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2009年6月

2009.06.28

NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第4回 軍事同盟 国家の戦略

090628_b1 NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第4回 軍事同盟 国家の戦略

日英同盟、日独伊三国同盟、日ソ中立条約、そして日米安保条約。

肝心な時に一方的に破棄された日ソ中立条約を除けば、戦前の同盟は、日本の国益を大きく利した。どちらといえば日本が調子に乗りすぎたぐらいに都合が良かった。ロシアをけん制した日英同盟、番組では否定的に描かれはしたが科学技術の国ドイツからの技術供与をもたらした日独伊三国同盟。果たして日米安保条約はこれまでどおり、核の傘をはじめ、日本の国益を利するのか。

霧島。金剛級4番艦。陸軍の上陸部隊を支援するためガ島を僚艦比叡とともに艦砲射撃。高速戦艦。小学生の頃から大好きな艦。

もう少し突っ込んでほしいと感じた箇所はいくらかあるが、大げさな表現を排したノンフィクションとしてこれだけのクオリティをTV番組として制作できるのは、何のかんの言ってもNHKしか無いのがわが国の国情か。立派な出版社が多い割には、お笑いバラエティや連続ドラマ以外のTV番組のクオリティが向上しないのことになんとも合点がいかぬ。

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考えることで人生は変えられる

41tc6pewrvl_sl500_aa240_1 考えることで人生は変えられる 清水三夫 日本経済出版社 ¥1,680

二度の株式公開を果たした男として有名な著者。スーパーのライフとザめしやで知られる2社。

「働く」ということ、「生きる」ということ、「生きざま」ということ。

著者の半生記であり、人生の応援歌でもある。こんな大変な思いをした人に比べれば、たいていの人の苦労なんて苦労の内に入らないと言える。サミュエル・ウルマンの青春の詩、よく目にするものだが、この歳にして改めてその意義を実感する。

「考える」、「考える」、「考える」。そこにはあんまり「考えていない」自分がいた。Top_img011

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Model Graphix 2009/8

51nyp64pw6l_sl500_aa240_1 Model Graphix 2009/8  ¥780

表紙は期せずしてモデルアートと同じハセガワ1/350赤城。見せ方はやはりこちらの方が上手。ケレン味たっぷり。

話題のウイングナットウイングスを4ページカラーで取り上げ、サイト上の注文、決済の仕方まで図解されている。ピーター”ロード・オブ・ザ・リング”ジャクソン社長の心意気、意気込みは相当なもののようで、キット、デカール、説明書、ハコのどれをとってもウルトラ・クオリティ。ことに説明書は前代未聞のオールカラーCG。店舗流通を一切行わないため、ネット上で英文サイトから買うしかないため。

これも見ているだけでも楽しい。・・・こんな風に感じてしまうから作らず仕舞い。

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MODEL Art 2009/8

51rybxdwfl_sl500_aa240_1 MODEL Art 2009/8  モデルアート社 ¥1,150

表紙は1/350赤城。艦船模型Q&A(三番巻)、ちょっとした工夫でみるみるグレードアップ!。読んでいるだけで楽しい。

特集そのものでないけれど、下記の各記事に目がとまった。

  • 異端?レオナルド山本社長の迫力=艦船=塗装。レオナルドの広告内の「天声仁語」に記された病魔四重苦の様子を見るにつけ人ごととも思えず、塗装のみならず記事そのものにも迫力を感じることとなった。
  • 1/700一等輸送艦
  • セリカ・ターボ
  • 立体マシニングセンタ V33i ファインモールドが作った牧野フライス製マシン。

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「戦う組織」の作り方

41qccpaeewl_sl500_aa240_1 「戦う組織」の作り方 渡邉美樹 PHPビジネス新書 ¥798

著者がTVで若者に見せる「手を差し伸べる」優しげな姿勢は本書ではあまり顔を見せない。あくまで経営者としての厳しい姿勢だ。創業時に著者夫婦と寝食を共にした高校時代の友人2人の常務から課長への降格エピソードなど、組織の成長と創業時からの仲間個人の成長が歩調を合わせられない難しさも出てくる。

