春モノだけど、さすがに全共闘の時代だけあって、校舎内のバリ封(バリケード封鎖)の後は結構見もの。ただし、バカバカしさが。

これが2005年最後の映画になりそう。あと5時間足らずだし。例年のようにPもKも見なきゃいけないし。もっとも2色刷りの歌合戦は、これも例年通り見ることはないでしょうが。

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1/144 零戦21型 スウィート

zero_144_02_minizero_144_03  1/144 零戦21型 スウィート

Scale Aviation 2004 7 の付録としてついていたスウィートの1/144零戦21型を大晦日に製作しました。1/144といえば食玩サイズですが、カルトグラフ製のデカールが付くなど超一級品。

なんとこれが本年2作目の模型となりました。1作目が1/48のキューベルですから近年いない低調な年となった次第です。来年はがんばろう。

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ダイニング&バー 燦

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学生時代の友人と恒例の忘年会。

大阪ヒルトンウェスト6Fの「燦」にて。

スーパーブランドショップばかりが入っているビルの6F。6Fにもかかわらず、座敷はフロアの下面いっぱいまで窓が入っているせいか、20F並みの眺望、迫力。

フリードリンクでも、「へぇ~」って銘柄の清酒や焼酎が入ってた。料理も質、量ともに納得。結構へろへろになるまで飲んだにもかかわらず、梅田の一等地で、これで一人1万円切るって、納得。参加したメンバーの中にも何回かきた者がいたというのも判る気がした。

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現在官僚系もふ (3)

4091876137 現在官僚系もふ (3) 鍋田吉郎 並木洋美 小学館 ¥530

-予算編成「農林水産省」編vol.Ⅰ-

 1,2巻が通り一遍な話ばかりだったのに比べ、展開の予想を少しずつかわしていくような面白さが感じられた。今日的なテーマを掘り下げている点(BSE)も面白かった。少し見直した。

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2005.12.29

映画 隠し剣 鬼の爪

b0007tkpk4 隠し剣 鬼の爪

「たそがれ清兵衛」に続き、藤沢周平原作、山田洋次監督の時代もの。

清兵衛と似て、真面目だが不器用な侍が主人公。そして最後は藩命による果し合い。

「隠し剣 鬼の爪」とは、周囲の者は必殺の秘伝のワザと思い込んでいるが、意外なシロモノだった。しかし、その効果はテキメンというか、凄まじいものだった。

そういったサムライの掟が縦糸なら、松たか子の存在は横糸。緊張感もあるし、いい味出てるし、見終わったら「いいもん見たなあ。」と感じることができる。

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部屋の整理

1FにPCを置いているものの、書斎は2F。数ヶ月ごとにちょこちょこ整理していたものの、今年は夏に整理をサボった上に、少々案件が立て込んで机の上は書籍、資料、郵便物20cmくらい堆積し、部屋全体でも物置状態。

おまけに数年に一度の雑誌の廃棄もサボっていたので、マジで家が傾くんじゃないかと心配になってきた。

在庫整理のため、お箱屋さんの通販で段ボールを20箱調達。廃棄の前日、夜中の2時までかかって箱詰め、紐くくり。

バラバラになりそうな資料、書類のたぐいは段ボールに詰めてクリーンセンターへ。、雑誌類は紐で縛って、ごみ収集へ。

結果、雑誌は各種約250冊ほど、段ボールはワゴン車の後部座席を倒した状態で3往復分18箱。150kgX2回+80kgX1回+雑誌70kgほど。締めて450kg!(クリーンセンターでは廃棄前と後にトラックスケールで計量され、利用料金が決まる。)

こんなに捨てたのに、7畳の部屋の中身はそんなに減った気がしない。いったいどうなっているのか?タイムアウトで庭の物置の中の本は殆ど処分できず、書斎に置いていたマンガを100冊ほど物置に動かすだけで終了。100冊というと多いようで、そんなでもない。

