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2008.11.09

ねじまき鳥クロニクル 第2部 予言する鳥編

51c6067zd0l_sl500_aa240_1 ねじまき鳥クロニクル 第2部 予言する鳥編 村上春樹 新潮文庫 ¥580

第1部より少しだけ分厚く、価格も上がっている。こんな調子でずっと続いていくのか、こういったスタイルの小説が現代日本(に限らず世界全体でも)では人気があるのか、などと少々飽きたような気にもなりながら読み進める。

年代記(クロニクル)といえば、「レイ・ブラッドベリ」の火星年代記も、脈絡が無かったなぁ、などと思い出す。でも、なんであんなに新鮮に感じたのか。中学生という思春期の頃だったので、感受性が鋭かったのか。思春期の頃に読んでおれば、この小説への印象も変わっていたのか、などと思ったりする。

具体的な点を挙げろと言われても、窮するのだが、何とはなしに夏目漱石の長編に似ているような気もしてくる。あらすじに関係なさげに見える挿話がときどき入るためか、一人称が徹底されているためか。また、虚構にリアリティをもたらすために、ホンダ・シビックとかメルセデスベンツ500SELとかポルシェ911、カティサークなんて固有名詞が登場するのか、なんて勘ぐってみる。

村上春樹のいわゆる「地下2階」にいる分身たち。誰がいったい誰なんだ?

361ページ

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