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2008年7月

2008.07.27

崖の上のポニョ

10060921 崖の上のポニョ

 今夏、久しぶりの宮崎駿監督がメガホンを取った(アニメでもメガホン使うのか?)話題の映画です。CGに背を向け、原点回帰とか。たしかに小難しいメッセージやイデオロギー風なものはなく、絵もストーリーもシンプルで素朴なものになっていました。ポニョなど、子供が描きやすい、呼びやすいといった点をとても重視しているように感じました。歌も耳に残りますしね。何年かぶりに高校生の娘と観に行ったのですが、童心に帰るといったところでしょうか。

「ポニョ、○○する!」といったセリフが印象的です。

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ビフテキのかわむら 本店

Top_page_fix1 ビフテキのかわむら

 ディナーは無理なので、家族でランチへ。たまにクルマで脇を通過していたのですが、三宮にあるあのカワムラの本店が伊川谷にあるとはつゆ知らず、ずいぶんと迂闊な話です。ステーキでなく、「ビフテキ」ってところが、いかにも老舗という印象です。子供の頃は、ステーキなんて言わなかった。店内には、品評会で優勝した牛の血統書や盾がズラリと並び、にわかセレブになった気分。接客も丁寧で、気分よく満腹になりました。HPを見ると、銀座進出とか。なんだか別世界ですな。

 クルマで15~20分ほどの距離に「ステーキいちばん」、「ステーキのおおくぼ和坂店」と鉄板焼きスタイルのステーキ店がある激戦区であったとは。

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日本の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ

31ecnfdpwil_sl500_aa240_1 日本の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ  飯尾潤 中公新書 ¥840

 2008年度読売・吉野作造賞、2007年度サントリー学芸賞、ダブル受賞。デッカイ文字がオビで訴える。政策研究大学院大学教授の著者が、数年にわたる難産の末に産み落とした健児がこの書。新書の体裁をとっているだけで、骨太な一冊です。

 神戸新聞の客員論説員も務めておられるので、最近、紙面でよく見かけるのですが、この方、高校時代の生徒会長(自治会長と呼ばれていました。先輩に当たります。)だったと思うのですが。といった一方的な親近感から購入いたしました。

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エアコン、お休み中 zzz・・・

 昨日からリビングのエアコンが無反応になってしましました。数日前から、スイッチを切ると普段なら閉じるフラップが開きっぱなしになるといった前兆はあったものの、ウンともスンともいわなくなるとは。

 この猛暑の中、非常にキツいもんです。蒸し風呂ですね。日中、他の部屋へ避難するものの、リビングのエアコンは他の部屋に比べて一回り強力なものだけに、他の部屋のエアコンが頼りなく感じてしまう。家電量販店のエアコンの広告にため息をついてみるものの、明日、来てくれる修理マンのコメントに期待する汗だく一家でした。

 一方、薄型TV未導入のわが家ですが、リビングのブラウン管TVが突然切れることが度々あり、「今度はTVか?」と怯えつつ、買い替えに期待してみたり少々複雑な心境です。

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2008.07.21

枝吉子供祭り

Dscf00051_2 7月19日土曜日、神戸市西区の神戸市立枝吉小学校で、27回目の「枝吉子供祭り」が盛大に開催されました。わが家にとっては、子供が関わった11回目にして最後の子供祭りとなりました。それだけに感慨ひとしお。でもホントに暑い一日でした。

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クライマーズ・ハイ

518fbdj32al_sl500_aa240_1 クライマーズ・ハイ 横山秀夫 文春文庫 ¥660

 今夏、堤真一主演で公開されている映画の原作。心の動き、かけひきを、ここまで活字にできるのか、と驚かずにおれない究極の警察小説の旗手の著者が、日航機墜落事故を引き受けてしまった地元紙の中年記者を軸に、「辛い」展開を描き切る。著者自身、小説中では舞台となる北関東新聞のライバル紙として扱われる上毛新聞に勤務していたことを考えると、この小説は著者にとっては、いずれは乗り越えなければならない、しかし、安易には取り上げることは許されない「試練」であったのだろうか。

 主人公である悠木に自分自身を重ね、「まさに今のオレだ。」と感じた人は多いのではないだろうか。私自身を含め、私の周りにも思いを同じくしていた人がいた。記者の世界は、まさに実力主義であろうし、新聞社にもよるだろうが終身雇用となるケースは少ないのかもしれない。狎れ合いが許されない職場の厳しさと、これからの日本の多くの職場の縮図をみた想いがした。