印象深かったフレーズとして「組織は人を食いながら成長していく」を挙げたい。「つまり組織はその成長段階に合わせて、必要とする人材をどんどん変えていくわけだ。また同じ人間に対しても、要求する水準をどんどん変化させていく。今必要な人間が、五年後、十年後にも必要であるかどうかは誰にもわからない。だから「組織は人を食いながら成長していく」のである。」(本書P51より引用)上記の同級生とのエピソードはここで記されているわけではないが、まさにこのフレーズそのものの事例であろう。「戦う組織」は終身雇用など端から前提としていないのだ。ただし、役員であっても一店員として働き続ける覚悟があるのなら話は別だろうが。

  1. 100年続く「強い組織」を作るために
  2. 成長を続ける「戦う組織」の作り方
  3. 組織を引っ張る「戦うリーダー」の条件
  4. 「戦う部下」を育てるリーダー力の磨き方

「厳しい」とは感じるが、覚悟を持って仕事に臨めば道は開ける、ことを著者は率先垂範することによって示している。個人的に運営権を取得した郁文館夢学園でも、多くの年配の教師が去ったという。本書を読みながら、去って行った教師の立場で読んでいる自分に気づき頭を振る。年に関わらず、守勢に入るとロクなことはない。

ところで、「戦う組織」とか「戦うリーダー」などとやたら「戦う」云々が謳われるが、何と戦うのかは明らかにされなかった。自ら考えろ、ということだろう。

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2009.06.22

映画 劒岳 <点の記>

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劒岳 <点の記>

今朝、最寄りの劇場へ。やはりというべきか、年配者が多かったように感じる。

敢えて原作から離れる箇所もあったが、原作ではイメージしづらかった箇所も映像になると曖昧さが排除される。よきにつけ、悪しきにつけ、”キャメラマン”木村大作その人がそのまま作品となった形がこれなのであろう。映像美とともに小道具他の本物へのこだわりは徹底しているように感じた。このため興ざめシーンは全くなかった。

音楽。有名なクラシック(バッハもクラシックとみなして)のみで構成することが早々と決められていたとのことだが、同じ重厚なオーケストラによる音楽であっても「八甲田山」のようなオリジナル曲を用いなかったがゆえに日本的な旋律ではないところが特徴的であった。クライマックスでヘンデルの「サラバンド」が被されたが、これはイラク戦争を扱ったブライアン・デ・パルマの「リダクテッド」でも繰り返し使用されたテーマソングだけに、「荘重」というよりも「不条理」を連想してしまった。最近の問題作だけに関係者の間で、「かぶる」ことが取りざたされなかったとは思えないのだが。・・・サントラCDがついているバージョンのパンフレットを購入した。

中学生時代に見た「八甲田山」や「聖職の碑」に比して、若干の物足りなさを感じるのは、犠牲者が出なかったことによる衝撃度の低さにあるとすれば、私の感受性が鈍ってきたことの証左かもしれない。

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明治。それは多くの誇り高き日本人がいた時代だった。

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2009.06.21

富を「引き寄せる」科学的法則

51egdcwek5l_bo2204203200_pisitbstic 富を「引き寄せる」科学的法則 ウォレス・ワトルズ 角川文庫 ¥460

この種の本、いかがわしいとの先入観は拭い難いものがありますが、一方で興味を惹かれるものです。この書は100年以上前に著されたものですが、色褪せずに読み継がれてきたということだけでも十分な説得力の源泉となるでしょう。

うまくいかないことで却って「ホッ」としてしまうおかしな心理や、日本人の場合、特に強調されることが多い、金儲けは卑しい、やましいとの思い。「呪縛」とは恐ろしいものです。

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一勝九敗

51pagyk25vl_sl500_aa240_1 一勝九敗 柳井正 新潮文庫 ¥460

「安くてよいモノ」というコンセプトは、その背景まで理解していないと、「安いけれどよい」といった誤解へ結びつく。昨今の消費不況においては、消費者の見極めはさらに厳しいものとなってきている。

