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2006.12.29

夢の木坂分岐点

夢の木坂分岐点 筒井康隆 新潮文庫 ¥500

 設定やあらすじを語りづらい小説(これを小説と読んでいいかどうかはさておき。)ではあるけれど、筒井ファンにはたまらない作品であることは間違いない。凝縮度が高いというのか、分厚い本ではないけれど、読み進むには結構時間がかかる。

 一種のパラレルワールドものに分類されるのでしょうが、物理的な事象よりココロに焦点が当てられているところが魅力的です。毎日を堅実に生きておられる方にとっては、わけのわからんシロモノということになるのでしょうが、妄想世界に片足を突っ込んだままで生きている小生などにとっては非常に感慨深く楽しめました。

 ちょっとした表現、展開においてもとても練られている印象を受ける作品でもあります。谷崎潤一郎賞受賞作品。

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