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2008.11.24

ノルウェイの森(下)

1169t6g7d7l_sl500_aa140_1 ノルウェイの森(下) 村上春樹 講談社文庫 ¥540

下巻に入って官能的描写がヒートアップ、ボリュームアップ。また、死の頻度も増大。ありがちと言えばありがちだが、性と生、あるいは性を通じた生への問いかけなのか。ただし、死を通した生ではあるが。また、官能的描写と記したけれども、官能的だと感じたのは、レイコさんと教え子との下りだけで、まさに死につながる性ばかりだった。

主人公のワタナベ・トオルの感情が平板であることからくるのか、リアリティが伴わないものの、とことんリアルな描写ばかりが続く。ところが、最後の最後、たったの6行で読者は村上春樹から突き放される。この小説が映画化されるそうで、監督、キャストの配役も気になるところだが、この「最後の6行」がどのように映像化されるかがもっとも気になるところである。

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