 標題の「クライマーズ・ハイ」、掛け言葉なのだろうが、読み終えて改めて意味深長に感じた。

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スカイ・クロラ 文庫

41ln0ycmfnl_sl500_aa240_1 スカイ・クロラ 森博嗣 中公文庫 ¥620

 今夏、押井守監督による映画化で話題の小説。すでにシリーズ化されています。これまで、森さんの小説は1冊(すべてはFになる)しか読んだことがないのですが、この作品はずいぶんと雰囲気が異なることに少々驚き。パラレルワールドものの空戦戦記小説ですが、その設定の違いも大きく影響しているのでしょうが、”ラバ空”などと比べると、淡々としており、空虚な空気感が漂うように感じます。シリーズではあるものの、成長物語ではないのかもしれません。

 カバーイラストに震電に似た機体が描かれていたことが手に取ったきっかけですが、これが「散香」。小説の途中で、排気タービンを研究しているシーンが出てきますが、戦略爆撃機も出てくるものの、高々度戦闘はこれからなのか。

 ショッキングな設定と、生きることにまつわる意義、意味の希薄さが、逆説的に「生」を問うているのかもしれません。

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2008.07.13

リーダーになる

41u1lgfxxel_sl500_bo2204203200_pisi リーダーになる ウォレン・ベニス 海と月社 ¥1,890

経営学者の手になるリーダーシップに関する書籍だと思って手に取ったところ、想像していたものとずいぶん異なっていました。こちらの勝手な思い込みとの落差があったというだけのことではありますが、人生読本のような趣です。

<目次>

  1. 現状を打破する
  2. 基本を理解する
  3. 自分を知る
  4. 世界を知る
  5. 直感に従う
  6. 自分を広げる ― 体当たりし、すべてを試みよ
  7. 混乱をくぐり抜ける
  8. 人を味方につける
  9. リーダーを助ける組織、くじく組織
  10. 未来をつくる

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2008.07.06

今夏はじめての大蔵海岸(明石)

20080705 昨日の7月5日(土)、午前中の講義、会食、昼からの打ち合わせの後、大学から帰宅。ウチからクルマで15分ほどの明石・大蔵海岸へ。午後4時過ぎとなりましたが、若者グループ、家族連れなどでそれなりの人出。なかでも、バーベキュー・ガーデンはずいぶん盛り上がっていました。海開きは12日までオアズケだったようですが、気の早い連中が浮島に上ってしまい、警告放送を受ける一幕も。潮風は心地よいものの、ずっと風に当たっていると、ちと寒くなってきます。リクライニング機構つきのキャンピングチェアでうつらうつら。このチェア、脚が投げ出せるオットマン風のしかけもありまして、拙者の小汚いアシも写り込んでおります。ご容赦をば。

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Arevel ワイヤレス・レーザーマウス

Mwl36l_main1 Arevel ワイヤレス・レーザーマウス

今使っているPCに付属していたワイヤレスマウスの感度がいまひとつで、イライラさせられるようになってから久しい(1年ではきかない)。ようやく重い腰を上げて、代替案を実行。近所のケーズデンキ西神戸パワフル館のワゴンセールで見つけて購入。二千円あまり。設定も簡単で、スイスイ動いて、というか反応して結構でございます。こんなことならもっと早く買っておけばよかった。ちなみにカラーは白。レッドなんかが気が利いていたんでしょうが、さすがにセール品、贅沢は言えません。

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diaries 創刊号

Main1diaries 創刊号  アクセス・パブリッシング㈱ ¥680

土曜日の午後、阪急西宮北口のエキナカ書店で購入。上京時であったような気がしますが、電車内の中吊り広告は目にしていたものの、特に気に留めてはいませんでした。ところが、店頭で、パラパラとページを繰った折、アメリカのTVドラマを初回のみ集めたDVDが付録で付いていることと、同じくSF映画ガイドの別冊付録に惹かれて購入した次第。8月号ということで、1日から31日まで種々雑多な記事が放り込まれているものの、どういったコンセプトで、どういった読者層をターゲットにしているのかもよくわからない。とっくに廃刊になってしまったけれど、POPEYEやHot Dog Pressのような一応の特集はあるものの、ごった煮風の雑誌のようにも感じるものの確信は持てません。数号眺めてみますか。

<付録DVDの中味>

  1. HEROES/ヒーローズ特別映像
  2. ダメージ予告編、第1話
  3. X-ファイル 第1話
  4. BONES-骨は語る-第1話

    ・・・創刊号(第1号)と第1話をかけたのでしょうか。

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