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2006年2月

2006.02.28

「伊勢丹のようなサービス」ができる本

4415073980 「伊勢丹のようなサービス」ができる本 国友隆一 成美文庫 ¥550

 ひとことで言ってしまえば「伊勢丹」のヨイショ本です。が、ヨイショの仕方も半端でないので、そのヨイショの姿勢そのものが熱狂的な「感動」というキーワードに結びつきカタルシスを生んでくれます。

 国内の百貨店でまさに一頭地抜きん出ている伊勢丹を、WBSやMJっぽい専門的な切り口でなく、意識的に素人っぽく解説してくれています。

 また、随所にブログの引用が付されており、今日的な書籍の書き方の方向性を示してくれていると言えるかも知れません。

 一旦、入力したものを不注意で飛ばしてしまい、迫力不足なものになってしまいました。スミマセン。

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2006.02.27

今夜のNHKスペシャルに「永ちゃんコール」は何回かかったか?

ey_01 ey_02ey_03ey_04ey_05    ついに今夜、放映された。

 多くのファンが想像していた(期待していたというべきか。)ような成功者としてのファンではなく、挫折、アクシデント、悩み、責任の重圧・・・、両手の指じゃとても足りないような重いものを背負った人たちが登場した。中には高校中退して宮崎から上京した42歳のオーナー美容師の方のように、まんま永ちゃんにダブる方もおられたけど。こういう方見ると、元気出るよな。

40代の方が多かったようだけれど、50代の方じゃ振り返る部分が大きくなってしまうからか。60代の方(新幹線の製造現場で働いておられた方。BGMはPURE GOLDだった。)も出ておられたけど、いま、社会の最前線でへろへろになっている方のコメントが欲しかったんやろうな。

 永ちゃんファンの中には世間的に言う成功者は多いし、その中でも成功してからファンになったわけではなく、生き様をなぞるようにして成功した方々が殆どだと思う。たかの友梨さん、貞方さんは有名だけれど、何十軒ものフレンチレストランのオーナーシェフにも熱狂的な方がおられる。もちろん、フミヤや氷室、布袋のようにミュージシャンにも、音楽活動のきっかけを永ちゃんに求めた人たちはゴマンといる。

 でも、重松清さんは敢えて、現在進行形で苦闘してる方々に焦点を当てたんだと思う。このスタイルこそが、重松さんの真骨頂としてのスタイルだと思う。重松さんの小説そのまんま、40代のオヤジのリベンジ(これは誰に対するもんでもない、自分自身へのリベンジなんですが。)がテーマだった。

 人生の1ラウンド目で負けた永ちゃんが、2ラウンド目で圧勝したことに対して78年前後に皆が拍手を贈った。でも、ひょっとすると、それ以上にオーストラリア事件の35億円の負債を完済したことに対して、改めてみんな脱帽したのかもしれない。結局、ゴールドコーストじゃなく、赤坂にスタジオ作っちゃったしね。

 2月28日の深夜に再放送があるそうですが、何回も繰り返して見ることで1回目に見落としてしまった「味」を拾うことができるような気もする。わたしゃ、HDDで既に2回目見てますけどね。

中3のとき、永ちゃんに投げかけられた「おまえもやれば」という問いに、胸を張って答えられるように生きていきたいよな。

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2006.02.26

失敗学のすすめ

4062747596 失敗学のすすめ 畑村洋太郎 講談社文庫 ¥560

 東大工学部の名誉教授にして現在は工学院大学教授である著者が、若い頃の自らの実験に際しての大失敗に遡り、数々の失敗を体系化したもの。

 失敗の蓄積が成功に至るにも拘わらず、そのような方法論がこれまで整理してこられなかった点に光を当てたものといえるのかもしれません。

(本書の紹介文より)恥や減点の対象ではなく、肯定的に利用することが、失敗を生かすコツ。個人の成長も組織の発展も、失敗とのつきあい方で大きく違う。さらに新たな創造のヒントになり、大きな事故を未然に防ぐ方法も示される。 「失敗は成功の母」を科学的に実証した本書は、日本人の失敗に対する考えを大きく変えた。

工学を背景にする著者だからといって、何も技術的な「失敗」にしか効能が無いわけではなく、雪印などの企業犯罪に係る「失敗」に関しても触れられている。きっと最近の事例では、「JR西日本の福知山線脱線転覆事故」、「JALの頻発する整備不良、基本動作無視に係る事故、事件」そして、「民主党の永田議員によるニセ・ホリエモン・メール事件」なども「失敗学」の対象になってくるんでしょう。