年間100~150冊の本を買い続けたら、この先、どうなるんやろう。中長期的な対処法を検討せねば。

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タイヤ交換

6月の車検でもコメントされていたので気にはなっていたけど、先日、まじまじとタイヤを見つめて細かいヒビワレが入っているのにギクリとした。でも、すぐ忘れた。

昨日、ガソリンを入れてもらっているときに給油所の人に同じことを言われて、「こら、いよいよやな。」と。ジェームスへ。

新車で購入してから10年、走行距離が短いから何とかもっていたものの、無謀といえば無謀だった。前のクルマも10年乗ったけど、結局、タイヤを履きかえることなく廃車にしてしまった。

週末に近郊へ買い物へ出る程度の使い方なので、ごく廉価なタイプを選んで履き替え。工賃込みで3万円しなかった。・・・けど、真っ黒なタイヤは気持ちいい。

タイヤを替えると燃費が良くなるとは聞いていたけど、体感できるほどにハンドルが軽くなった。もっとも、これはタイヤ云々ではなく、エア圧が下がっていたことが原因ではないかとは思うけど。とにかく満足。

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カニ 食べ放題

k267903pm7_a1 28日、「北の家族 神戸三宮店」で、本ズワイガニ1時間食べ放題を堪能した。

小学生の下の娘を連れて居酒屋ってのもどうかとは思ったけれど、杞憂でした。確かにメニューは居酒屋だけど、部屋のつくりは個室主体でずいぶん落ち着いた風だった。給仕も若い女性ばかりで、しかも落ち着いた別嬪さんばかり、きちんと教育されているように感じた。

当初は余裕を持って臨みたかったので、2時間コースを念頭に置いていたけれど、1時間食べ放題をした後で、通常のメニューを落ち着いて食べられるとのこと。食べ放題は1時間で一人¥2,079。

いよいよスタート。中くらいのズワイが3杯。カニ専用のハサミとカニスプーンつき。このハサミ、すこぶる重宝。普通の料理バサミより切っ先が鋭いので、2回、指先を衝いてしまったけど、そんなことに構っておれず、流血カニ食い合戦。娘も1回突き刺してしまい、「バンドエイド、バンドエイド」。もちろん冷凍ものだけど、思ったより味噌も入っていてすごく満足。結局45分くらいで私が3杯、家内と娘が2杯ずつ、計7杯。7杯が目の前にずらっと並んだわけではないけれど、いわゆる「吐きそうなほど喰った。」しばらくはカニは結構です状態。

その後の通常メニュー、ほとんど食べられず。ネットで見つけた割引券を使って9千円台で収まった。飲みたかったので、家から駅までタクシーに乗った値打ちもアリの1時間半でした。

その後、生田筋を少し生田神社側へ上がって、フーケへ。2階の喫茶コーナーでは、下で売っている価格でケーキをいただけるので非常にリーズナブル。別腹ってやつらしい。初めてライチ・ティーを飲んだ。ライチ・フレーバーってことらしい。

電車に乗って帰る前に、元町にある大丸の神戸店へ。お礼用のマフラーなど。マフラー、手袋(グローブと言うのか?)の類、えらい売れているみたい。

ちなみにお昼は「かごの屋」で弁当食ったんで、この日は家族で外食ばかり。というのも、希望していた国内ツアー旅行が最少催行人数に満たずに連続して中止された代替案だったのでした。

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映画 あずみ

b0000c0sxm あずみ

小山ゆうのコミックが原作、上戸彩主演の忍者剣戟アクション(というといかにも薄っぺらく見えてしまいますが。)。

コミックは未読ですが、独特の世界観というか集団観があるようで、「使命」が何よりも優先される。えげつない課題が次々に課され、人間性のかけらもないような(それでいて暴力のレベルはずいぶん高い)輩を相手にしなければならない不条理、理不尽。

司馬遼太郎が小説の中で、戦国時代においては、侍と忍びは互いに蔑んでみていた節があるようなことを書いていたけれど、ここでは忍びに肩入れしているので圧倒的な技量の差がある設定になっている。ボスキャラと戦闘員くらいの差。

