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2006.09.03

ゲド戦記5

400028075901_scmzzzzzzz_v55546788_1 ゲド戦記5 アースシーの風 ル・グウィン 岩波書店 ¥1,260

ついに本編の完結の書、読了です。残るは作品世界を生かした短編集を収めた外伝のみ(すでに読み始めているのですが。)。

先週の「週刊現代」にル・グウィンのインタビューで構成された「これはゲド戦記ではない。」との記事が載っていましたが、どっちもどっちって感じでした。オヤジ宮崎にしてみれば、「こっちが頼んだときには断ってきたくせに、勝手な思い込みで時宜を逸した頼みこみに応えてやったのに、また言いがかりかよ。」といったところでしょうし、ル・グウィンにしてみれば「話が違う。」ってことなんでしょう。どちらにも肩入れする気も無いし、どうでもいいんですけれどね。

5巻目。ル・グウィンにすれば、自身が納得すべく時間を空けながらも5巻目をものしたわけでしょうが、読んでいるほうにしてみればタイクツなだけだった。彼女しだいでは、ひょっとすると6巻目すら出てくる可能性だってあるんですが。結局、痛快に楽しめたのは1巻だけだった。テイストはまるで違うけれど2,3巻も良かった。そして全てを失ったゲドを見つめるにしても4巻までで十分。もっとも私自身が5巻を味わうには若すぎるのかもしれない。小説にせよ、何らかの解説書にせよ、書き手と読み手の年齢というのも重要な要素でしょうから。

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コメント

(ほぼ)完読、おめでとうございます。
まだ1冊も読んでいないので、話しについていけないのが残念です・・・

投稿: Mizo | 2006.09.03 22:18

ありがとうございます。
このところ、積ん読がひどくて。

5巻目に入ると、「ここでやめるのも癪やしなぁ。」なんて感じで惰性で読んでました。
外伝には6つの短編(世界設定は同様なのですが、次代設定は相当な隔たりがあります。)と解説がついています。「指輪物語」への喩えなどが入るので、ファンタジー全般に関する素養があれば、より楽しめるでしょう。少々クセのある作者を相手にする心構えが必要なのかもしれません。

投稿: 凡太郎 | 2006.09.03 23:45

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