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2007年4月

2007.04.30

三角合併

って、三菱東京UFJ銀行とか太陽神戸三井銀行(ちょっとレトロ)みたいな?

な~んて、呑気なことを言っていられたのも今日まで。明日から解禁。

すぐに超大型合併が相次ぐとは思えませんが、夏ごろまでには大型案件の何件かが紙上を賑わわせることでしょうね。世界的に合従連衡、業界再編が進む業界はいくつもありますからね。三洋電機がサムソンやハイアールの傘下に入るとか、中国企業は同国内法の規定により三角合併が非対称的になっているとか、いろんなことが言われています。

アナタの会社も来年には外資系?

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逆境の経営学

41dvbo0jo3l_aa240_1 吉野家安倍修仁「逆境の経営学」 戸田顕司 日経BP ¥1,575

 なにかの雑誌の記事を見て、どうにも手に入れたくなって購入。今となっては、その雑誌名を思い出せない自己嫌悪。

 書店に並んでいるのは何度となく目にしているものの、表紙を眺めただけでは購入するところまでは魅かれなかった。オビに「地獄を2度見た男が初めて語り下ろす」とある。2度とは、ほかでもない会社更生法の申請と米国産牛肉禁輸を指す。

 あっさりと読める分量と書きぶりですが、崖っぷちで生死をかけてきた者だけが語りうる説得力に引き込まれます。あるコンサルタントの言として、「全て自分たちの力で解決する、それが吉野家という集団だった。」という趣旨の記述がありましたが、借り物ではない自立した力強さを感じました。アウトソーシング花盛りの中、安易な流行に左右されない独自の企業文化が根付いているのでしょう。

 ちなみに、書名に安倍社長の名前が入っているのは、著者自身は日経BPの記者のため。

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ビジョナリー・ピープル

41rjpjvsql_aa240_1 ビジョナリー・ピープル ジェリー・ボラス/スチュワート・エメリー/マーク・トンプソン 英治出版 ¥1,995

 ビジョナリー・カンパニー・シリーズの最新刊。

 ビジョナリーな人たちが(本人の自覚の有無に拘らず)重視している点

  1. 意義
  2. 思考スタイル
  3. 行動スタイル

 流れを読むことも大事だが、それでは結局は「意義」を第一に持ってくる者には長期的には絶対に敵わない。こういった記述に触れるにつけ、反省を通り越して後悔の念が強くなるのは歳のせいか。

 例によって、とことん実証的なアプローチで構成された作品です。

<Amazonより>

自分の道を追求しつづける人たちがいる。
ひたむきに、真っ直ぐに、生きていく人たちがいる。

自らのビジョンに向かって突き進み、
彼らは新しい時代を切り拓く。
彼らは、世界に変革を巻き起こす。

そんな人々を、「ビジョナリー・ピープル」と呼ぶ。

ネルソン・マンデラ、ダライ・ラマ、ジミー・カーター、リチャード・ブランソン、ビル・ゲイツ、
スティーブ・ジョブズ、ヨーヨー・マ、U2のボノなど、世界各国、200人以上のビジョナリー・ピープルに、歴史的名著『ビジョナリー・カンパニー』の著者らが10年間にわたりインタビューを実施。徹底した分析により、成功者の条件を明らかにした。

人は、何のために生きるのか。
私たちは、いかに生きるべきなのか。

自分の道をすすむ勇気が湧いてくる。

 

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パラレルな世紀への跳躍

51v6yn2aqil_aa240_1 パラレルな世紀への跳躍 太田光 ¥580 集英社文庫

 時代の寵児か反逆のカリスマか。そんなたいそうな肩書こそ不似合いなオトコ。今から3年ほど前の連載をもとにした模様のエッセイ集。もっとも、2,3本に1本は、デッチ上げのネタが紛れているので、眉間に皺を寄せて読むと肩透かしを食らう。

 一時期、表舞台からまったく姿を消してしまった「爆笑問題」。あんなに面白い漫才師なのに、なんで出てこないのか、いわゆる「事務所の力」ってそら恐ろしいものがあるんやな、と若い頃の私は感じたものでした。

