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2007.09.23

カリスマ手品師に学ぶ超一流の心理術

51rgmlmsyql_aa240_1 カリスマ手品師に学ぶ超一流の心理術 スティーブ・コーエン ディスカヴァー21 ¥1,575

著者は「百万長者のマジシャン」と呼ばれ、こじんまりした空間で超VIPを対象に超一流のマジックを披露するスタイルを取っている。技術的に卓越しているだけではこのようなポジションを確固たるものとするには及ばないことは容易に想像がつく。たんなる心理術のレベルではない。凄まじいほどの人間洞察力とある種のマーケティングの賜物であろう。

そういった意味で「個人レベル」のビジネス書として強烈な光を放つ。うまく説明はできないけれどなぜか自分に自信が持てない、普段からいろいろ頭の中で考えているのに他人にうまく自分の思いを伝えられないなんて向きには、軽く一読しただけでも相当に効果があるのではないかと感じる。そしてこの書に書かれていることを丸ごと身につければ、常に自身の周りの空間を自己のコントロール下に置くことができるようになるのでしょう。しかも、周囲の人を幸福にしながら。というのも、著者は実際にそうすることができているわけですから。

普段あまり関心を向けない領域の知見が、いかに大きな存在かを思い知らされた好例でした。

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コメント

こんな本あるんですね。

マジシャンが書いたなら、たしかに心理学的なことも書いてあると思います。

種明かしなどのトリックの解説はないと思いますが、お客さんの心理を読むためには必読ですね。

お邪魔しました。

投稿: マジック | 2007.09.25 00:58

こんばんは。
日頃からある領域の知見、ノウハウの全く異なるエリアへの移植可能性に関心を寄せていました。
かつて目にしたことがある、とある航空会社が整備時間の短縮のためにF-1のピットクルーの作業をベンチマークしたという事例がとても印象に残っていたもので。
スポーツ選手、監督や歴史上の人物の行動、姿勢をビジネス上の参考にするというのも同様かもしれません。この書も超一流のビジネス書、人間観察書でした。

投稿: 凡太郎 | 2007.09.27 01:33

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ふじいあきら氏の十八番と言えば、小物体の空中浮遊です。昔TVで、ラーメン屋に突撃して、箸やチャーシューを浮かせていた番組を見た記憶があります。日本のマジシャンで、フローティング(物体空中浮遊)を上手く演じる人は少ないような気がします。完璧に演じないと無様な結果を招く芸の部類ですから・・・。そんな中で、ふじいあきらの物体浮遊は、彼のキャラともあいまって独自の世界を生み出している感があります。ウルトラマンの人形とか、とんでも無いものを浮かせてしまいますよね。日常的な素材でマジックを演じるところも、ふじい... [続きを読む]

受信: 2007.09.25 02:15

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