Op.ローズダスト (下)
Op.ローズダスト (下) 福井晴敏 文藝春秋 ¥1,890
上巻が、舞台設定と”状況”説明に始まり、問題提起、理念、観念上の葛藤に重点が置かれていたのに対し、下巻では、アクション、アクション、またアクション。根が単純なものか、下巻の方がワクワクさせられた。いつもながら派手なアクションですが、舞台設定を臨海副都心にしたことにより、決め手となる舞台装置が得られた着想(すでにこのネタが使われた小説があるのかもしれませんが。)に脱帽。それ以上に、頭の中に実に迫力と動きのあるリアルな映像が浮かび上がるディテールにこだわった筆力に再脱帽。
ところで、UH-60JAのことをペーブホークって何度も書いてあったけど、陸自向けだしブラックホークって呼ぶ方がしっくりくるんじゃないかと感じた。
キャッチに「映画化不可能」とか書いてあったけど、フジテレビの社屋が何度も出てくるし、ローレライみたいにな~んか話がすでに進んでいるんじゃないか、とも思える。
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