« ピカソ 週刊西洋絵画の巨匠 第9号 | トップページ | 帝国海軍艦艇ガイド »

2009.03.29

世界秩序の崩壊

511rzzlv3l_sl500_aa240_1 世界秩序の崩壊 ジョージ・ソロス ランダムハウス講談社文庫 ¥903

副題は「『自分さえよければ社会』への警鐘」。ヘッジファンドの象徴として呼ばれることの多いクォンタム・ファンドの総帥として、資本主義の尖兵と語られることの多いソロス氏だが、その実像(かどうかは本書へのソロス氏の姿勢次第なのだが)は、意外にも思索的な存在であることを知る。

ハンガリーでユダヤ人として生を受け、ナチスの手から逃れるためにアメリカへ。ヨーロッパに想いを寄せつつも、世界国家のひな形としての進化型のアメリカ型社会(ただし、現在のアメリカそのものの在り方には強い反発を示す)を地球全体へ広げることを訴える。伝統の上に生きる日本人としては賛成しかねる主張だが、その目指すものは平和であることは揺るぎない信念であろう。

  • 歯車社会
  • オープン・ソサイエティ
  • 再帰性
  • 誤謬不可避性

|

« ピカソ 週刊西洋絵画の巨匠 第9号 | トップページ | 帝国海軍艦艇ガイド »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/60334/44507043

この記事へのトラックバック一覧です: 世界秩序の崩壊:

« ピカソ 週刊西洋絵画の巨匠 第9号 | トップページ | 帝国海軍艦艇ガイド »