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2009.04.04

グリーン革命(下)

51uzibuaonl_bo2204203200_pisitbstic グリーン革命(下) トーマス・フリードマン 日本経済新聞出版社 ¥1,995

オバマ大統領も熟読、絶賛とのことですが、結果としてではあれ、大統領と著者の主張、目指すところが重なっていることに由来するようです。裏返せばブッシュ前政権への強烈な批判となっているわけです。

米国社会は何ごとであれ新しい取り組みに積極的、寛容な社会ですが、ことエネルギーに関しては政策も財界も極めて保守的。また、国民の認識も日本でいえば小学生低学年並みといったところでしょうか。くだらないことをあまりに真剣に記しているので、最初は笑ってしまうのですが、だんだんと恐ろしくなってきます。

米国民向けに書かれた書ですので、日本は一種の環境技術理想国家として描かれており、環境配慮技術、製品の象徴として何度も繰り返して登場する単語は”プリウス”。一方、米国に対比されるのは主に中国となっています。このウェイトが米国における、他国への目の向き方なのでしょう。

<Amazonより>

オバマ大統領も熟読、「フラット化」以降の雇用と繁栄はグリーン新産業から生まれる。
『フラット化する世界』で人々の世界認識を一変させたトーマス・フリードマン。ピュリツァー賞を3度受賞した名ジャーナリストが「フラット化」の先を描いた全米大ベストセラー、ついに登場!
地球温暖化、世界各国でのミドルクラスの急激な勃興、急速な人口増加が一気に重なったいま、この地球はきわめて不安定な時代に突入しようとしている。エネルギー供給は逼迫し、原油価格は高騰、産油国の独裁政権はオイルマネーで潤う一方、基本的生活に必要な電力すら入手できないエネルギー貧困層が生まれる。中国とインドの経済発展はさらなる気候変動をもたらし、生物多様性を喪失させ、後戻りできない「破滅」に地球を放り込む……。
再生可能エネルギーへ転換し、石油依存から脱却しつつ経済成長と豊かさを享受するという大きな試練に、国家と企業はどう立ち向かうべきなのか。産業革命の前後で世界が一変したように、「グリーン革命」の前後で世界の支配者は入れ替わる。人類が経験したことのない新時代を生き抜くための知恵がすべて本書にある。
本書では、トヨタのプリウス、三菱重工のタービン発電機、シャープのソーラーパネルなど、省エネとグリーン・テクノロジーは日本の得意分野であり、専門家の多くが日本は地球上でもっともエネルギー効率のいい先進国だと断言し、エネルギー価格高騰の時代でも繁栄する備えができていると考えていることが紹介される。だがいまアメリカと世界は環境規制、排ガス規制、省エネ基準を強化する政策を採用し、日本を追いかけようとしている。太陽力、風力、潮力、原子力、水力など再生可能エネルギーへの投資、ハイブリッド車、電気自動車、水素自動車など新しい自動車の開発、省エネビルの建設、高速度鉄道の新設……次なるグローバル産業はすべてグリーンから生まれるからだ。この得意分野で日本の優位を保ち、21世紀の雇用と経済的繁栄を創り出せるか。
オバマ大統領も熟読し、主要政策グリーン・ニューディールに反映させた現代人の必読書。本書は米国で発売されるや、アマゾン・コムの年間ベストブック、ビジネスウィーク誌の年間ベストビジネス書に選ばれた話題作。

内容(「BOOK」データベースより)
トヨタのプリウス、三菱重工のタービン発電機、シャープのソーラーパネル、日産が進んで求める排ガス規制強化―日本を代表する企業がグリーン・テクノロジーで世界をリードする日は近い。専門家の多くが、日本は地球上でもっともエネルギー効率のいい先進国だと断言し、エネルギー価格高騰の時代でも繁栄する備えができているというのだ。だがいまアメリカと世界は環境規制、排ガス規制、省エネ基準を強化する政策を採用し、日本を追いかけようとしている。太陽力、風力、潮力、原子力、水力など再生可能エネルギーへの投資、ハイブリッド車、電気自動車、水素自動車など新しい自動車の開発、省エネビルの建設、高速度鉄道の新設…次なるグローバル産業はすべてグリーンから生まれるからだ。この得意分野で日本の優位を保ち、21世紀の雇用と経済的繁栄を創り出せるか。オバマ大統領も熟読し、主要政策に反映させた現代人の必読書。発売されるや、アマゾン・コムの年間ベストブック、ビジネスウィーク誌の年間ベストビジネス書に選ばれた話題作。

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» 「グリーン革命」 [イソップ通信]
日本政府は、百年に一度と言われる社会的な危機を、 単なる不況や、景気経済の問題で済まそうとしていますが、 そんなことが通用しないことは、世界中の人が知っています。 それでは現代世界の危機とは何か?を明確に示すことで、 その解決への糸口を示したのが、この本だと言えるでしょう。 去年アメリカ出版で話題となり、先月日本でも翻訳版が出た、 トーマス・フリードマンの「グリーン革命(上・下)」です。 この本の内容に合わせたような、オバマ大統領の政策もあって、 グリーン革命は、一気に世界の..... [続きを読む]

受信: 2009.04.05 07:44

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