残虐すぎるとか、斬り過ぎ、とか言われるかもしれないけれど、無秩序な力が全ての世界とはこういったことなんだろう。そして、現代は少しずつこういった世界へ近づいているように感じられてならない。

「2」が製作されるのも頷ける迫力があった。オダギリ・ジョーの美女丸、強烈。

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2005.12.27

年賀状・・・

例年になく進捗率が低い。いつもならとっくに投函済みのはずなのに、現時点で7割程度しか打ちあがっていない。

みなさん、進んでます?

ま、出さないって信念の方も世間には多いでしょうし、虚礼廃止とか資源の無駄とか、はたまた郵政公社への援助活動だとか、いろんな想いがぐるぐる渦巻く年賀状。それでも貰えりゃうれしいことは確か。・・・ってことで明日も続きをガンバロウ!(がんばれよ。)

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小説 血と骨 (上)(下)

4344401050 小説 血と骨 (上)(下) 粱石日 幻冬舎 各¥680

映画でビートたけしが演じた金俊平が主人公。著者の父がモデルとのことだが、まんま、ではないよう。日本占領下の済州島からやってきた「怪物」在日朝鮮人の戦前、戦中、戦後。たけしより遥に大きな体格、185cmくらいとか2m近くとか、とにかくフツーではない。倫理観どころか推し量ることができる人間らしさなど全くない「徹底して自己中心的な人格」が、圧倒的な暴力で、周囲を破壊しつくす。

映画よりも詳細が語られるため、その非道さの救い難さも拍車がかかる。コイツの周囲の人はやたら死んでいく。いったいコイツはなんだったのか。そんな問いかけすら無意味に感じさせるリアルさ。

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映画 約三十の嘘

b00081u4iy 約三十の嘘

椎名桔平、中谷美紀の二人を軸に、妻夫木や田辺誠一が絡む。それぞれに個性はあるけれど、みんな詐欺師。彼らがトワイライトエクスプレスで往復する間の心理劇。トレイン・ムービーっていうんだろうか。

結局、カネと色恋沙汰にこだわるのが人の性か、と思い知らせる。そして、それが吹っ切れたとき、人は何を思うか。

こういう映画って、俳優の力量を問われるんだろうか。舞台のような映画。やっぱり桔平の存在感は大きいと感じた。

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映画 男たちの大和

photo041 男たちの大和 YAMATO

封切から一週間、マイカル明石で観てきました。クリスマスの日曜日、10:25~とやや遅めの1回目の上映だったためか最前列以外は満席に近い入り。

東宝の8.15シリーズと異なり(この映画は東映です。)、変にてんこ盛りにせず、焦点を絞ったストーリー展開になっており、すうっと入り込めた。辺見じゅんさんの原作は未読だけれど、原作どおりなんだろうか。この人、角川春樹氏の実姉らしい。

2時間35分と比較的上映時間が長い一方、戦争映画にありがちな敵側の描写が一切無いため、これまた大和の特定の乗員に集中して時間を割くことができたんだろう。

原寸大セットも話題になったけれど、艦橋周りなど大和ミュージアムの1/10模型が頻繁に使われているように感じた。また、本格的なCGが使われるようになってからの初めての大和映画だけに、菊水1号作戦での死闘はもっと鳥瞰のカットを見たかった。

相当に人気があるようでパンフレットが売り切れていた。今度、キングコングを見に行った折に併せて買うか?でも、コング、3時間20分らしい。十戒もびっくり(休憩あるんかいな。)。

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2005.12.24

ステーキいちばん

tp_img1 当初、予定していた「日帰りスペイン村バスツアー」が連日の積雪による路面状況を理由に中止になったため、子供たちのリクエストにより玉津(明石市)の「ステーキいちばん」へ。

