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2008.11.25

国境の南、太陽の西

219e4cs2nvl_sl500_aa140_1 国境の南、太陽の西 村上春樹 講談社文庫 ¥540

小学生時代から36,7歳まで。一人称で語るハジメ君。

これまで読んだ村上春樹の小説の中では、もっとも感情移入しやすく、リアリティを感じ、また、切ないながらも心地よさを感じた。

少年時代から現在まで、自身の妄想の部分も含めて、重ねあわせやすい経験を見出したからだろうか。ストーリーの中での”仕事”が占めるウェイトが相対的に高く、ビジネスについても描かれているからか。・・・それとも(あからさまには)誰も死んでいないからだろうか。

皆気

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