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2006.12.29

風林火山

風林火山 井上靖 新潮文庫 ¥540

 来年のNHK大河ドラマの原作。武田信玄の軍師、山本勘助の物語。そもそも、勘助なる人物なぞいなかったという説さえある謎の存在ですが、この小説でもその生い立ち、来歴などをぼかすことによって神秘性を高めています。異相異形の気難しい老齢の小男が、巧みな政略、軍略を操りつつ、晴信、勝頼親子、二人の側室に忠誠を尽くす。

 「風林火山」といえば、もともとは孫子の「兵法」に由来するのでしょうが、日本では専ら信玄の軍旗を連想しますね。この本の題名も、もちろんそこから来ているのでしょうね。

 文庫一冊で大河ドラマの原作足りうるか、との見方もあるのでしょうが、設定や軸ぶれしない骨子としての扱いなのでしょう。個人的には信玄よりも謙信派なんですが、信玄の方が絵やドラマ性があるとみられるのでしょうか。

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» 川中島の戦いのゆかりの地より・・・大河ドラマ『風林火山』にはまる?! [apple of the nariyuk's eye]
いよいよ明日で仕事納めだあ。年末だね。お決まりのイベント目白押し。討ち入りの日に [続きを読む]

受信: 2006.12.29 11:08

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