夜は子連れではなかなか行きづらいけど、ランチメニューならなんとか。@¥2,100のAコース(但馬牛のヒレ150gのサイコロ・ステーキ)を家族で。みなさまご満悦。

少し不思議な場所にあるけど、店内は凝った調度品などもあり、音響なんかを含めて安普請ではないことがすぐにわかる。

天皇誕生日とは関係ない一日になったけれど、そしてスペイン村にも行けなかったけれど、まぁ、いい年末の一休日となりました。

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ナイキ エアフォース1 HIGH

smartstyle_1878_54715221 ナイキ エアフォース1 HIGH ¥15,750

 本日、明石のABCマート(イノキのCMのクツ屋)で購入。スポーツデポも回ったけど、こちらの方が珍しいアイテムがあったり店員さんの商品知識も詳しそうだった。外皮は本皮のようだけど、内側はゴアテックス。ウェアやテントではポピュラーなゴアテックスだけど、クツでは珍しいらしい。

 8年くらい履いてきたナイキ(横っ腹にデッカク”AIR”と書かれた黒いヤツ。多分、エアなんとかっていうモデルなんでしょう。昔、アメリカで買った。)が、どうも雨の日に右足だけ蒸れるように感じたため買い替え。もっとも、外側のスウェード調の黒い部分は剥げまくっているけれど、天候を気にしなければ気持ちよく履ける。すこぶる丈夫。それにしても高校1年生のころ(いまから25,6年以上前)に初めてナイキを買ってから何足買ったことか。シューズの名前を憶えてないので、白に赤、白に紺、スウェードの紺(高校生にしては生意気だったけど、当時、店で一番高いナイキで、カネが貯まるまでに売れてしまわないかヤキモキした。)・・・。

今回履きつぶしたのは韓国製だったけど、数年前、ナイキが製造拠点を韓国から中国に移したと聞いた。確かに今回買ったのはMADE IN CHINAだった。外箱に英語で、「アンタの購入額の一部は世界のワカモノのコミュニティに還元される。」みたいなことが英語となんとか語で書いてあった。

こんどのは10年間履けるだろうか。ちなみに、履きつぶしたナイキの前に履いていたリーボックのハイカットは10年近く履いていた。若いときに盲腸(虫垂炎)を切った後、歩く際にできるだけショックを受けないようなクツが欲しかったことがきっかけだった。スニーカーひとつとっても、いろんな思い出がつまっているもんですね。

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バブルリング

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さっき「探偵ナイトスクープ」で「バブルリング」なるものについて調査を行っていた。

スキューバダイビングの高等テクニックの一つで、水中での吐息がタバコの煙のワッカよろしく、綺麗なリングを描くもの。これが、金属様のテクスチャとなり、とても空気には見えない。また、ずいぶん大きくなって人が潜り抜けたりさえ出来るようになる。これは人間の専売特許ではないようで、鳥羽水族館のスナメリも見せてくれる。写真はすべてナイトスクープからのキャプチャ。

新婚旅行でいったオーストラリアのグレートバリアリーフでの体験ダイビングが唯一のスキューバ体験となる私ですが、スキューバで「人生観が変わる」っていうのもあながち大げさなものではない、と感じます。そんな感動があったものでUPしました。

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新幹線 3時間遅れ

22日、日帰り出張で東京より帰神。雪の遅れを予感しながら品川午後8時27分発ののぞみに。

そして、三河安城(名古屋の少し東)の手前で遅れが本格化したことを車内アナウンスで知る。どうやら雪でポイントが故障したらしい。

その後、動いたり止まったり。動いても鈍行並。そして京都に向かうアナウンスで「在来線への連絡がなくなった。」ことを告げられる。京都へは翌日23日の午前1時過ぎに到着。新大阪へは午前1時45分ころ。すでに新大阪駅にはいわゆる「列車ホテル」が1両。たとえば、新大阪で乗り換えて和歌山に行こうとしていた人などは泊らざるをえんかったんやろうなぁ。

