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2009.04.19

わたしはこうして「週刊新潮」に騙された

わたしはこうして「週刊新潮」に騙された。

200904161

新春から連続して購読していた目的の記事が”真っ赤なウソ”だった、と。孤独な老人が世間の関心を引くための狂言であったのだろうか。あるいは、当初は意図のある妄想であったものが次第に膨張、自己増殖し、本人にとっても現実と妄想の区別がつかなくなっていたのか。さらに、編集長の手になる「懺悔記事」は懺悔にならぬ言い訳の列記でしかなかった。客観視しているといえば聞こえもよいが、まさに”ひとごと”あるいは被害者ぶった書きぶり。誤報を目当てに買い続けた読者はまったく置き去りである。記事に責任を持っているとは到底思えぬ空々しさと寒々しさを感じた。ビジネス上の常識で言えば、誤報が掲載された号を購入した読者を探し当てて、一軒ずつ謝罪に回り代金を返金すべきであろうが、不特定多数の読者を抱える業種であれば、全国紙に全面謝罪広告を載せた上で、1か月ほどは無料で配布するぐらいでなけらばバランスはとれまい。同社は高を括っているとしか感じられない。これが食品関係の偽装事件に例えられるなら、新潮社は遠からず倒産の危機に見舞われていたことであろう。現在、新潮社の編集者や記者にどれほどの危機感があるのだろうか。新潮社一社がこの世から消えようと、殆ど世間に影響はあるまい。誤報をぶち上げたことよりも、それを詫び、反省する体制にないマスコミの甘い体質ことそが恐ろしい。

裏付けのないまま特集記事に掲げるとは、とてもクオリティ・ペーパーとは呼ぶことはできるまい。この号に載っている全ての記事が胡散臭く、また軽く感じたのは私だけではあるまい。殊に台湾に関するNHKスペシャルの偏向報道に関する記事は、所詮、目クソ鼻クソを笑うの類だが、まだ多少の事実が含まれているだけNHKの方が罪が軽いとさえ感じられ、こんな記事を読んでいる自分自身が情けなく思えてきた。

この一連の誤報は、日経ほか、新聞の社説でも激しく非難されていた。新聞と非新聞社系の週刊誌の折り合いがあまりよろしくないことを割り引いても異例のことであろう。

この記事に関わった連中を同社から放逐しない限り、こんなくだらない雑誌は買う気にはなれない。

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