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2006.11.14

君主論

400340031309_aa240_sclzzzzzzz_1 君主論 マキャベリ 岩波文庫 ¥840

 あわてて打ったら「金主論」になってしまった。たしかに現代の君主は金主なのかもしれない。訳者の趣向もあるのか、文体がとてもへりくだっていて、むしろ慇懃無礼。約400ページのうちの半分が訳註と解説。解説は著者の略歴が過半。

 元祖エゲツナ本みたいに言われるけれど、毒のある本が溢れる現代にあってはむしろ清々しい毒(そんなものがあれば、の話ですが。)といった印象すら受ける。

全26章は、例えば。

  • 征服される以前に、固有の法によって暮らしていた都市や君主政体を、どのようにして統治すべきか
  • 極悪非道によって君主の座に達した者たちについて
  • 人間が、とりわけ君主が、褒められたり貶されたりすることについて
  • 気前の良さと吝嗇について
  • 冷酷と慈悲について。また恐れられるよりも慕われるほうがよいか、それとも逆か
  • どのようにして軽蔑と憎悪を逃れるべきか
  • 尊敬され名声を得るために君主は何をすべきか
  • どのようにして追従者を逃れるべきか
  • 運命は人事においてどれほどの力をもつのか、またどのようにしてこれに逆らうべきか

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