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2008.03.16

「ニッポン社会」入門

4192t00apsl_aa240_1 「ニッポン社会」入門 コリン・ジョイス 生活人文庫 ¥735

副題に「英国人記者の抱腹レポート」とありますが、著者は、オックスフォード大学を卒業後、92年に来日し、神戸で日本語を学んだ後に高校の英語教師、「ニューズウィーク日本版」勤務を経て、英国の高級紙「デイリー・テレグラフ」の記者となったとのこと。現在はフリージャーナリスト。

外国人の目から見たニッポンをテーマにした書は、古くはフロイス辺りまで遡ることができるのでしょうが、いずれもとても興味深く読むことができます。本書は、少し斜に構えたような表現(これをユーモアと呼ぶそうですが。)が時折入ったりするものの、単なる日本礼賛に堕すことなく、それでいてこの手の書によくある日本人にとって少々鼻がくすぐったくなる箇所も多く見られます。そういったところは素直に受け止めて構わないのでしょうが。ただ、とても気になるのが著者が誉めてくれている日本と日本人の美点の多くが、年々無くなりつつあるものばかりであるような気がしてならないことでしょう。日本駐在記者としての悲哀や、イギリス、ロンドンの紹介、日英生活文化比較評論のような下りもあり、様々な視点から楽しませてくれます。

最初は立ち読みで済ませるつもりが、つい買ってしまった、というくらいに引き込まれた1冊でありました。

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