富士 総火演 ニュースより
| 固定リンク
| コメント (6)
| トラックバック (1)
ハリケーンって日付変更線を跨いだら台風(タイフーン?)になるらしいですね。逆もありうるんでしょうか。ずいぶんわかりやすいハナシですね。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
経営のための内部統制入門 土田義憲 中央経済社 ¥1,890
J-SOXだけではなく、企業ガバナンスのあり方、コンプライアンス、リスク・マネジメントを統合的に捉え、一方で「わかりやすく」、「Q&A形式」で記述してあります。経営トップ向けの入門書という位置づけなんでしょうが、あくまで入り口でしょう。ただ、J-SOX対応に関してだけで言えば、今頃入り口に佇んでいる上場会社のトップはおられないでしょうから、実際には、ちょっと内部統制に関心を持った中小企業の経営者かあるいは会社内部が騒々しくなってきたのでちょっと勉強しておこうかと思われた管理職向けなんでしょう。この「ちょっと」っていうところが、今日的で受け入れられやすいんでしょうね。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
企業スキャンダルと監査法人 早房長治 彩流社 ¥1,890
タイトルと著者の経歴(朝日新聞社経済部次長、論説委員、編集委員を歴任)に魅かれて購入したものの、目新しいものは特になし。ちょっとがっかり。主張は激しいものの、軽い読み物にしかならなかった。
朝日出身にもかかわらず、数少ない挿入写真の複数に「毎日新聞社提供」と打ってあり「出身母体とうまくいっていないのか。」と感じさせたり、「中央青山・監査法人」と意味のない「・」が常に記されていたり、企業の社会的責任について繰り返し「CRS」と書いてあったり(もちろんCSR:Corporate Social Responsibilityのマチガイでしょう。)して、???と感じさせられます。知り合い数人にゲラをチェックしてもらうだけで十分にカバーできる程度のものだと思います。副題に「なぜ不祥事は続発するのか」とありますが、そっくりそのままこの本に当てはまっているだけに、こんな本を手に取りしかも購入してしまった自分が情けなかった。おなじ朝日の記者が書いた「ヒルズ黙示録」には、少なからぬ感銘を受けたのに。
「へぇ、そうなんや。」と感じるページも少なくないのですが、それとて単に記憶が薄れかけているのでそう感じているだけのような気もします。全ての論点に私自身が詳しいわけではありませんが、多少は知っている領域に関していえば、突っ込み不足というよりも失笑を買うような記述が目立つように感じます。おまけに巻末で特定監査法人に提灯をつけるなど、ジャーナリストにあるまじき姿勢にはあきれてしまいます。こうなると、実態を拾っていると言う意味で、2chの方がはるかに意義深い書き込みが多いように思えてきます。
読みたい、読むべき本が多い中、多少関心を寄せても勇気を持って「買わない、読まない。」という判断を下すことも必要だな、と感じさせてくれた本でもありました。今回はちょっと辛らつになってしまいました。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (1)
図解でわかる 執行役員制 丹羽哲夫 日本能率協会マネジメントセンター ¥2,310
会社法が施行された今、なんで執行役員制なのか。と、いぶかしがられる向きもあるでしょうが、その辺に平積みされているありきたりの会社法の解説本とは一線を画す実務書でした。一方で、日本の執行役員制を冷徹に分析、分類したうえで、「オタクの会社ならどうしますか?」と問い、「じゃぁ、こうされては。」と答える。むにゃむにゃとした印象のあるわが国の執行役員制の現実を、とてもわかりやすく実践的に切り取ってくれます。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~ リリー・フランキー 扶桑社 ¥1,575
この本、カバーは白いんですがカバーを取ると真っ赤っかです。東京タワーのメタファー?
書店販売員が奨める本の第1位だかだし、ネット上でもやたら「感動しました。」の嵐ですし。で、購入したのがおよそ半月以上前。なかなか読めずに積読だったものをようやくおととい読了。著者とその一族の自叙伝みたいなもののようです。
リリー・フランキーなんてふざけた名前(ちなみに本名は中川雅也というらしい。メロドラマの主人公みたいな名前だそうで。)に、サザンのベーシスト(関口さん)に似たちょっとおとぼけな風貌。おまけにTVのバラエティでは、クチを開けばY談ばかり・・・。どっかの芸能人も言ってたけど、「あんな感動的な文章を書く人が、こんなくだらないことを口走るなんて。」とそのギャップに翻弄される。どうせ、本人はそれを楽しんでいるんでしょうが。
で、本書ですが、著者と生まれ年(学年も)が同じ(昭和38年)だけに書いてある内容は、まんまシンクロします。たまに「TV番組の放映年、ちょっと違うぞ。」なんてのもあったけど、大抵は「ようここまで憶えてるなぁ。」。もっとも、記憶だけで書いているわけではないんでしょうが。
もちろん感動したわけですが、私にとっては、懐かしさを映像化しながら、じっくりと味わうと言うか、自分のもう一つ別の人生をなぞるというか、実にリアルに楽しめました。ところどころに分かりづらいパロディっぽい言い回しが散りばめられています。しかも、ネタの解説がついてないんやなぁ。こういうの、自分でもよう気がついたなぁ、なんて感じたのですが、逆に言えば見過ごしてしまっているものも多いんでしょう。同学年ゆえに結構拾っている自信はあるんですが(でも、具体的には忘れちゃったな。尾崎の歌詞もあったけど、巻末の引用にはなかったしな。)。読了された方、いかがでしたか?