さらに新大阪で浜松辺りで追い抜いたはずの”ひかり”に乗り換えて西明石へ。午前2時半頃についたけど、2時間以上遅れなんで払い戻しをしようと「精算窓口」へ。でもカードで買ったから今は払い戻しできないやって。文句言う元気もないよな。JR東日本の窓口でカードを使って購入した人なんか、「東日本の窓口で払い戻してください。」なんて言われていた。払い戻すために、それ以上のカネをかけて東京まで行くんかよ。不条理。そして、クルマが出払ったタクシー乗り場には100人を超える列が。わたしゃ、自転車で帰ったけどね。

おつかれさま。

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2005.12.23

四○歳からの勉強法

448006267x 四○歳からの勉強法 三輪裕範 ちくま新書 ¥735

期せずしてこの著者の本は2冊目となった。読み始めてから、「アメリカのパワー・エリート」の著者であることを知った。同書の印象が良かったことから、この本にも好印象を抱きながら読み進めることとなった。

著者自身も語っているように、学者や評論家ではなくフツーの勤め人のための実践的勉強法、徹底したハウ・ツーとしての考え方、アイデアがぎっしり詰まっている。また、実践結果としての教養の披瀝として、古今東西の名言の引用が随所に出てきて説得力がある。著者は、伊藤忠商事に勤務するMBAホルダーでもあり(TOEIC985点)、会長秘書等を務めた48歳のいわゆるエリート・ビジネスマンです。

”四○歳”とあるけれど、年齢は関係なさそう。社会人なら、あるいは少しばかり忙しい人なら誰でも当てはまる勉強法だと感じた。アマゾンの書評も参考になります。

本書の中で「日本におけるお寒い書評の現実」がさらけ出されているが、皮肉なことにこの本を手に取ったきっかけは、著者自身が批判していた書評で取り上げられていたことによるものでした。お粗末。

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ザ・監査法人

4769812841 ザ・監査法人 岸見勇美 光人社 ¥1,785

中央青山監査法人の代表社員たち4人が、カネボウの粉飾に積極的に関わってきた容疑で逮捕され、同監査法人の行く末が取りざたされている中での刊行。

全般的には、「監査法人、公認会計士は何をやっているんだ!」というトーンで丁寧な取材に基づいている印象を受けた。キチンと取材もしているようだし、読み応えもあったけれど、一方で特定の監査法人をヨイショしていることがはっきり読み取れる。その法人の創設者に、すばらしい方がおられることは誰しも異論はないところだと思うけれど、一方で彼に監査法人の設立を持ちかけた大蔵省の課長が、高杉良の小説や映画にもなり、冤罪事件として有名な「飯塚事件」のきっかけを筋違いの私憤により引き起こした人物であることには触れていない。また、ヨイショしている監査法人が、中央青山の監査先に水面下で攻勢をかけていることや、以前から、かつての住友銀行ばりに「晴れている時には傘を貸し、雨が降ったら取り上げる。」ようにして新規監査先を開拓してきた、いわゆる商売上手であることにも言及していない。

イイコトがたくさん書いてあるだけに、特定の法人に肩入れした書きぶりに少し興ざめしてしまいもったいなく感じた。

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2005.12.21

福福の島

package1 福福の島

PSPのゲームソフトです。変な島の中を歩き回りながら「像」を集めていくようです。道すがら色んなキャラに出会いながら、けったいな占いや心理診断?を受けていきます。現実のカレンダーに沿って動くためか、今は一面まっしろな銀世界。却って少し殺風景。いっそのことナツにしとけばよかったけど、それじゃ関係ない日の一日の占い連発になるしなぁ。

な~んか、ぼけ~としたいときにするゲームみたい。不思議系ってやつ?

