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2009.04.12

遊撃戦論

41vyvehfjal_sl500_aa240_1 遊撃戦論 毛沢東 中公文庫 ¥660

毛沢東自身の手になる抗日戦におけるゲリラ戦の要諦を説いた書。大上段に振りかぶっているものの、この程度か、と感じてしまうようなプリミティブな内容である。しかしながら、当時の大日本帝国が南方で作戦を展開するに際して、毛沢東ほどの現状認識すら持っていなかったのことは史実が明らかにしている。馬賊の水準であった活動を曲がりなりにも、組織化、体系化した毛沢東の手腕そのものが、革命的だったのであろう。であればこそ、眠れる獅子は惰眠から醒めたのであるから。

革命における文芸に関する講演録を併録。そこでは、理屈っぽいことも語られるものの、「平易さ」や「文芸に対する政治の優越性」が説かれる。実に明快。しかし、その明快さが文化大革命で中学生、高校生に訴求することになろうとは。

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