 群れることを生理的に受け付けず、集団行動を取れないそれでいて演出にココロを惹かれる屈折したオトコ。少なからぬ方が、己の中に小さな太田光を見出すのではあるまいか。

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2007.04.22

名探偵コナン 紺碧のジョリー・ロジャー

10016531 名探偵コナン 紺碧のジョリー・ロジャー

 今週は土日とも仕事。いずれも日帰り出張。でも、子供との約束はそれはそれ。夜の上映回を観にいってきました。毎度、このシリーズを観て感じることは、子供向けを装ってはいるものの、求めている知識は大人レベルであるということです。例えば「鳴き砂」は知っていても、その砂には石英が多く含まれていることまで知っている子供はまずいないであろうし、「カットラス」なる単語は小学生には馴染みが深いとも思えない。タイトルも、「棺」と書いて「ジョリー・ロジャー」と読ませる。

 とはいえ、理屈っぽくみても、気楽にみても楽しめるのが、このシリーズのいいところ。

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2007.04.15

ハンニバルライジング(下)

410216707201_sclzzzzzzz_v25088682_aa240_ ハンニバルライジング(下) トマス・ハリス 新潮文庫 ¥540

 被害者としての幼少期を描いた上巻から一転し、冷徹な復讐者としてのパリの医学生たるハンニバル青年が跳躍する様子が活写されています。20歳になるかならぬかのうちに、すでに何人を殺害したのか。

映画の方はアクション主体だそうですが、主演の若者はフランス映画界のホープとのこと。そちらはそちらでアンソニー・ホプキンスとの比較もできて楽しみというものです。

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ブラックホークダウン

Blackhawk いま、日曜洋画劇場で「ブラックホークダウン」が放映されています。なぜ、この時期に?という疑問はありますが、個人的に「遠すぎた橋」と並んで最も気に入っている洋画ですので悪い気はしていません。・・・たったいま、61がRPGの攻撃を受けて広場に不時着したシーンが放映されました。

気に入っているとはいっても、観て気分が良くなるといったものではありません。では、なぜ、気に入っているのか?

例えば、「とことんリアルだから。」、「戦争の残酷さが余すところ無く再現されているから。」、「リドリー・スコットが挑んだドキュメンタリー・タッチだから。」、「必ずしも米軍側からだけの視点で描かれていないから(あるいは、とことん米軍側からの視点だけを見せることによって、逆説的にソマリア民兵側の視点を浮き上がらせているから。)。」、「前線でのやりとりが生々しく描かれているから。」、「ただのひとりも見殺しにしない作戦方針だから。」・・・。いくらでも理由は見出せるでしょうが、私には「極限状態に置かれた人間のさまざまな心理状態、葛藤が対照的に描かれているから。」という理由が筆頭にくるように思います。多くの戦争映画は群像モノとなりますが、登場人物ひとりひとりに、生死と使命と尊厳をかけた振る舞いが見出せる映画はそうそうあるものではありません。本当に見応えのある映画だと思います。

私なぞ、DVDを観た回数が10回未満ですので、「ブラックホークダウン」フリークとしてはヌルいクチなようで、mixiのコミュでは、60回観たとか100回は、とか平気で書き込まれていますし、気に入ったシーンの回顧、セリフの暗誦、兵装のマニアックな解説なぞ、凄まじいものがあります。もっとも、原作となった文庫本は読んではいますが。

模型に関して言えば、イタレリのハンビーを2台作ったものの、タミヤのは長期仕掛中。模型店で取り寄せてもらったアカデミーのUH-60は手もつけていない状態。どうにかせにゃ。と打っているうちに64も墜落していきました。いよいよ、デルタの英雄の登場、最高のクライマックスへ。・・・私自身は全くの平和主義者ですので、くれぐれも誤解ありませぬよう。

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MG MS-07B GOUF

Mg_ms07b_gouf_001mini_1 Mg_ms07b_gouf_002mini MG MS-07B GOUF 1/100。正月に組み立てたZAKUIIと並べてみました。全体の造形は似通っているものの、部分を取り上げるとむしろ共通、共有箇所がほとんど見当たらないことに気づきます。どうなっているのやら。

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ハンニバル・ライジング(上)

410216706401_sclzzzzzzz_v25088817_aa240_ ハンニバル・ライジング(上) トマス・ハリス 新潮社 ¥540

 時系列で言えば、「レッド・ドラゴン」、「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」のさらにずっと前に位置づけられる、スターウォーズ風に言えば、エピソードIですね。怪物レクター博士の作り方ってところでしょうか。