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The Book of ANSWERS to LIFE

4887593031 The Book of ANSWERS to LIFE    Carol Bolt 著  Discover社刊 ¥1,470

TSUTAYAで何気なく手に取った本です。装丁に特別なものを感じました。

古今東西の名言が、見開きに1つずつ記してあります。左のページに名言の主(箴言として名が挙げられていないことも。)、右ページに名言がシンプルに。

たとえば、「ヘルマン・ヘッセ」の「口に出すと なんでも少し違ったものに なってしまう」。思わず、あるある、と頷いてしまう。

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他人を見下す若者たち

m03085632011 他人を見下す若者たち 速水敏彦 ¥756 講談社現代新書

ニート、フリーター、下流社会といった流行のフレーズの流れに沿った本かと思って買ったのですが、全く逆向きベクトルでした。読んでても、納得できないというか、共感しづらいというか、???の箇所が多かった。「他人を見下す」=「中の上意識」を持つ若者が多いとの持論を展開しておられる。自尊感情、仮想的有能感、自己愛的有能感といったわかりやすい概念を持ち出してこられるので、なるほどと思わせるところも多いのだけれど、だからといって社会的な課題を捉えきれるものではなく、個人的な感想、印象といった範疇を出ない。

著者の人となりを存じ上げないだけに、切って捨てるような言い方はしたくないんですが、一昔前の教師にありがちな「世間知らず」的な感覚をまざまざと見せつけられる箇所が多く少々唖然としました。

例その1:「親の問題行動その1」:入学後初めての中学1年の保護者会で、ある保護者が「・・・合格が決まってすぐ、春休みから○○塾に行かせていて、勉強は親の方でしっかり面倒を見ています。・・・」と発言。これは学校の授業にまったく期待していない親の姿が窺われ、学校の授業では学習指導は十分でないことが当然と考えており、学校や先生をバカにしているケースと言える。   ・・・とあった。でも、これが子を持つ親としての現実でしょう。バカにされる程度に国際的な基礎学力が低下しており、東大、京大からFランク(フリー。受ければ通る。)の大学まで授業が成立しないケースが増えて大学教授が懊悩している現実に対する責任感が微塵も感じられない。「バカにしている。」なんていう無意味なプライドだけが空しく浮き上がっている。

例その2:「親の問題行動その3」家族旅行で学校を欠席 私事的な都合で勝手に学校を休ませる親が増えている、それも当たり前のように。例えば、7月19日で学校が終わり、20日から夏休みだとする。「家族旅行に行くので、19日から休ませて頂きます。夏休み前の19日までだと航空運賃(旅行代金)がグンと安いので、思い切って学校は休ませてもらいます」という電話がよくある。1学期最後の19日に通知表やその他の配布物を配ることが多いのだが、「何かもらうものがあれば、郵送してくれませんか。」と平気で要求する。これは学校の制度よりも明らかに家族の都合を優先させたものと言える。学校や先生を、公共サービスの一環としてしか認識していないのかもしれない。  ・・・とあった。まず、このような認識は公共サービスとして最低(最低限ではない。)の水準であると言える。なぜなら、利用者としての視点が全く欠如したまさに保護者や児童を「見下した」視点である。恐らくは海外と思われる家族旅行以上に、子供の情操教育に価値がある終業式を挙行しているとでも言うのだろうか。どれほどの付加価値の高い終業式なのか。少なくとも7月19日と20日の航空運賃の差額以上の付加価値がある終業式なのだろう。子供の教育は最終的に親が責任を取るのは当然である。いかに義務教育とはいえ、その親の判断に制度を振りかざす権威主義的な態度、まさに「見下し」である。配布物の郵送に関しては、恐らくは夫婦ともに有職者なのであろうと想像される。学校がコンビニなみに24時間開いているなら、この保護者とて郵送してくれとは言わないであろう。そもそも公共サービスとしての自覚があるなら、保護者から求められる前に配布物を郵送する段取りくらいつけておいて当然の時代である。また、「・・・という電話がよくある。」といった現状認識をしているのなら、なぜ7月19日から夏休みにするようカリキュラムを変更しないのか。まったく受益者の視点を欠いている。著者と同様の表現を借りれば、「学校や先生は、受益者のことを考えなくてもよく、学習効果を働かせる必要が全く無い存在と認識しているのかもしれない。」そもそもこういったテーマを捉えて、学校と保護者が真剣に討議する場すら設けていないのかもしれない。この本の中では、行政と住民のパートナーシップを連想させる箇所は見出せなかったし。