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)
ポケット図解 チャン・キムとモボルニュの「ブルー・オーシャン戦略」がわかる本 中野明 秀和システム ¥630
3冊目です。これもいいですね。なんだか底本を買いたくなってきました(そんな高いもんでもないんだからハナから買えよって?)。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
「紀香の1ボトル」
今夜から。「さしのみ」の若手版か。あるいは「たかじんのバー」の現代版か。1本飲みきらんと終わらんというホンネトーク。赤ワイン。
初回は親友の大黒摩季が相手。やっぱりこの人は関西弁でないといかんな。大黒摩季はともかく、紀香はほんまに酔ってました。
2組目はFUJIWARA。1本空けた後で登場。下戸の藤本を相手 に、べろべろ紀香が乱れまくる。ろれつは回らず、記憶が飛ぶ。酔っ払いを藤本がお世話するメッチャクッチャな展開。ここまでやるか。久しぶりにいかにも関西的な番組を見せてもらいました。これ、全国ネットではないのか?スポーツ新聞、週刊誌ネタになるくらいの脱線ぶり。1ボトルじゃなく、2ボトルでした。
| 固定リンク
| コメント (12)
| トラックバック (1)
希望格差絶望社会 福地誠 洋泉社 ¥1,000
このところ至るところで社会問題化している「教育格差」です。数年前の雑誌などを丁寧に掘り起こし、独自の取材を掛け合わせ、これでもか、これでもか、というくらいに階層と親の経済力が子供の教育のみならず人生設計に逆転不能な影響を及ぼす現実を突きつけてくれます。少し前に読んでいたのですが、書き込みをしたものと思い込んでおりました。
長くなりますが、Amazonからの引用です。
上にはお受験する子どもたちがいて、下には崩壊家庭の子どもたちがいます。そして“普通”である真ん中の子どもたちは、ゆとり教育による公教育の切り下げによって地盤沈下しつつあります。そんな現状を描き出します。
そして、日本の教育の将来の姿を描き出します。学歴社会に代わって新たに生じてくるスコア社会とは何か? それは最終章にて。
本書は、現状を前にして「これでいいのか?」という問題提起をすると同時に、「わが家はどうするか?」を考えるための見取り図を提供します!
内容(「BOOK」データベースより)
小泉構造改革の負の側面である経済格差。この経済格差が学力格差に直接反映されるようになってきている。なぜ反映されるのか?それは「教育の機会均等」がすでに幻想でしかないからだ!偏差値レースに参加しようと思えば、高校から大学だけで1000万円が必要なうえ、すでに選抜の主戦場は中学受験に移りつつあるため、その費用はさらに増す。そのうえ、学費の個人負担が先進国のなかで日本は最も多い。つまり、教育も市場原理で動き、学歴は努力による業績ではなく、生まれによる属性で決まる社会になっているのだ!もうまもなく国民の9割が人生のスタートラインにすら立てない社会が到来する。
内容(「MARC」データベースより)
教育が二極化しつつある状況と、多彩になりつつある教育の現場をレポート。そこにあるさまざまな格差を描き出し、学歴が努力による業績ではなく、生まれによる属性で決まる絶望社会日本を告発する。
著者からのコメント
経済格差と教育格差について、20年余りにおよぶ思いをまとめた1冊です。親の所得、家庭の文化、地域……。そういった要素と子どもの学力との相関についてレポートしました。国会議員の方々に、学齢期の子どもを育てている方々に、そして教育について関心をお持ちの方々に、手に取っていただけたらと思っております。
カバーの折り返し
小泉構造改革の負の側面である経済格差。
この経済格差が学力格差に直接反映されるようになってきている。
なぜ反映されるのか?
それは「教育の機会均等」がすでに幻想でしかないからだ!
偏差値レースに参加しようと思えば、高校から大学だけで1000万円が必要なうえ、
すでに選抜の主戦場は中学受験に移りつつあるため、その費用はさらに増す。
そのうえ、学費の個人負担が先進国のなかで日本は最も多い。
つまり、教育も市場原理で動き、学歴は努力による業績ではなく、
生まれによる属性で決まる社会になっているのだ!