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2005.12.20

ほぼ日手帳の秘密

4344010639 ほぼ日手帳の秘密  ほぼ日刊イトイ新聞・山田浩子 編著 幻冬舎 ¥1,260

副題に「10万人が使って、10万人がつくる手帳。」とあり。

知る人ぞ知る、というか大抵の人が知っている、ここ数年、日本で最も売れている手帳。ロフトの手帳ランキングはもとより、文房具ランキングでベスト7(7色ということ。)を独占した驚異の手帳。

私自身、ほぼ日でたまたま知った2005版から使用しているものの、あっという間にはまってしまった。2005はナイロン・赤、最近使い始めた2006はナイロン・ネイビー。使う便利さと持つヨロコビが結構手軽に楽しめます。おまけにずいぶん丈夫。

この本自体も書店に居並ぶ強豪たちを押しのけて、やっぱりTOPやね。なんといっても有名な人ばかりでなく、フツーに頑張ってる人たちの使用例がうれしい。バリバリ・エリートの手帳を覗くより、身近なちょいスゴの人の書きぶりの方が気になるしね。

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2005.12.14

NHKスペシャル 矢沢永吉とそのファン 30年の軌跡

NHKスペシャル 矢沢永吉とそのファン 30年の軌跡

来年2月放送らしい。永ちゃんの熱烈なファンでもある作家の重松清さんが、全国のファンを回るらしい。有名人にもファンは多いモンね。

体験談、メールしてしまった。

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2005.12.11

ルミナリエ 2005

051211-011311 地元の被災者ということもあり、1回目から毎年行っています。光の回廊の下を歩いていると荘厳な気持ちになると同時に、辛かったあの頃のことを思い出す。

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2005.12.08

市川寛子 髪型変わった?

0512082258181 報道ステーション

屋外のお天気でなく京都、嵐山でのロケ。

以前、モーターパラグライダーの超低空撮影で知床の驚異の映像を提供した矢野カメラマン(後ろのモニターの映像)との同行取材。

彼女、愛くるしいし、声、話し方も清新さと新人離れした落ち着きを感じる。こういう人を見ると、性格もよさそう、なんて勝手に想像してしまう。やっぱりオトコってバカですね。

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ニイタカヤマノボレ イラク派兵再延長

本日、開戦記念日。

こんな日にイラク派兵の再延長を閣議決定ですか。そして派兵を派遣と呼ぶ欺瞞。

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2005.12.06

ギャラリーフェイク 3 小学館文庫

4091830234 ギャラリーフェイク 3 細野不二彦  小学館文庫 ¥610

ちょっと艶っぽいシーンが増えたような。

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2005.12.05

映画 血と骨

b0007cyvk6 血と骨 崔洋一監督 2004

梁石日原作。ようやくTSUTAYAで借りることができた。去年の今頃の封切だったか。梁氏の実父がモデルという。ということは映画の中のホクロの若者が梁氏か。

タイトルは、「血は母から、骨は父から」ということらしいが、やたら続々と人が死んでいく話だった。在日の人たちがテーマである点では「パッチギ」と同様だが、こちらは明るさがひとかけらもなく陰惨なシーンがこれでもか、これでもかと繰り返され、「救い」が殆ど見られないまま終わる。こんなひどい展開にもかかわらず、それでもひょっとすると主人公は幸せな一生だと感じながら息を引き取ったのではないか、と思わせるような話だった。なお、原作は未読です。

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2005.12.04

デスノート 9

408873887x1 デスノート 9 大場つぐみ 小畑健 集英社 ¥410

メロ ニア 総一郎

ネタバレになるのでストーリーには触れないけれど、なんて感情を押し殺した話なんだろう。能力はずば抜けているが、人間的には欠陥だらけ、成熟には程遠い存在に、世界中が翻弄される。大衆など虫けらですらなく、モニターの向こうの景色、模様あるいは観念的な存在でしかない。・・・でも読んでしまう。

