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2006.10.31

若者はなぜ3年で辞めるのか?

433403370901_aa240_sclzzzzzzz_v40026401_ 若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来  城繁幸 光文社新書 ¥735

 ¥1,000のペーパーバックスで、「富士通」の成果主義のお粗末な内幕をあからさまに暴露した著者(同社の人事部出身)がコンサルタントとして独立した後にモノされた最新刊。「若者がなぜすぐに辞めるのか。」が、軟弱になったなどといった他愛ないものではなく、彼らが「教育」を通じて幼少時から刷り込まれた「思考スタイル」、作られた「指向」など、非常に根深いものであることを教えてくれます。

 この方の本、とても読みやすく「ストンと入る。」といった感じでしょうか。「日本企業でのキャリアなど、マックの時給のアルバイト経験と同じ」、「同情はするが評価はしない」と言い切る外資系従事者。少々言いすぎな気もするけれど、組織と個人のあり方や世代間で「年功序列」をどう眺めるかの違いなど、考えさせられることが多くあります。

             あなたにとって「仕事」って何?  って問われます。

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コメント

内容かなり忘れてしまいましたが、「今の新入社員は、よく会社を研究し採用されるために自らをよく鍛えているが故に、先が見えると見切りをつけて退社する」ということが書いてあったかと思います。
いや、まったく皮肉なことです。
日本の会社は、才能ある人にとっては保守的で、大飛躍が期待できないということなのでしょうか・・・ 年功序列に関しても、そろそろ自らが「既得権益者」のカテゴリーに突入しそうで、笑うに笑えません。

投稿: Mizo | 2006.11.02 12:40

何も考えずに就職するのも考えものですが、「企業研究」の名の下に勝手な期待を寄せたうえに、やりたい仕事を任せてもらえなければ、「失望した」といって辞めていく。堀場雅夫さんの「イヤならやめろ。」を地でいくわけですから、別に悪いことだとは思いませんが、世の中、「順番待ち」があるのも事実。「飛び級」ができるほどのセンスがあれば、そもそも「企業研究」で失敗なんかしないでしょうね。

投稿: 凡太郎 | 2006.11.02 23:30

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