« ローマ人の物語 17 | トップページ | 到着、ほぼ日手帳2007 »

2006.11.10

民間の力で行政のコストはこんなに下がる

478870664401_aa240_sclzzzzzzz_v36860585_ 民間の力で行政のコストはこんなに下がる―「公」と「民」のサービス・コスト比較  坂田期雄 時事通信出版局 ¥2,520

 ぶったまげるほどコストが下がる様子が一目瞭然です。シンプルな構成ですが、地味で実証的な調査に下支えされた説得力のあるデータに基づいていますので、そのシンプルさゆえに読みやすくなっています。

 ビックリするのは、本書を読んでからにしていただきたいので、敢えてどれほど下がるかといった数値はここでは書き込むことは控えます。コストが下がる要因に、よく役所の非効率性が挙げられますが、公務員の給与水準が高すぎることが何よりもその根源にあるわけでしょう。いずこも財政危機ゆえ、「分限免職」でばっさり仕掛ける自治体がそろそろ出てきてもよさそうなものです。民間企業でも、大手は90年代以前においては人員のリストラには非常に慎重な姿勢を保っていましたが、その後はわれ先にと手をつけたことはご承知のとおりです。自治体でも、思い切ったことをする団体が数件でも出てくれば、雪崩現象になりそうな。現在は、むしろより陰湿で目立たない形での免職が起きているような気もします。

|

« ローマ人の物語 17 | トップページ | 到着、ほぼ日手帳2007 »

「旅行・地域」カテゴリの記事

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

ご推測の通り「右にならえ」で、始まるときは一斉に始まると私も思います。労働人口の減少で、自治体の地方税収も悲観的ですから、早いうちに手を打たないとまずいでしょうね。

投稿: Mizo | 2006.11.11 08:20

 これまで「当たり前」と疑いもしなかったことが、崩れていくのが世の常。それを見通せる先見性なんて、なかなか身につくものではありませんが。

投稿: 凡太郎 | 2006.11.11 21:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/60334/12637187

この記事へのトラックバック一覧です: 民間の力で行政のコストはこんなに下がる:

« ローマ人の物語 17 | トップページ | 到着、ほぼ日手帳2007 »