もうまもなく国民の9割が
人生のスタートラインにすら立てない社会が到来する!
著者について
幅広く活動するフリーライター。
1965年東京都生まれ、埼玉県浦和市(現さいたま市)育ち。東大合格者数日本一を誇る開成中学に入るも、学力不振で追い出され、私立錦城高校を経て同校初の東大合格者に。アップダウンの激しい人生で8年かかって教育学部を卒業し、出版社勤務を経てフリーライターになる。
現在は2人の娘を持つ家庭人でもある。教育問題、格差問題に深く関心を持ち、それが本書となった。麻雀の腕もプロ級で、著書に『麻雀検定』(竹書房、全4冊)、『アカギ悪魔の戦術』(竹書房、全3冊)、「経済の黒帯シリーズ」(宙出版、全5冊)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
福地 誠
1965年東京都生まれ、埼玉県育ち。東大合格者数日本一を誇る開成中学に入るも、学力不振で追い出され、錦城高校を経て同校初の東大合格者に。アップダウンの激しい人生で8年かかって教育学部を卒業し、出版社勤務を経てフリーライターになる。現在は2人の娘を持つ家庭人でもある。教育問題、格差問題に深く関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抜粋
2006年春、大阪府に住む知人Aさんのお嬢さんが高校受験をした。まず私立を受けて合格し、それから公立の前期でトップ校を受けて落ち、後期で2ランク落とした中堅高校を受けて合格した。結局、後期に受かった公立へ行くことにしたが、授業料等払い込みの手続きに行き、早くもこの選択を少し後悔したという。生徒も保護者も雰囲気がまったく違ったのだ。
「なんというかなぁ、列をつくって並んでる様子からして違ってるんよ。私立と公立トップ校はあまり騒がしくしてないし、まっすぐ並んでて背筋もちゃんと伸びてるんよね。それが中堅公立になると、ガヤガヤしてるし、並び方にもだらけた雰囲気が出てるんよ。列が少し曲がったりしてて、最近の女の子はガニ股が多いけど、立ち方にもそれが出てるんやな」
この私立は小学校から大学まであるお嬢さま学校だというが、持ち物も違ったのだろうか。
「全然違ったわ。私立のほうは、ヴィトン、プラダ、シャネルなんかを持っててもケバくないし嫌味じゃないねん。さりげなーく金持ちって感じ。それが中堅公立だと、そのへんに買い物に行くみたいな格好で、美容院に行った方がえーんちゃうのみたいな人ばかり。ジャンパーとか、とにかく貧乏臭いんよ」
Aさんは本当にこの高校にしてよかったのかと、少し疑問を感じてしまったという。
「親が金を持ってるかどうかと子どもの頭のよさって、こんなにはっきりしてるもんなんやな。つくづく感じたわ」
これがAさんの結論だった。
勉強することは学校の文化に適応することだし、規律正しく行動することは社会に適応することだ。そして最近では学力を買うことができる。だから、知人がいうように、学力と経済力、そして規律正しさは強い相関を持つだろう。これまであまり語られてこなかったことだが、どの県の高校に行ったとしても同じような状況を観察することはできるはずだ。
教育と階層、階層と地域、その相関関係は確かに存在している。
(第2章「東京のなかで広がる格差の現実」より)
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (1)
うえきの法則プラス 01 福地翼 小学館 ¥410
「うえき」のDVDにはまった次女が買ってきました。無印(と呼ばれているようですが)のコミック1巻から4巻くらいまでを古本市場で買ってきたのが去年の夏。少し遅れたマイ(ホーム)ブームです。
繁華界っていう能力者ばかり(全人口の3/4)の世界に舞台を移したハナシ。ファルコとの闘い後、海を渡ったケンシロウのごとく対戦相手のグレードが大きく底上げされ、仲間も殆どないまま、これまでと比較して見知らぬ環境で圧倒的に不利な状況に置かれた植木耕助。あと中3にもなってるみたいです。
少年マンガを馬鹿にするものは、人生の大きなパーツを知らずに一生を終えることとなる。(少しというか相当に大げさ。今、考えました。)
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
おやじ丼 群ようこ 幻冬舎文庫 ¥480
自分自身では買ったことがないものの家内が好きな作家なので、読むとはなしにそこそこの冊数を読んでいるような気がする。OLばかりでなく中年主婦の教祖的な存在なのか。エッセイも面白いけれど、この本のようにコンセプト化された短編集が記憶に残っている。「なんとか家族」といいう表題だったんではないかと思うけれど、さまざまな個性的な家族が列記された短編集。わけてもその中に収められていたバカ食いする肥満ばかりの「満腹家族」は、わが家ではでバイキングに行った際には必ずクチに上るテーマになっている。お代わりに行って戻ってくると「まだ、食うんかよ。」とか「やっぱり満腹家族やのう。」とか下品な関西弁の応酬。
さて、この本、中高年の後ろ指を指されるようなオヤジどもが何人も出てくる。身につまされます。「う~ん、これも当てはまる。」、「そのうちこうなるんかなぁ。」とか、「自覚がないだけで、こう見られているんやろうか。」などと自問自答。・・・短編小説集ですので念のため。