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2006.02.21

永ちゃん 俺たちはもう一度走れるだろうか

永ちゃん 俺たちはもう一度走れるだろうか リンク先では少し下にスクロールしてください。

いよいよ今度の日曜(2月26日)のNHKスペシャルです。「功名が辻」が終わってもチャンネルはそのまま。

ちなみにNHKに送られた500通のメールのうちの1通は私からのものです。その昔、自らのクビを賭けてキャロルの特番を放送したNHK職員がいたそうで。実はNHKにもヤザワ・フリークが多い、とみているのは私だけではないと思っています。

肖像権に関わるから今回は写真なし。

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2006.02.19

10年後の日本

4166604791 10年後の日本 「日本の論点」編集部編 文春新書 ¥766

ぶっとい本として有名な「日本の論点2006」の編集部が作ったライト版。

 大抵の方にとっては、殆どの論点が「くわしくは知らないけれど、なんとなくトレンドは知っている。」といったものではないでしょうか。私にとってもそうであったわけですが、「石油の無機起源説」と「2050年にはBRICsのGDP合計が先進6カ国のそれの1.5倍になる。」という解説には、心底驚きました。前者は19世紀から唱えられていたものだそうですが、動植物の遺骸に起源を置く石油有機起源説が、「石油の有限性」の根拠となっているのに対し、無機起源説では、「石油はほぼ無尽蔵に地球の中から湧いてくる。しかも(どこまでどうやって掘るか、掘れるかといった技術的な課題はさておき)地域的な偏在性はない。」とされている。21世紀になっても、「石油の由来」って何かわかってない、なんて貧相な科学のありさまですね。子供の頃、「石炭は植物から、石油は恐竜から」なんて本で読んだとき、「恐竜ってそんなに多かったんか。でもなんでエジプト(小学2年生のころはエジプトが中東の全てだった。)だけに恐竜って棲んどってん。」なんて不条理さを感じていた。

1.変わる日本のかたち

  • 格差の線引き 自由な競争が社会を引き裂く
  • 治安悪化 警官増員するも検挙率上がらず
  • 消費税二けた化 大幅な引き上げは必至
  • 地方分権のゆくえ 貧乏自治体から住民が逃げる
  • 老朽化するインフラ 巨額の血税が廃墟列島に消える

2.鍵をにぎる団塊世代

  • 大量定年のその後 700万人が”無職老人”と化す
  • 逃げ切り世代の落とし穴 退職金、企業年金があぶない
  • 第二の人生 世界一長い余生を楽しく過ごす
  • がん人口急増 団塊世代ががん年齢まっただなかに
  • 貯蓄率低下 「背伸び消費」で段階が貯金を取り崩す

3.ビジネスマンの新しい現実

  • 「匠の技」の断絶と流出 ものづくり大国の凋落が始まる
  • 移民開国への土壇場 人材の空洞化は避けられない
  • 訴訟社会の到来 弁護士大増員が係争増加を招く
  • バブル入社組の暗転 ”第二の団塊”に最後の審判が下る
  • マンション・オフィスビルの供給過剰 都心に不動産暴落の危機
  • 進化するテクノロジー ロボットが少子化時代の救世主になる

4.漂流する若者たち

  • Y世代の台頭 成長を信じない若者が新たな文化の担い手に
  • フリーター500万人時代 定職をもたずに老いる若者たち
  • 労働力の外注化 個人のライフスタイルが働き方を決める
  • 学力の衰退 ゆとり教育と大学全入の弊害が噴出
  • ひきこもりの高齢化 親の負担から社会の負担へ

5.世代が対立する高齢社会

  • 年金崩壊 約束された給付水準は守られない
  • 縮小する介護サービス 高齢者が日本を脱出する
  • 老人ホーム戦国時代 選択肢は増えるがトラブルも多発
  • 高齢者の都心回帰 大都市郊外の過疎化が深刻に