 映画版では多少穏やかな結末になっていましたが、小説の「ハンニバル」での「その後」は、「そら、ないやろう。」といったハンニバルとスターリング捜査官の関係が示されていただけに、先祖がえりするのは必定だったのかもしれません。

 トマス・ハリス一流のまるで抑制のない、それでいて妙に洗練されたような、激しい暴力描写は健在ですので、そういった方に免疫の無い向きには吐き気さえ催すような一品でございます。

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若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか

449276164001_sclzzzzzzz_v44953258_aa240_ 若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか 渡邊正裕 東洋経済新報社 ¥1,680

 タイトルや装丁があっさりしておりインパクトに欠けるように見えますが、中味は相当に濃い「企業研究」書です。著者は日経の記者、PwCコンサルティングのコンサルタントを経て独立した変わりダネ。記者と経営コンサルタントという、非常にユニークなスキル・セットを背景にした、わかりやすくそれでいて斬新なマトリックス図で各界の代表企業をマッピングしていく手法は、とても興味深い。

 若者だけでなく、企業経営層においても唸りながら読むことになろうと思います。一方で、「会社選び」という意義から言えば、大学生というよりも、進路を検討し始める高校1,2年生あるいは、早熟な子供であれば、小学校高学年くらいから読んでも決しておかしくはないと思われる内容でした。少なくとも¥5,000くらいの値打ちは十分に感じました。

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HG DOM TROOPER

Hg_zgmfxx09t_dom_trooper_001_mini_1 BANDAI 1/144 HG DOM TROOPER

 先ほどまで、それなりに気合を入れて打ったものがあったのですが、IE7がユーザーの意向を無視して勝手に終了してしまいました。テンション↓につき、今回はごくあっさりと終了いたします。

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2007.04.08

きょうの統一地方選

Nhk 今日は統一地方選の前半戦。

 各地で首長、道府県議員、政令市会議員選挙の投票が行われています。たった今、NHKの大河ドラマ「風林火山」が始まりましたが、いつものように投開票日のお約束事で45分の繰上放映となっています。そして20時からは「開票速報特番」。

 私自身は、夕方、外食に出る前に次女の通う小学校へ夫婦で投票へ。いつもは午前中の割に早い時刻に投票に行くのですが、夕方のほうが人が多かったように感じました。 

立候補者とその後援会等ご関係者にとっては、居ても立ってもおれない状況でしょう。そして、言い古された言い回しですが、ひとりひとりの小さな一票であってもその一票に大きな意味があるわけで、これからの日本、地域にとって貴重な一日となったわけでしょうね。

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勇午 東京・種子島編

406372133701_sclzzzzzzz_aa240_1 勇午 東京・種子島編 真刈信二・赤名修 講談社 ¥580

 国産ロケットH-IIAの開発を巡る技術的、政治的な駆け引きが舞台。その背後には、過去の商業ロケット計画の壮大な計画と挫折があった。

 アポロ・ソユーズ時代とは異なり、ロケット計画と聞いてもテーマに派手さを感じないけれど、このコミックの凄いところは、テクニカルな部分における玄人っぽいコダワリ。今回も、一見、ロケット開発ではメインとは思えないような部分に焦点が当てられている。ところが、そこにはかなくも美しいエピソードが隠されているとは・・・。な~んてところにジーンとくるんですね。

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2007.04.01

公立炎上

433493405601_aa240_sclzzzzzzz_v25088969_ 公立炎上 上田小次郎 光文社 ¥1,000

 現在一時的に休職中なるも、現役高校教師の手になる1冊。おなじみの千円ペーパーバックスの最新刊です。本書の紹介は、下記のAMAZONの引用をご参照いただくとして、本書の中でもっとも衝撃的であったのは、著者による「あとがき」でした。ネタバレになるのでここでは明かしませんが、著者自身が記しているように、そこに書いてある心情こそが、今の公立校の現実をまさに反映していると受け止めました。