さて、あなたは(あるいはあなたの配偶者、お父上、恋人)、いくつ当てはまりましたか。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
週刊東洋経済 この経済書がすごい!! 8/12・19合併特別号
先週号のお盆前合併号(特別なんてついてるけど単に編集部が休むだけの話でしょう。)。副題に「81人のリーダーが選んだ必読の300冊」とあります。「必読」って言われても300冊じゃなぁ。せめて30冊にしてくれよ、ってそれじゃ厚みないし、そもそも特集として成立しないよな。
ちなみにエコノミストら56人が選んだ2006年上半期の経済・経営書ベスト100のトップ10は、
1位 「日銀はだれのものか」、「ゴールデンサイクル」
3位 「ゼロ金利との闘い」
4位 「日本経済の構造変動」、「ヤバい経済学」
6位 「フラット化する世界」、「開発主義の暴走と保身」
8位 「バーナンキのFRB」
9位 「分断される経済」
10位 「世界デフレは三度来る」、「脱デフレの歴史分析」
選者にエコノミストが多いのか、経営書より経済書ことに金融関係が多いようですが、1位のひとつ「日銀はだれのものか」は内幕暴露本、「ゴールデン・サイクル」は権威者によるオキラクな景気循環グランドクロス(惑星配置よろしく4つの波動が同時に上向き?)論。
面目ないことに既読は「フラット化する世界」のみ。「日銀はだれのものか」と「ヤバい経済学」はパラパラと立ち読み。あなたは何冊読みましたか?
ちなみに最新号は情報整理のノウハウが特集のようで。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
マイケル.E.ポーターの「競争の戦略」がわかる本―ポケット図解 (単行本) 中野明 秀和システム ¥630
ポーターさんが「競争の戦略」を世に問うて四半世紀、今やビジネスマンの常識とさえ言えるほどにまで遍く広まった同書ですが、盛りだくさんの内容を論理立てて解説しているものの、逆にそれゆえ「難解」と言われてきました。同書を底本にしたアンチョコではありますが、理解のための「レジュメ」と位置づけるなら非常に合理的にまとめられた名品と言えるのではないでしょうか。
「ファイブ・フォース」
「競争の基本戦略」
「環境分析の精度を高める」
「競争環境の一般的な特色を熟知する」
「戦略を意思決定する際のポイントを知る」
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
ポケット図解 ピーター・ドラッカーの「自己実現論」がわかる本 中野明 秀和システム¥630
この手の本(ことに神聖なるドラッカー大師ですから。)には賛否両論がありましょうが、とてもわかりやすい。日本でドラッカーといえば多数の翻訳をなさっておられる上田惇生氏が第一人者でしょうが、この本の著者の中野氏が本シリーズを一手に引き受けておられるようで、ドラッカーのみならずコトラーとかポーターとかも読みまくっておられるご様子。
ドラッカーに関しては、このシリーズからほかに2冊出ているようですが、実はポーターとブルーオーシャンの2冊も同時に買ってしまいました。文庫なみの価格でわかりやすいモノが買えるんですからありがたい話です。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
出口のない海 横山秀夫 講談社文庫 ¥620
「半落ち」、「クライマーズ・ハイ」の著者が、それら以前にものした作品が下敷になっているらしい。DVDの「男たちの大和」をもって個人的な「敗戦記念日特集」としたのですが、「9月16日映画公開!」のキャッチにつられて読んでしまいました。
テーマは人間魚雷「回天」。期せずして佐藤秀峰の「特攻の島」と同テーマ。
アマゾンの書評でも挙げられていましたが、戦争小説、架空戦記というよりは「青春小説」でした。あまり適切でない喩えをあえてするなら、「ラバ空」を短めにしてミリオタ色を消し、大学(友情)、スポーツ、恋愛のワカモノ要素を取り込んで一般向けにしたというところでしょうか。決して軽くはないものの、明るくさわやかなタッチ。読みやすさを優先したためか、どう考えても当時の学生が発したとは思えないような言い回しや表現が目につきます。この傾向は「終戦のローレライ」以上に強いと感じました。でも”◎(にじゅうまる)”。このココロは半ば辺りまでお読みになればわかります。なお、わかった折に立腹なさらないようお願いします。
「半落ち」を映画で見ただけで、横山さんの著作を読んだのははこれが初めて。リアル警察小説の最右翼としてリアルさを求めるのであれば、この「出口のない海」よりも他者の光人社の特攻モノを選ぶべきでしょう。10代、20代の若者に「あの戦争」を知ってもらうきっかけとなるように書かれたのではないかと思います。
ところで、この映画のテーマソングを竹内まりやさんが歌っていますが、これがまた切なくてとてもいい。先月、日曜午後のFMラジオ番組、山下達郎の「Sunday Song Book」で敢えてフルコーラスで(と達郎さんは強調)流されていました。ユーミン、達郎、福山の1時間ごとのFM最強リレー時間帯。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (2)