6.家族の絆と子どもの未来

  • 虐待の連鎖 殴られて育った子が虐待する親になる
  • 教員大量定年 危惧される指導力の低下と教育格差
  • 教育の自由化 競争原理の導入で学校も生徒も淘汰される
  • 子どもの体力低下 2016年オリンピック惨敗の予感

7.男と女の選択

  • 出生率低下 結婚したくてもできない男女が増加
  • 離婚ラッシュ 「年金分割」施行を待っていた妻たち
  • 生殖医療の限界 子の「知る権利」法制化で精子提供者が激減
  • 代理母の功罪 不妊夫婦は海外をめざす
  • 変質する夫婦観 10年後に専業主婦が20万人を突破

8.地球環境の危機

  • 切迫する大震災 30年以内に首都圏直撃の確率は70パーセント
  • エネルギー危機 激化する資源戦争に新たな展開が
  • 地球温暖化の悪夢 人類による自然資源の浪費がつづく
  • 飽食の未来 食糧危機がやってくる
  • 恐怖の感染症 エマージングウイルスが猛威をふるう

9.グローバル経済の奔流

  • 財政破綻へのシナリオ 2010年、国債の大量償還の危機
  • 暴走する金融市場 長期金利の暴騰とハイパーインフレが来る
  • 中国経済の過熱 失速一歩手前までヒートアップ
  • BRICsの台頭 日本に新しいパートナーができる

10.不安定化するアジア

  • 北のミサイルの脅威 そのときMDは役に立つか
  • 現実化するNBCテロ 試される国民保護法の真価
  • 南北統一する朝鮮半島 統一が新たな対立の構図をつくる
  • 中国共産党崩壊の可能性 揺らぐ一党独裁の正当性

 打ち込み、しんどかった。さて、1年後、この本が改訂された際にどんな内容に変わっているか、楽しみです。

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RAINBOW 12

4091510477 RAINBOW 12 二舎六房の七人 安部譲二 柿崎正登 小学館 ¥530

六人になってしまってから3年、マリオがプロのリングに立つ。マリオにアンチャンがダブる。自衛官、プロレスラー、一分屋(高利貸し)、歌手、法律家の卵にプロボクサー。

「可能性を考えるな。そんなもんはチョッピリあれば上等だ。俺たちには喪うものなんかねェんだから」アンチャンの言葉がマリオの胸に蘇る。

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2006.02.15

シャークボーイ&マグマガール 3D

intro_photo1 シャークボーイ&マグマガール 3D

下の娘にせがまれて連れて行ってきました。「スパイキッズ3D」のカントクの作品だそうですが、その監督の幼い息子が原案を出したようでハチャメチャな設定、ストーリーです。

例によって赤と青のメガネをかけたり外したりなんですが、娘はわけもわからず最初から最後までかけっぱなしだったようです。この手の「飛び出す立体映画(いまじゃ3D?)」って、いつごろからあるんだろうか。30年以上前、映画館でキカイダーの映画が飛び出してたような気がするんですが。赤と青のメガネでキカイダーを見たら、どうなってたんやろうか?それとも勘違いか?

観終わって、娘は満足そうでしたし、数列後ろに座っていた女子中学生数人組も「めっちゃ、おもろかった。」とのたまっていましたが・・・わたしゃ途中でフネ漕いでましたが。

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2006.02.12

陸自 史上初の上陸訓練

jgsdf_01 TVのバンキシャで、噂の陸自初の上陸訓練が特集されていた。米国の海兵隊の指導の下、米国で実施されているもの。いよいよ、「半島を出よ」が現実のものとなってきた。東アジアの緊張感、高まるってところか。離島の奪還、救出を念頭に置いているという事らしいが。

でも、よく考えてみれば20年以上前から、こういった少人数での上陸作戦を北朝鮮は「実戦」として実施してきたわけで、多くのヒトの拉致という「実績」まで挙げている。しかも陸自よりはるかに貧弱な装備、体制で。この訓練、過酷と見るか、この体たらくと見るか、は意見の分かれるところだろうが、北朝鮮、韓国、中国の関係者の受け止め方、評価は想像するまでもないと感じた。

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残念! 上村愛子 5位

ai_01 女子モーグルの上村愛子が5位。メダルを逃してしまった。第2エアーで難易度の高いコークスクリューをほぼ完璧に決めたから、メダルは確実、と思ったのだが。

メダル、取らせてやりたかったな(そんな権限ワタシにはないけど。)。

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バキ No.30

4253209807 バキ No.30 板垣恵介 秋田書店 ¥410

バキ、終わってしまうのか(って少年チャンピオンではすでに結果はでているんだろうが。)。このところ、このマンガ、主役は誰なんだっけ、状態が続いているのが気になる。31巻で勇次郎と最後の親子対決。

でも、「バキ」が終わっても「範馬刃牙」ってタイトルで新シリーズが連載されているらしい。なんだかんだ言っても少年チャンピオンはバキ抜きではもたない状況にあるんだろうか。

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2006.02.11

連斬 酒匂 ?