 <<AMAZONからの引用>>

出版社/著者からの内容紹介
本書は、現役の高校教師が、自らの教員生活を振り返り、現在の
公立校の悲惨な状況をひたすら書き綴ったものだ。筆者は、今の公立校には、真
剣に教育を考えている教師などほとんどいない、と断言する。教師はただ、給料
と将来の安定にしがみついている学校の寄生虫であると言い切る。そし
て、筆者自身もまた、そんな1人になってしまったと吐露する。かつては教育に
対する熱意を持っていた教師たちも、教育現場で過ごすうちに、教育どころの話
ではなくなってしまう。
7年間の教員生活の中で筆者が出会ったのは、生活費をもらえずキャバクラで働
く生徒、理解不能のクレームをつけてくる親、生徒を殺したいと言う教師たち
だった。この悲惨な日常の中で、教師たちは壊れていく。
学校・教師がなぜ、こんなことになってしまったのか?なぜ教師は寄生虫にま
で成り下がってしまったのか?それを知りたくて、筆者は100人を超える教育関
係者に取材した。
本書は、いわゆる教育論を語るものではない。筆者は、自らの経験や取材で得
た今の教育現場の実状を知らせることに注力している。それを知るだけで、現在
の日本の公教育がいかに危険な域に達しているかがわかるだろう。

著者について
明治大学文学部卒。現役高校教師。公立高校3校で実質7年間教壇
に立つ。学生時代よりライター活動も行い、週刊誌などに教育問題に関するコメ
ント等を寄せる。著書に『教師のしくみ』(ソフトマジック、2003年)。

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勇午 大阪編(1)(2)

406372219801_aa240_sclzzzzzzz_1406372263501_aa240_sclzzzzzzz_v44574485_ 勇午 大阪編(1)(2) 真刈信二・赤名修 講談社 各¥580

 きっかけが何であったかはよく憶えていないのですが、このところ仕事帰りに1冊ずつ買って帰っています。ゆったり読んでも30分ほどで読みきれるので、読み終えてからも電車の中で一眠りでき、私にとってはちょうどいいペースになっています。もっとも、大阪編は2冊ですが。

 別府勇午というフリーの交渉人が多くの協力者の援助を得て、「そら、ないやろ。」なんてテーマを解決していくシリーズです。海外を舞台にしたものに続いて、国内編が展開されているようです。地域ごとに単行本1冊が原則ですが、大阪編のみ2冊。勇午の大学時代の友人が主宰する投資ファンドが話のハシリで・・・。この巻の笑えるところは、登場人物がいちいち有名人に似ていること。それは、元知事であったり、(元知事とは別の)作家であったり、格闘家であったり、漫才師であったりします。さらに私が気づいていないメタファーもあるのかもしれません。

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勇午 北九州・対馬編

406372013601_aa240_sclzzzzzzz_1 勇午 北九州・対馬編 真刈信二・赤名修 講談社 ¥580

 伝統ある大企業と怨霊という少々奇妙な取り合わせ。結局は怨霊なんていなかったのか、と思わせて、実は・・・なんてカットも入っていて。1冊で1編読み切り。

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勇午 下北半島編

406352085409_aa140_scmzzzzzzz_1 勇午 下北半島編 真刈信二・赤名修 講談社 ¥580

最初に買ったのがこの巻です。比較的厚い1冊で、北朝鮮、公安、ヤクザと、登場人物もやや多め。北朝鮮関係の小説では、福井晴敏氏の一連の作品や村上龍氏の作品が重厚さでは圧倒しているのですが、個人的なエピソードとして読みきるには興味深い1冊となりました。描写は少々、エゲツナイです。

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徴税権力

416368740801_aa240_sclzzzzzzz_1 徴税権力-国税庁の研究 落合博実 文藝春秋 ¥1,500

 オビに「警察、検察をもしのぐ日本最強の情報収集力 全国民の上に君臨する巨大権力機構の核心を初めて白日の下に!」とあります。裏表紙のオビには「極秘資料を満載!スクープ記者30年の取材成果がここに」とも。

 数ヶ月前、月刊誌の「文藝春秋」において、創価学会に対する税務調査に関する国税庁内の内部資料を10年の封印(これはニュースソースとの約束であったという)を解いて寄稿した元朝日新聞記者の著作です。

 著者は産経新聞から朝日に移り、今はフリーランスとのこと。期せずして、毎日から朝日に移った記者の手になる「検察&大蔵・財務省」の著作に続いて読んだこととなります。目下、読んでいる書籍によると、毎日、産経から朝日へ移るケースは、ときにみられるとのこと。中堅企業から大企業へ、厚遇あるいは活躍の場を求めて転職することは、なにも新聞社に限ったことではないのでしょう。

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