例によって今月号の文藝春秋に伊藤たかみ氏の「八月の路上に捨てる」の全文が掲載されていた。選評、面白がって読めるのは石原慎太郎と村上龍。一方で、いつまで慎太郎がするのか、とも思う。えらそうに「受賞作なし」を連発しているが、往年の「若い感性」にまるでついていけずに、ピントはずれな方向を睨んで吼えているだけ。終わってます。その点、村上龍氏のコメントは、静かな失望感が確実に伝わってくる名文だった。
今作、「フリーター文学」とか言われているけれど、「蹴りたい背中」ほど幼稚ではなく、「蛇にピアス」ほどアングラでもないが、「沖で待つ」ほどナイーブでもない。率直に言って、読後感は、「ふ~ん」であった。軽いけれど、一線(放送禁止用語?)を超えた単語を使用したりの冒険もあるものの、妙にディテールにこだわる記述が目立ち、リアル過ぎて私小説でないのに私小説ぽい。でもやっぱり軽い。それにしても芥川賞っていつから「軽め」になったんだろう。随分前からのような気がする。言い古されてはいるけれど、「純文学」って何なんだろうと思う。いや、文学的にとかという意味合いではなくて。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)
NHK海外ドキュメンタリードラマ 「宇宙へ Space Race」
2005のBBC作品(正確には英米露独の共同制作らしいのですが。)。4夜連続の2夜目。夜12時から1時間。今、ちょうど見てます。今夜はソ連がスプートニクでググッと米国をリードしていたひところがテーマです。今しばらくソ連のリードが続くのでしょうか。
フォン・ブラウンvsコロリョフという2人の天才エンジニアの歴史的対決。とても重厚な仕上がりです。ナチ党員でV2ロケットの開発に携わりながらも、「手に職(というにはあまりにもスケールが大きいのですが。)」を持っていたことにより、大戦後の米国でも英雄となったフォン・ブラウン。彼のことを思うに、「芸は身をたすく」とはよくいったもんだと感じ入ります。
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (0)
京都のPanzerさんが管理人を引き受けてくださっている日本で唯一のAFV(戦闘装甲車両)模型ファンのためのメルマガであるAMSN。
今月号のエピローグにちょっと変わったクイズが・・・。
(AMSN No.710より)
▼▼◇エピローグ◇▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
・ある雑誌の漢字クイズからの抜粋なんですが、次の8字の漢字を組み合わせ
て三文字の熟語を作り、残った字はどれか?という問題です。「人、喬、頁、
木、土、豆、呆、今」・・・うちの妻がこの問題だけどうしてもわからない
と言うんで考えたところ、私はわかりました。確かに国語辞典にも載ってる
んですが、妻は激怒してました、そんな熟語、聞いたこともないと(笑)。
このAMSNの読者の方なら、たぶんわかるんじゃないでしょうか??答えは、
次号ということで・・・
▼▼◇A.M.S.N.◇▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
Panzerさんはすぐお分かりになったとのことですが、私も同様でした。でも、Panzerさんの奥様同様、普通の方には耳にしたことのない単語なんでしょうか。こうして日本語って徐々に風化していくんでしょうかね。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
さきほど3泊4日の家族旅行から帰ってまいりました。今回は首都圏。
明石のJTBで手配してもらい、品川プリンスに投宿してウロウロしておりました。窓一杯に広がる28階からの品川駅周辺の風景を眺めながら目を覚まし、床に就くのはまことにいい気分でしたが、もったいないのは日中は殆どそこにいなかったこと。
・・・いや、疲れました。でも2キロ太ってしまった。ホテルの朝食も5,6箇所から選べるから、毎日楽しめましたし。それにしてもTDLも含めて町中で中国語をよく聞いたなぁ。ちなみに、六ヒル、マリタイム・ミュージアム(日本丸、氷川丸、タグボート)ではペーパークラフトを購入。ここは外しまへんで。
| 固定リンク
| コメント (3)
| トラックバック (2)
ゲド戦記 4 帰還 ル=グウィン 岩波書店 ¥1,260
「ゲド戦記3部作」完成の後、16年のインターバルを経て出版された第4巻。
なにもしないできなくなってしまったゲド。しかしそれはウルトラマンレオに杖をついて出ていたモロボシ・ダンと異なり、達観しつつも全くの普通の市井の人となっていった。
映画は舞台設定を3巻にして、登場人物を4巻から借りてきて、潤いの部分をバサバサ切り落としたうえで、ユーモアのスパイスをふりかけて、映像美という彩を添えて・・・。少し口が過ぎたというか、滑ったといいますか。
いま、矢沢永吉「RUN & RUN」を観ながら打ってます。「成りあがり」発刊から1年半程度の頃(LP「KISS ME, PLEASE」、「ONE NIGHT SHOW TOUR」のころ。)に撮影されたこともあり、永ちゃんの言動の一つ一つが刃物のよう。オブラート一切無し。放送禁止用語もバシバシでてきます。「ジェファーソン・ストリート」が聴けるのはこれだけ?