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    タカラの世界の艦船”連斬模型シリーズ”です。パッケージには「矢矧(やはぎ 旧帝国海軍では軽巡洋艦には河川の名前がつけられていました。)」と書いてありますが、箱のウラには「阿賀野」パターンもあることが示してありました。また、箱ウラには「矢矧」はパーツ選択で「能代」として組むこともできると。同型艦の4隻目が何かはとっさには思い出せなかったものの、この箱の中には当然のことながら「矢矧」が入っているものと信じ込んでいました。パッケージに堂々と「矢矧」って書いてあるしな。この4艦のうち、子供の頃にウォーターライン・シリーズで組んだのも矢矧だけだったし。

ところが・・・。箱を開けてビックリというか口あんぐり。艦首部、酒匂、機関部、同、艦尾部、同。ちなみに矢矧シリーズは3つ切りです。ま、戦時中の最終の装備状態の酒匂ならまだいい、箱の中身は「シークレット」扱いだったようですが、敗戦後、接収され武装解除、高角砲や機銃、水偵を外され、何とも情けない格好にされた「酒匂」を作れってことらしい。

全然うれしくない「シークレット」であった。ま、写真の通り、作りましたけど。

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トリノ・オリンピック開幕

torino_06torino_01torino_02torino_03torino_04torino_05  トリノオリンピックの開会式をNHKで見ています。「スパーク!」という形容が文字通りぴったりの聖火台への点火は、お見事、の一言につきますが、アメリカ的にショーアップされたステージには少々みなが食傷気味なのではないでしょうか。フェラーリ(NHKのアナウンサー、少し間をおいて”フェラーリ”と言った。フェラーリはよくて山口百恵のポルシェはダメか。)のF1まで出てくるし。

入場行進のBGMは、アメリカの曲が主体で全てが生演奏ではなく、CD音源のよう。「ラジオスターの悲劇」、「君の瞳に恋してる」、「YMCA」、「ジャンプ」など70年代後半から80年代の曲が多いよう。香港や台湾、マダガスカルやタイ、ヴァージン諸島などおよそウインター・スポーツとはまるで縁がなさそうな国や地域まで参加。

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バットマン ビギンズ

b00067hdw0_11b00067hdw0_21 バットマン ビギンズ

TSUTAYAで借りたDVD。とっつきというか始めのうちは、ただ暗いばかりで勧善懲悪のイメージを期待して観るとがっかりする。渡辺謙の活躍を期待したりすると余計にがっかりする。

しかしながら、中盤以降、重層的に悪役が繰り出され、どいつが悪役のボスキャラか、あるいは善人ぶった悪役か、はたまたその逆か、ただ強いもの機嫌をうかがっているだけの輩か、したたかなヤツなのかといったサスペンス的な要素も入ってきてのめりこんでしまう。一言で言えば、深みが出てくるということか。

執事役のマイケル・ケイン、すごくいい味。モーガン・フリーマンも落ち着いた演技で安心してみることができる。メガネをかけたゲイリー・オールドマン(ハリーポッターのシリウス・ブラック役)も大活躍。

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国盗り物語 (2)

313299051 国盗り物語(2) 斎藤道三編後編 司馬遼太郎 新潮文庫 ¥740

前半は頼芸を利用しつつ鮮やかな手法で美濃を平定していく様を相当のフィクションも交えながら、後半は織田信秀(信長の父)との繰り返される戦いに紙数が費やされている。今川など東方に向けては常勝の尾張の虎が美濃の蝮には完敗。何度挑んでも無様な負け戦。しかも、いつも信秀側から仕掛けているにもかかわらず。

そんな超人的ともいえる道三が、終盤、信長を意識させるためか、人生の夕方にかかったことを理由に急激に精彩を欠いた描写となる。帰蝶(濃姫)を道三に比肩しうる存在のごとく描くことによって、さらに信長の格を高めるようにしむけている。

