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2007.11.27

読了 公認会計士vs特捜検察

51bbigmfq4l_aa240_1 公認会計士vs特捜検察 細野祐二 日経BP社 ¥1,890

 431ページありますが、殆ど一気に読み進んでしまいました。わが身に同様の事案が降りかかった際に、果たしてここまで強く処することができるのだろうか、と自問せずにはおれませんでした。一罰百戒を逸脱した見せしめなのか。高杉良氏の「不撓不屈」で有名になった「飯塚事件」を髣髴とさせる。

 本書でも繰り返して出てくる「検察の勝訴率99.9%」という表現。裏返せば刑事事件においては弁護士(被告)が勝つ可能性は0.1%であり、すなわち刑事事件に強い弁護士など日本には一人も存在しないことを意味する。刑事事件と聴けば、弁護士はハナから勝つつもりなぞないと言えるのかもしれない。それでは庶民はあまりにも救われない。

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» 暗黒裁判の国、日本。 『公認会計士vs特捜警察』 細野祐二 (日経BP社)2007年11月26日発行 [試稿錯誤]
                                 この10年、すべてのジャンルを通じて、これほど印象深い本を読んだことがない。 アマゾン: http://www.amazon.co.jp/%E5%85%AC%E8%AA%8D%E4%BC%9A%E8%A8%88%E5%A3%ABvs%E7%89%B9%E6%8D%9C%E6%A4%9C%E5%AF%9F-%E7%B4%B0%E9%87%8E-%E7%A5%90%E4%BA%8C/dp/4822246213 本の帯に『粉飾... [続きを読む]

受信: 2007.12.09 17:53

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