| 固定リンク
| コメント (6)
| トラックバック (0)
RAINBOW 14 小学館 \530
「無骨でシャイな男の言葉には誠実と愛が籠もっていた。前を行く、男の広い背中が急に滲んで見えた。今まで覚えがない甘酸っぱい幸せな涙だった。」
拝金主義がはびこる現代人に昭和30年代の熱い生き方が、生きていく上で、「何を大事にしなければならないか。」を教えてくれます。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
今朝の新聞で知ったけれど、日中韓の3カ国のリーグチャンピオンなどで競われるA3という大会が国立競技場で開催されているらしい。昨日は、ガンバが蔚山(韓国)と千葉が大連(中国)と対戦。後者は2-2で引き分けたものの、前者は6-0で完敗。日本代表と高校生チームなみの試合だったんだろう。
ガンバvs蔚山は、Jリーグ、Kリーグの王者対決。ここまで差が開くとは、韓国人たちも想像していなかっただろうが、ホームでの惨敗。言い訳はできまい。ワールドカップでの日本代表のふがいなさ、「こんなはずでは。」ではなく、「これが現実」ってことなんだろう。この「現実」をこそ、もっと大々的にマスコミは報じ、全国民が見つめるべきように感じる。きっと、韓国ではトップニュースなんだろうし。
サッカーだけでなく、トリノ・オリンピックでのメダルの少なさ、各種格闘技での日本勢の精彩の無さ、どれをとっても情けないかぎりだが、おかしな期待を全国的に煽って、過剰演出がすぎるマスコミの責任がとても大きいと感じる。おおげさに盛り上げるのは、エンターテインメントとしては、お約束事だが、それも華麗な結果が着地点として予定されていてのこと。今後は、少々地味でも当たり前の「強さ」を求めるマスコミであってほしいと感じる。
K-1系の総合格闘技「HERO'S」の放映を見ていても、かつての「金曜8時のイノキ」のように、前半コテンパンにやられながら最後の最後に大逆転勝利、なんてパターンが特に大物と呼ばれる日本人ファイターの試合でやけに目につき、胡散臭さを感じた。PRIDEがあんなことになってしまった今、思い過ごしであって欲しい。この「HERO'S」でも日本人柔道王空手王対決なんてキャッチにしながら、帰化した在日の秋山と金の試合。まさに現実を覆い隠したカンバン。選手本人にしても、この書かれ方はとても不本意なのではないだろうか。
マレーシアなどののイスラム社会でも韓流アイドルがもてはやされ、サムソンを始めとする韓国ブランドの優位は中国では決定的なところまで来ているという。そもそも韓流なる表現は、日本発ではなく使い始めたのは前世紀の中国メディアだそうで。こういった「現実」こそ、学校教育でも教えるべきだと思うけれど、教員の方々、文部科学省の方々のアンテナと現実即応力はどうなんだろうか。
人口減少社会における「国力」というか「総合国民力」というべきか、の見えざる、目をそむけている低下が、とても気になります。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)
本日、次女と二人で行ってきました。「浮き輪(みたいなの)に乗って滑り台(ウォータースライダー)をすべるのに行きたい。」と言っていたことを、ようやくここだと気がついた次第で。朝10時から11時半くらいまで、少し短めでしたが存分に楽しめました。夕方から地元の小学校で地域の夏祭りがあるので、疲れが残るとまずかったもんで。たぶん、また行くことになりそうです。六アイのセンターゾーンって、日本じゃないみたい。いい意味で。デカパトスにも、やたら外人さんが多かったし。
| 固定リンク
| コメント (3)
| トラックバック (0)
昨年?、エッチングパーツで有名なチェコのエデュアルドが、ヘッツァーを出す、そしてそれは簡易インジェクションなので初回ロット輸入分で終わり。などという情報が模型誌に出回った。そして、その後、初期型が先か後期型か、とにかく先に出た方でない方が輸入された、などというわけのわからん記事が載った。
で、本日、本町のホビーランドへ。職場の方を案内する形での、半年以上ぶりの訪問。店長さんが営業譲渡(?)されて、オーナーが替わって初めて。
なんと、初期型、後期型の双方を発見。両方ともを作る自信も根気もないし、そもそも1個8,295円するし。で、大して迷わずに後期型を購入。さすが、というか、ここまでやるかというか・・・。以前、イタレリのほにゃほにゃなのを作ったことがありますが。あの時は、アクリルガッシュで初めて塗ったような気がします。・・・でも、このヘッツァー、いつ作れるんやろうか。
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)