いよいよ第3巻では、蝮から日本の歴史上まれに見る異端児へ主役が交代する。

それにしても、この「国盗り物語」というタイトル、効いてますね。現代の日本でも全く違った意味で「国を盗んでいる」連中は多いと感じませんか。

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2006.02.10

白夜行 その3

story061 ようやく読了。

今晩もTVではドラマをやっていたようだけれど、帰ってきたのが10時半だったので、すでに終わっていた。チャンネルは違うけど小早川をやってた。TBSのサイトを改めて覗いて知ったんだけど、1月12日の初回2時間スペシャルでは、小説のラストシーンがいきなり出てきているんやな。少々オドロキ。

東野圭吾は初めてだったけど、淡々と楽しめた。馳星周が解説で書いていたけれど、主人公2人の心理描写を一切排し、行動描写のみで長編小説を乗り切っている。必ずしも全ての登場人物の心理描写が記されていないわけではなく、他の多くの登場人物に関しては、迷いや戸惑い、気弱な姿勢を前面に出した描写が自然に出ている。主人公のほかには、笹垣や松浦など不気味そうなキャラクターでは行動描写のみとなっている。

血も涙もない冷血女としての唐沢雪穂のキャラははっきりしているけれども、話が進めば進むほど亮司が極端に変なヤツとしてしか映らなくなる。ラストも唐突すぎる。映像的には”絵になる”ってヤツかもしれないけれど。ということは、映像化を意識していたってことか。同じサスペンスでも、高村薫の小説(読んだことがあるのは、「黄金を抱いて飛べ」、「神の日」、「マークスの山」。「レディ・ジョーカー」は映画だけ。)のラストは、そのいずれもがスタティスティックな趣の”絵画的”あるいは”映像的”だと感じているのだけど、この小説はハリウッド映画的なダイナミックなどんでん返しが色彩の鮮やかな”動画的”だった。

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2006.02.08

トリノって?

pmnmappa1oka_01ichi_01   あと2日で冬季オリンピックがスタートするらしい。でも、トリノってどうよ?

ウィキペディアで基礎知識を!

姉妹都市は名古屋。人口は100万人いかないみたい。いつものことながら、始まると急に盛り上がるんやな、オリンピックって。

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2006.02.07

白夜行 その2

482ページ、進捗度56%。ようやくTVドラマを追い越しました。雪穂、ずいぶんタフに描かれている。リョウジも。

西口奈美江、TV同様にあっさり殺されてしまった。奥貫薫、明るい役も似合うと思うんやけど、妙に陰気な役というか、幸薄い役ばっかり回ってくるみたい。

白夜行と関係ないけど、ガメラが復活するらしい。平成3部作とは切り離された昭和ガメラの延長線上にあるみたい。子供が主役だし。「強いぞガメラ、強いぞガメラ」の世界やね。

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2006.02.05

ミリオネーゼ?

mirionaze 今、フジテレビの番組「スタ☆メン」(阿川佐和子と爆笑問題が司会をしている報道バラエティ)で、「ミリオネーゼ」を取り上げている。

「ミリオネーゼ」の定義は写真の通りですが、「ちゃんちゃらおかしい。」。・・・と思っているのは、視聴者ではなく、フジテレビの従業員たちだと思う。なぜなら、フジテレビは上場会社で一番年収が高いと言われており、昨年度の全従業員の平均年収は1,567万円だったらしいから。有価証券報告書って便利やなぁ。ちなみに日本の「格差社会」ぶりを糾弾している朝日新聞の連中も同様に平均年収1,358万円。数年前に募集した早期退職では一人当たり1億円の退職金だったとか。果たして朝日新聞の記事になっていたのやら。

番組は楽しんでみているけど、実際に製作しているのは下請けでへろへろになっている人たちなんだろう。こういったところにこそ、日本が陥っている真の「格差社会」が存在しているように感じる。

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厄あけ

長かった三年間の厄が、おとといの節分でようやく明けました。

多くのSNSでも、昭和38年(1963年 うさぎ)生まれの人たちのコミュニティでは、「やれやれ」って話題で持ちきりのようです。もっとも男性だけですが。入れ替わりに昭和41年生まれの男性の方々は前厄に突入されたわけで。

この三年間、日本国民としての平均値程度には悪いこともあったでしょうし、反対にイイコトだって結構あった。良くも悪くもいろいろとあった3年間でした。ただ、確実に歳をとった。自覚がある程度に歳をとった。無理がきかないってことを前提に、自己(とその周辺の)管理がこれまで以上に必要になってきていると感じています。

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白夜行 その1

4087474399 白夜行 東野圭吾 集英社文庫 ¥1,050

TBS系のドラマの原作。文庫本で860ページ(解説含む。)あり、読み終えるまで少々時間がかかりそうなので中間報告です。現在268ページ、進捗度約30%といったところでしょうか。昨日、結婚式の会場に向かう電車の中で読み始めました。

少し意外だったのが、舞台が25年ほど前の大阪であったこと。出だしは30年以上前の近鉄布施駅。どうやらこの辺り、東野圭吾のホームグラウンドのよう。

主人公の二人のイメージ、山田孝之はいい味だしているように思うけど、綾瀬はるかは原作の設定とは少し違うのかもしれない。”少しつりあがった猫のような目”といった表現が見られたが、綾瀬はむしろ下がり目気味な気がする。世代的に無理があるのだろうけど、遠野凪子あるいは松本莉緒なんかの方が原作のイメージに近い気がした。

読みやすい文体です。引き出しの多い作家とのことですが、東野圭吾の作品が売れる理由が、少し読んだだけでも十分わかる気がする。はやくドラマの進行速度に追いつかねば。

なお、文庫版の表紙は綾瀬はるかと山田孝之がクラ~い顔で並んだ蒼系の表紙に変わってます。

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お幸せに・・・

chapel1 きのう、職場の部下の結婚式がありました。初々しく手作り感のある、ほんわかした雰囲気の微笑ましい披露宴でもありました。手品(イリュージョンということでしたが。)、生ウタつき新婦による3分間クッキング、仮装つきカラオケなど余興もずいぶん楽しませてもらいました。若いヒトはいろいろ考えるのがうまいなぁ、と感心しました。

新郎新婦は、新郎達が立ち上げたバスケットサークルのサークル仲間とは聞いていたけれど、ネット上での仲間募集に新婦が応募したことがきっかけというのも、「今日的やなぁ。」と感嘆。学生時代の「合コン」で知り合った夫婦の片割れが、感嘆するのも何ですが。このサークル、最初はメンバー集めに苦労したらしいけど、今や50名!たいしたもんだと思います。

よく「出会いの機会がない。」なんて言うけれど、世の中、半分は男で残りの半分が女なんだから、年がら年中、いろいろな出会があるわけで、むしろ一昔前より「出会いの機会は相当に増えている。」ように思う。結局は、「待ちの姿勢」の人間が増えているだけなんだろう。「きっかけ」を捉えて「一歩踏み出す。」。そして「愛を育む。」。太古の昔からなんにも変わっていないように思えるんやけどなぁ。

なにはともあれ、いもちゃん、キコさん、お幸せに・・・。

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千円札は拾うな。

4763196804 千円札は拾うな。 安田佳生 サンマーク出版 ¥1,260

㈱ワイキューブの社長にして、カリスマコンサルタントの著者になる久々の新刊書。

サイドコピーに「残業をやめれば、給料は増える。」とあり、ま、そんなわけでこの本を買った日(金曜日)は8時前に職場を後にしたわけで・・・。

記憶違いかも知れないけれど、ワイキューブといえば、新幹線のグリーン車の座席前ポケットにいれてある「WEDGE」っていうビジネス誌に、「ワイキューブ」と「(中小企業の)社長」の一見、不条理な会話が続く逆説的で個性的な広告を出稿している会社だったと思う。「また、おかしなことを言ってくるな。ワイキューブ。」とかいった調子の社長のセリフで始まるヤツ。

この本も広告同様、逆説(そのまま常識外ということに繋がるんでしょうが。)的な話が何話も出てきます。読みながら、「そうやないやろう。」と感じる場面も多々ありましたが、「物事を見るには多面的な視点から眺める必要がある。」といった程度で受け止めました。結構、決め付け型の表現が気になったわけですが。

