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2008.02.17

上杉謙信

上杉謙信 松永義弘 人物文庫・学陽書房 ¥693

 昨年の大河ドラマ「風林火山」ではガクトが、10年ほど前の中井貴一主演の「武田信玄」では柴田恭兵が演じた上杉謙信。「天と地と」に象徴されるごとく、川中島の戦いにスポットが当てられることが多く、これだけ有名な歴史上の偉人であるにも拘らず、生涯全般に渡る物語は意外に少ないように感じます。個人的には戦国武将の中で最も好きな存在なのですが、信玄の好敵手であっただけでなく、戦法を確立させて最盛期にあった信長を完全に打ち破るなど生涯無敗であったと言われるその強さはもとより、一種神秘的な面も魅力の一つなのかもしれません。

 それが史実どおりなのかどうかはともかく、神秘的とはとても言えない人間的な懊悩、たとえば信玄と北条の二方面作戦を長年に渡り強いられたこと、子供じみた(ように感じられる)部下同士のいがみ合いなど、にも触れられており、毘沙門天の化身といった神格化されたステレオタイプではない人間臭い面が特に取り上げられており興味深く読了しました。

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