8月4日発売の27年前のドキュメンタリー映画のDVD化。直前に予約しました。
高1か高2の時、神戸の今は無き「ビック映劇」で観た。残念ながらビデオは持っていなかったので、今回の発売はうれしいけれど、「どうして今頃?」といったオドロキが先にたった。きっと、YOUR SONGS同様、新しいファンが増えてきたからなんだろう。ソロになってからの、いわゆる第一期黄金時代を彩る名曲の数々。送られてくるのが待ち遠しい1枚です。
それにしても、「RUN & RUN」っていい響きですね。自分自身も、いつまでもそうありたいと思います。
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (2)
「ALWAYS 三丁目の夕日」と同じく、ローソンで衝動買い。出れば買うつもりでいましたから、正確には衝動買いではないのですが。
映画館でも見ましたし、実物大のロケセットも観にいきました。思い入れたっぷりです。その思い入れを割り引いても、この作品を引き立てているのは、「抑制」ではないかと思います。これだけの大作でありながら、東宝の8.15シリーズのような仰々しさが無いところが、却って魅力を生んでいるのだと思う。もっとも、8.15シリーズでも「連合艦隊」と「太平洋の嵐」はとても感動的でしたが。ことに「連合艦隊」の財津一郎の熱演には感動しました。あれも大和が撃沈されるシーンでしたが。
ところで、このDVD、8月4日発売なんですが、ローソンでは8月3日のことを8月4日と呼ぶそうで1日早く手に入れました。もうすぐ8月6日、9日そして15日がやってきます。毎年、この時期には戦記モノ(レイテ戦などの負け戦です。)の文庫を読んで、思いをいたすようにしているのですが、今年はどうやらこのDVDがこの代わりになりそうです。たった今、長嶋一茂演じる臼淵大尉が、「死に方用意」の講釈をしているシーン、菊水一号作戦にて出撃するところが映っています。下の写真は、最近になって公表された出撃直後に米軍機によって撮影された貴重なカラー写真です。
かつて、お一人だけ実際に大和に乗艦されていた方のお話を伺ったことがありました。今から25年前、大学受験浪人していた折、予備校の講師をされていた方です。春に奈良県の公立進学校の校長先生を定年退職され、予備校で英語の授業を持っておられたのですが、トラック島に長期停泊中、いわゆる大和ホテルと呼ばれていたころでしょう、に乗艦されていたとのこと。京大を出られたとのことでしたが、学業半ばでの従軍であったようで、トラック島の夕日を見つめながら、「あぁ、勉強したいなぁ。」と心底思ったと心情を吐露なされました。予備校でのその先生の最初の授業であったと思います。お歳を推定するに、ご存命でも80代半ばであろうことからも、あの「戦争」ははるか彼方へ行ってしまったと感じます。そして、それゆえにこういった「戦記」や「戦争映画」を読み、見続ける義務が我々にはあるのだと思います。
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (1)
亀田興毅が負けた。完敗だった。TV中継を見ていた95%以上の日本人が、そのように受け止めた以上、それが「真実」なんだろう。そして、それを誰よりも一番よく理解しているのは、興毅自身であり、品のないあの親父であり、2人の弟なんだろう。あとは、TBSの連中か。「判定勝ち」などと言っても、主催者側からカネを貰っているジャッジという専門家と言われる3人のうちの2人がつけた点数に基づくものでしかない。2人の専門家の点数にかかわらず、映像というのは「真実」を告げる。
昨夜、帰宅した時にはすでに試合はおろか番組も終了しており、全ラウンドを見たわけでもないし、ボクシングのTV中継の試合を好んで見るとはいえ、知識、見識ともに「ジャッジ」には遠く及ばないシロウトである。しかしながら、そのシロウトでさえ簡単に見破れるような試合内容だった。
率直に言って、私は亀田興毅が気に食わない。常識外れに品の無いあの親父も、弁慶の生まれ変わりと勘違いしている弟も嫌いだ。ただ、興毅について言えば、礼儀知らずな態度が気に食わないだけで、そんな悪いヤツだとは思っていない。いつの時代にもよくいる生意気なクソガキが見せる横顔だ。自分自身の少年時代を振り返れば、そこに己を見つける人も多かろうと思う。
彼ら4人の親子が礼儀知らずなのは、バカなわけではなく、寝ても醒めてもボクシングに「勝つ」ことだけを考えている「純粋」な連中だからなんだろう。あれだけもてはやされても贅沢をしているようには見えない。具志堅用高氏のコメントを始め、作られたヒーローとの声もあるが、これとてあの4人の親子のせいではなく、TBSを始めとするエセ・マスコミ、ボクシングにぶら下がって食っている連中の思惑のなせるわざに他ならない。私も含めたいい歳こいたオトナには、許しがたい思い上がりや傲慢さだけがメディアを通じて伝わり、「負けてまえ、クソガキ。」なんて思いも渦巻く。こういった思いに関しては、板垣恵介氏が何巻目かの「バキ」のカバーに、興毅とのツーショットに収まりながらも、「負ける様を見てみたくもある。」といった趣旨のコメントを載せていたのが印象的だった。自身、ボクシングではいいところまでいった板垣氏ゆえのコメントは奥が深かった。
