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2008.02.11

テロリストのパラソル

418ziuyp5rl_aa240_1 テロリストのパラソル 藤原伊織 角川文庫 ¥620

95年の江戸川乱歩章、96年の直木賞受賞作。昨年、早世された著者への手向けの言葉をコラムを含めて新聞紙上で何度か見かけたが、例外なく出てきたフレーズが「文章がうまい」。この「文章がうまい。」というのが気になっていた。相当以前にTVドラマ化された際に見たものの、著者の小説は初読。TVは根津甚八が準主役だった。

何をもって「文章がうまい。」と評されたのか、結局はよくわからなかったけれど、下記のような点なんだろうか。

  • 文が短い。
  • 修飾語がくどくない。
  • それでいて関連知識に係る造詣が深そう。
  • 会話文が洒落ている。(ただし、ここは気取っていてキザにも思える。)

分類上はミステリーらしいが、確信犯的にハードボイルド臭さがプンプンしている。私には、中年が引きずる青春小説あるいは、青春を清算する物語に思えた。

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