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2006.06.25

自治体崩壊

456964960201_pe00_ou09_scmzzzzzzz_v65176 自治体崩壊 手島皓二 ¥1,000 PHPペーパーバックス

 副題に「経営感覚なき組織の行く末とは」とあります。現役の富士宮市議会議員である著者が、市長、市の幹部職員とのシミュレーションによる質疑を通じて、市の予算の大幅削減を達成するフィクション仕立て。その過程を通じて、現在の典型的、平均的(財政上はやや優等なようですが。)な規模の市が抱える様々な問題、課題を浮き彫りにし、その処方を提言していきます。

 深刻なテーマばかりですが、あおったりせず飄々としたユーモラスな語り口で、イヤミなく、また適度な緊張を保ちながら読み進めることができます。堅苦しいテーマでありながら、なんと言っても読みやすい。

<目次>

第1章 富士山から見る「夢」
第2章 予算は誰のためのものか
第3章 みんなでつくるバラ色予算
第4章 予算づくりの常識は市民の非常識
第5章 議員とハサミの賢い使い道
第6章 ダイエット予算の「処方箋」を誰が書く
第7章 すべての予算に大なたを振るう
第8章 ダイエット予算の果実を誰が食べるか
第9章 「将来の地方のかたち」―オンリーワンになれるか

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コメント

ここ10年ほど、有効需要の創出というケインズ主義おきまりのフレーズで、公共投資という名の財政出動をムダに繰り返してきたツケですね。

投稿: 凡太郎 | 2006.06.26 23:51

この記事もご紹介を。

http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMITzv000023062006">「皆で渡れば・・・」――夕張の財政破綻では終わらない「集団的無責任」(日経IT+)

投稿: Mizo | 2006.06.27 16:37

われわれ国民(少なくともオトナは)みなが、集団無責任なんですね。だから、子孫にとても返せるあてのない借金を押し付けているわけで。子供たちに責任あるところを見せるなら、「増税、ドンと来い!」、「消費税、20%でも30%でも持って来い!」って言わなきゃならんのでしょう。サムライ・ブルーはふがいなかったけど、われわれみんなふがいない。

投稿: 凡太郎 | 2006.06.28 00:36

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