今回の試合には「負けた」けれど、興毅は決して弱いボクサーではないのだろう。ただ、世界戦に臨むココロの準備を整える時間だけが足りなかったのだと思う。それが、半年なのか1年なのかはわからない。世界戦を前に、彼は「勝つ」ことだけでなく、「オヤジのために」とか「・・・のために」とか、いろいろなことを考えてしまったのだと思う。思考の対象が広がれば、「純粋さ」は失われる。負けると失うモノが多いことを感じてしまったがゆえに、緊張し、すなわち自分を見失い、1Rで無様なダウンを食ったのではないのか。
一方、10代の少女達は、失うものが多く目の曇ったオヤジたちと異なり、おかしな親子4人組の「純粋さ」が見えるのだと思う。したり顔の世間のオヤジどもより、彼女達の方が本能的に、「純粋な」存在を見出す能力が高いのだと思う。4人組を応援する彼女達の瞳は真剣そのものだ。
逆説的で皮肉なものだけど、私は、「負けて」しまったことによって、興毅が好きになりつつあることを感じる。そして、ここから彼の本当の戦いが始まったのだとも感じている。意義深いダウンだったと思う。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (1)
本日の東京出張の帰り。霞ヶ関でギリギリまで粘っていたため、指定を取った列車に遅れそうになりタクシーで東京駅へ。気のいい個人タクシーの運転手さんと話をしていたところ、丸の内側に到着。
と、白バイ、巡査に、黒山のひとだかり。運転手いわく、「誰か偉い人がおいでのようですな。こりゃ、皇族だな。」
タクシーを降りて、いわくありげにデジカメを構える紳士ひとり。スーツは着ているけれど、50がらみのスキンヘッドは、スジモンではないけれど堅気にも見えない。非番の刑事といった風情。「どなたがお見えですか。」とたずねたところ、ニヤッと笑って、「わからん。」。ケータイ構えたオバサン連中と趣が違うので、声をかけたけど空振り。
と、東京駅の正門(なんて呼ぶんでしょうか。)から、雅子さまと愛子さまがおでまし。黒塗りの高級車にお乗りかと思いきや、ヴォクシーかノアみたいなシルバーの1BOXにご搭乗でした。ヨーロッパへの長期ご静養前に拝ませていただきました。平和なニッポンの一断面を見た想いです。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
ゲド戦記Ⅲ さいはての島へ ル=グウィン ¥1,260
ようやく映画の原作に当たる3巻目を読み終えました。
「読み終えて分かったこと。」
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
一番やさしい地方自治の本 平谷英明 学陽書房 ¥1,890
初学者向けのそうですが、「一番やさしい」というのは、なかなかバカに出来ないシロモノのようで、「テキトーに簡単」とか「なんとなくヤサシイ」なんてのとは似て非なる存在。
「良書」というのは、こういったものを指すのでしょう。オススメです。
< amazon より >
内容(「BOOK」データベースより)
今、わが国の地方自治を巡る情勢が大きく動いています。平成の大合併により、市町村数が3232から1820にと減少し、また、「中央から地方へ」のスローガンのもと、国と地方自治体の関係が上下のタテの関係から対等のヨコの関係へと変更されました。さらに、財政面から地方分権を推進するため「三位一体改革」も、その形が整えられました。この改革により増加した権限、財源のもとで、地方自治体は「自己決定と自己責任」の原則に基づいて行政を行うことができるようになりました。そこで、大きく変貌している現在の姿を含めて、地方自治のシステムをわかりやすく説明し、はじめて地方自治を学ぼうとする者が、地方自治制度のアウトラインを理解し、さらに、地方自治に興味を持ち、より深く研究しようとの意欲が湧くように、との思いから本書を執筆しました。
内容(「MARC」データベースより)
大きく変貌している現在の姿を含めて、地方自治のシステムを分かりやすく説明する。はじめて地方自治法を学ぶ学生のみならず、最新の地方自治の姿をつかみたいという社会人、再度地方自治を学ぼうという公務員にも有用な書。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント