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2006.04.24

グーグル Google 既存のビジネスを破壊する

416660501101_ou09_pe0_scmzzzzzzz_1 グーグル Google 既存のビジネスを破壊する  佐々木俊尚 文春新書 ¥800

オビに次のように書いてある。

Google 破壊者か全能の神か ヤフーのネット天下はいつまで続くのか?マイクロソフトはなにを恐れているのか?活字媒体の新聞・雑誌は生き残れるのか?グーグルが伝統的な企業活動を激変させる」

 「ウェブ進化論」が爆発的に売れて、ごく一般的なマスコミのごく一般的な理解も進んできたことから、Googleを検索サービスとして捉えている向きは急速に少なくなってきているように感じる。だが、それでもグーグルの凄さ、すなわち味方につければ極楽を味合わせてくれるが、ひとたび見捨てられたり、敵に回してしまうと、ネット上での完全抹殺につながる空恐ろしさは、まだまだ社会的に認知されたものではないと感じる。

 この本は、そんなグーグルあるいはグーグル的なものの「光と影」を、多くの引用から紹介してくれる。「ウェブ進化論」のように深い洞察を感じさせてくれるものではないけれど、引用先を明示してここ3,4年の進化、変化、展開を丁寧に説明してくれる。

  • Googleは、中小企業、個人といったロングテールにとって、売り手・情報の出し手としても、買い手・情報の取り手としてもタダ同然で「場」を提供してくれる。
  • Googleは、地球上のあらゆる情報、まずはネット上の情報、を整理する、ことを目指している。
  • Googleは、テクノロジー指向がMSやYAHOOより強い。
  • Googleは、(広告以外の)既存のビジネスを全部、タダにしていく。
  • Googleは、強い権力(米国政府、中国政府)に意外に弱い。でも、韓国、タイ、イギリス、オランダ(十分に大国なんだけど。)程度の政府や、読売新聞や朝日新聞程度のメディアの意向は、全く無視。もちろん、ちょっとした企業や個人などの抗議など、相手にすらしない。検索にかからなくすること、アドセンスから外し、アカウントを解除することで、ネット上から抹殺できる。
  • Googleは、公的な責任を感じない「公器」となりつつある。

 ターミネーターの「スカイネット」や、マイノリティレポートのクラゲみたいなヤツみたいに、人間を超えた情報網そのものになりつつあるのか?・・・ゾっとするはなしばかり並べましたが、良くも悪くも「凄まじい」変化が起こりつつあることを、(ちょっとあおり気味に)説明してくれる本でした。

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コメント

最近google本が増殖しているような気がするのですが、私の気のせいでしょうか?
googleがスカイネットみたいに意志を持って、自分の気にくわないサイトを勝手に排除しはじめたりして・・・・

投稿: Mizo | 2006.04.24 23:49

ちょうどマイクロソフトやビル・ゲイツが注目され始めたころに似ていますね。
Mizoさんの指摘、あながち冗談で済まされないかもしれませんよ。

投稿: 凡太郎 | 2006.04.25 00:10

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