Amazonでの紹介文

出版社/著者からの内容紹介
「これはこうするもの」「こうやれば得をする」
そんな既存の常識にとらわれたあなたの固い頭を解き放ってくれる、
新しいビジネスバイブルがついに登場です。
累計35万部を超えるベストセラー
『採用の超プロが教える~』シリーズで話題となった、
著者のユニークな戦略や経営哲学、そして人材育成に対する考え方。
その根幹にあるものはこれだったのかと、読む人は目からウロコ。
見えてる人には見えている、新しくて本質を突く内容に、思わずうなってしまうはずです。
若いビジネスマンや経営者はもちろん、ひとりでも部下を持つ人ならぜひ読んでほしい一冊。
頭の固い上司のデスクに、こっそり置いておくのもいいかもしれません。
 

出版社からのコメント
「成長とは、何かを身につけることではない。何かを捨てることによって初めて、人は成長できる」
という著者のメッセージに、私自身とても感銘を受けました。
この『千円札は拾うな。』という言葉を切り口に仕事や人生を見直してみると、
いまよりももっと豊かで、心地いい毎日が送れるはず。
あなたがこれまで拾っていた「千円札」はどんなものでしたか?
それを捨てることで、どんなことが見えてきましたか?
みなさまからの感想をお待ちしています!


カバーの折り返し
目の前に落ちている「千円札」、あなたは素通りできますか?


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
安田 佳生
株式会社ワイキューブ代表。1965年大阪生まれ。18歳でアメリカに渡り、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後、リクルートでの営業職を経て、90年株式会社ワイキューブ設立。主に中小・ベンチャー企業を対象とした経営戦略立案、人材・営業コンサルティング事業を展開している。独自の手法による戦略立案と、それに基づいたツール製作、コンサルティングサービスの提供により、多くのクライアント企業の業績アップを実現。その確かなノウハウが、経営者やビジネスマン、そして学生からの絶大な支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

・男性アイドルの頂点は髪型でわかる
・大きいことはもはや安定ではない
・一手先で「損」と見なすか、三手先の「得」を見越すか
・値切りは半額に、値上げは三倍に
・晴れた日にこそ傘をさす
・決算書に表れない投資のリターン
・彼氏は「彼女がいる人」のなかから選ぶ
・「似合うスーツ」は選んではいけない
・質の追求に限界はなく、量の追求に未来はない
・リスクという言葉の本当の意味

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2006.02.02

ロウアーミドルの衝撃

4062129930 ロウアーミドルの衝撃 大前研一 講談社 ¥1,680

 このところ話題の「格差社会」、「下流社会」や「年収300万円時代」と同様の潮流に乗っている。こんな社会間違っている、といったスタンスではなく、これが当たり前、としてこの前提の上で、社会、個人としてどう生きていくかを謳っている。

 豊富なデータ、グラフを分析して、そのウラにある動きを解きほぐしていく手法はいつもながら目からウロコで、感涙モノである。

 しかしながら、「これからの時代をどう生き抜くか。」といった問いに対しての、個人、生活者としてのスタイルは徹底した「ダウンサイジング」。年収600万円以下での暮らしの知恵みたいなものが延々と繰り返されているが、(本人も十分わかった上で書いているとしか思えないけど)縮小再生産を呼ぶだけとしか思えない。モリナガさんの二番煎じでしかない。

 また、持論の「食糧全面輸入論」。東アジアの軍事的緊張関係の高まりなどどこ吹く風。また、地震台風といった災害頻発国家が、これ以上食糧自給率を下げてどうするねん。 

そして持論の「道州制」へ。

Amazonの紹介文

いまや日本人の8割はロウアーミドル(中流の下)以下!
長期衰退の中での所得階層の二極化は、
かつてない衝撃で日本社会を本質から変えつつある。
あなたはこの変化に耐えられるか?

年収600万円以下が全体の8割、
そして人口分布が中低所得層と高所得層にピーク を持つ階層社会の出現。
この事実は、日本人にとってきわめて重大な意味を持つ。
経済がシュリンクし、日本がこのまま二流国、三流国へと没落の道を歩むのか、
ある いは劇的に構造変化を遂げて新しい豊かな国へと生まれ変わるのか。
そのターニングポイントに立ち、これからの日本の姿を膨大なデータをもとに鋭く読
み解く。
経済・ビジネスはどう変わるのか?
政治は? 社会は? 行政は?
そして個人の暮らしは?
すべての答えがここにある!

「政府にアジェンダを突きつける、私のこの20年間の集大成である」大前研一
 

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