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2006.06.24

ビジョナリーカンパニー 特別編

482224524101_pe00_ou09_scmzzzzzzz_v65076 ビジョナリーカンパニー 「特別編」 ジェームズ・C・コリンズ ¥1,050 日経BP

店頭で見かけて中身を見ずに「即購入」。恐らくは上場企業の経営者の大半が読んだことがあると思われる「ビジョナリ・カンパニー」、「ビジョナリ・カンパニー2」に続くVer.2.5。

「ビジョナリ・カンパニー」:エクセレント・カンパニー(他書の表現ですが、イメージは重複すると思います。)と(普通の)優良企業の決定的な違いの分析。

「ビジョナリ・カンパニー2」:中堅企業(Good Company)から急成長し、エクセレント・カンパニー(Great Company)への飛躍のカギの分析

これらを踏まえて、-特に2の読者の1/3が企業セクター以外の人に読まれていたことを意識して書かれたとのこと-、社会セクターに関わる人たち向けに書き下ろされたものです。

「ネクスト・ソサイエティ」でドラッカーが、現代の先進国で、唯一、成長(膨張?)しているのが、公的セクターであることを指摘していましたが、彼は、(少なくとも明示的には)処方箋を示さずに天界へ旅立っていきました。この本のオビに、「ドラッカーを継ぐ経営学の巨匠コリンズが・・・」とあります。少し大げさな気がしますが、社会セクターへの関係性に着目したコピーなのかもしれません。

そして、「ビジョナリー」シリーズが支持される最大の要因は、膨大な事例を実証的に分析した結果を踏まえ、「あくまで客観的に」仮説、検証している点にあります。いわば、学術研究のアプローチで生み出された結果を、経営書として世に問うたわけです。「独特の表現」が入るため、目次を見ただけではわかりにくいのですが、3冊連続して読むと、翌日から日経の紙面がめちゃくちゃイキイキして見えると思います。

薄い本ですが、「ウェブ進化論」と並び、今年上半期最大の収穫かもしれません。

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コメント

凡太郎さんがそこまで言うぐらいですから、相当な内容だと思います。
とりあえず明日本屋に行くことでしょう。

投稿: Mizo | 2006.06.24 20:52

じっくり取り組まれるなら、「ビジョナリー・カンパニー」、「同2 飛躍の法則」から順々に読まれるほうが、「急がば回れ」になるでしょう。でも、3冊になるとちょっとボリュームでてきます。あおり抜きに、企業トップや著名な経営コンサルタントの多くが感銘、影響を受けている良書です。
サイバー・エージェントの藤田社長(奥菜恵の元ダンナ)も、このシリーズと「人を動かす」に刺激を受けて起業のきっかけにしたとか(少しニュアンス違うかもしれませんが。)。

投稿: 凡太郎 | 2006.06.24 21:34

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