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今夜の「義経」

今のところ、そのシーンは出てきていないけれど、今夜、藤原秀衡(高橋秀樹)が倒れることになっているらしい。

ところで、今日、司馬遼太郎の「国盗り物語(1)」(新潮文庫)を買ってきた。30年ほど前の大河ドラマ。その際の織田信長が今回の秀衡を演じてる高橋秀樹。濃姫が清盛正室(でしたっけ?)の松坂慶子。その実父斎藤道三が、今回の後白河法皇役の平幹二朗。松坂慶子は当時20歳。ウルトラセブンとか仮面ライダーにも出ていたけれど、これで有名になったように思う。

30年経っても、大河ドラマの顔ぶれにはあんまり変わりはないってことでしょうか。紅白は結構変わったみたいですが。

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ダ・ヴィンチ・コード (下)

4047914754 ダ・ヴィンチ・コード (下) ダン・ブラウン 角川書店 ¥1,890

上巻でもそれなりにスピード感はあったものの、舞台の説明とミステリアスな雰囲気を醸し出すこと、それに登場人物のイメージの固定化(これが後半、どんでん返しのインパクトをより強く印象付ける基礎になるわけですが。)を読者に植え付けるためにページを割かざるをえなかったように感じた。そして、下巻。一転して、国境を越えた急展開。裏切りにつぐ裏切り、誰が敵か見方かわからなくなる。ハリー・ポッターで言えば、スネイプ教授が敵か見方か、といったところでしょうか。

来年、ソニーからトム・ハンクス主演で映画化とのこと。すでにsiteもあるみたい。

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2005.12.03

笑の大学

b0001m3xgu 笑の大学 三谷幸喜監督 2004

戦時下、役所広司演じる超堅物の検閲官と稲垣吾郎演じる喜劇劇団の脚本家の机一つ挟んでの対決。

劇中、殆どが二人の息詰まるやりとりに終始。戦時下の官憲の典型たる役所の理不尽な仕打ちに、生協の白石さんばりに(そこまで華麗ではないけれど)切り返して行く稲垣のシーンが続く。二人芝居の演劇を観ているようで、所々に説明的な他の映像が挟まれる。

「笑の大学」とは、稲垣が所属する劇団の名称。

時代を感じさせる仕掛けも見られ、前半の緊張感と・・・後は見てのお楽しみ。味のある小品といった趣でしょうか。

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越のかぎろひ 萬寿

kagiro_manju1 越のかぎろひ 近くの酒屋で買ってきました。久保田を目当てに行ったのですが、千寿と百寿しかなく、しかも割高に感じたのでこれに。

とても飲みやすく感じた。季節モノ(9~12月)。

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2005.12.01

久保田 飲み比べ

三間堂というコロワイド・グループの京風おでん屋さん(リーズナブルな割に結構いい雰囲気です。)で久保田の飲み比べ。冷酒用のグラスを3つ並べ、「萬寿」、「紅寿」、「千寿」。これで1,200円。このほかにも、八海山、秋鹿の同様のものも。

右下は久保田のチャート表(朝日酒造より)

一応、上から「萬寿(純米大吟醸)」、「碧寿(純米大吟醸 山廃)」、「翠寿(大吟醸 生酒)」、「紅寿(特別純米酒)」、「千寿(特別本醸造)」、「百寿(本醸造)」。

  • 大吟醸:精米歩合50%以下。米を半分まで削ってイイ部分だけ使った贅沢品。
  • 吟醸:精米歩合60%以下。

  • 特別純米酒:精米歩合60%以下。醸造アルコールを使用していないもの。
  • 純米酒:精米歩合70%以下。醸造アルコールを使用していないもの。
  • 特別本醸造:精米歩合60%以下。醸造アルコール使用(つまり純米酒ではない。)
  • 本醸造:精米歩合70%以下。醸造アルコール使用(つまり純米酒ではない。)

個人的には、大吟醸なんかでなくてもいいから「純米酒」が好きです。日本で古来、延々飲み継がれていたものに醸造アルコールは入ってなかったでしょうから。純米酒の方が二日酔いしないような気もしますし。ま、これは所詮は量の問題なんでしょうが。PETボトルのお茶で香料が入っていたりするのを避けるのと同じ趣向かもしれません。

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