本書は2006年に書かれたハードカバーの文庫化だが、3年であっても空白期間が大きく感じるほどの経済環境の変化は大きい。

類書は多いが、創業者本人が記しているという事実だけで、その説得力はまるで異なる。そして、淡々と記されているが「終身雇用」など全く眼中にない「今を生きる」職場としてのユニクロが鮮明に描かれている。

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2009.06.14

亡国のイージス on TV朝日

Tra_thumb_051 亡国のイージス on TV朝日

今夜の日曜洋画劇場。「真夏のオリオン」公開記念とのこと。同じ潜水艦映画ということなら「ローレライ」であろうが、さすがにフジテレビが製作したものを取り上げるわけにはいかなかったということでしょう。如月行が主役、もっとも今回は仙石が主役というべきだろうが、の一連の現代ものの中でも「北朝鮮」が前面に出てくる本作が、もっとも”今”に適合している。

海自、空自の全面協力を得て、巨大な護衛艦の原寸大セットを海岸に設営。F-2の飛行シーンなど息を呑むような素晴らしい場面も多いが、真田広之の奮闘と新境地を開いた中井貴一の無慈悲な演技が光った。

一方、登場人物の氏名から対峙する国家が「北朝鮮」であることは誰の目にも明らかだが、映画では「某国」。まさに「亡国ニッポン」対「某国北鮮」。一方、同時期に公開された「007/ダイ・アナザー・デイ」では明確に北朝鮮を冷酷な敵国として描ききった。リアルさ、本格さでは本作の方が遥かに格上だけに、「日和見ニッポン」の薄い空気感、低温感が辛い。

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NHKスペシャル マネー資本主義 第3回 年金マネーの“熱狂”はなぜ起きたのか

090614_b1 NHKスペシャル マネー資本主義 第3回 年金マネーの“熱狂”はなぜ起きたのか

「安全運用」と「高利回り」。常識的には相反すると思われるこの2つの課題を高次元で調和させる。非現実的な高利回りを求める顧客たる年金基金に対応するコンサルタントやヘッジファンド。間抜け扱いの年金基金と詐欺師扱いのヘッジファンドといったわかりやすい構図でなく、事実を淡々と報道したという印象を受けた。

人生の長さでものごとを考えるべき長期的な運用と、定年までの仕事として捉える年金基金担当者、そしてごく短期で考える運用受託者。厚労省の「百年安心プラン」が2年ほどでメッキがはがれたケースと共通する課題がそこにある。

番組では取り上げられなかったが、年金が資本主義のルールを根本的に変えると、数十年前に喝破したドラッカー、彼の偉大さに改めて想いを致すとともに、彼が生きていれば現在のこの状況をどう眺めるのかを知りたいなどと感じてしまう。このような姿勢そのものが当事者意識の喪失なのでしょうが。

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劒岳 <点の記>

51j2btvf2bt2bl_bo2204203200_pisitbs 劒岳 <点の記>  新田次郎 文春文庫 ¥720

6月20日(富山県ではすでに6月13日から先行)から公開される映画の原作。新田次郎といっても、いまや藤原正彦氏の父と表した方がとおりがよくなりつつありますが、正彦氏の奥様が今月号の文藝春秋で3人の息子さんたちとの彼の映画への出演記を寄せられていたのに目を留められた方も多かろう。

中学生時代、年に一度、映画鑑賞会があり、「八甲田山死の彷徨」、「聖職の碑」と2年連続で新田映画を鑑賞することとなりました。後日、当時の担任に教えてもらったのですが、いずれかの年には「ヤマト」が対抗馬として挙がっていたとのこと。

明治40年に陸軍の測量部が剣岳周辺の地図を作成するために、剣岳への初登頂を目指す物語。信仰の対象として、あるいは死の山、針の山として人跡未踏の「登れない山」、「登ってはならない山」とされた剣岳。登山の近代化を目指して設立された「山岳会」との静かな初登頂競争。そもそも歴史的にみて初登頂なのかどうか。そのような思惑とは全く違う場所での県の役人との確執。「坂の上の雲」の時代の男たちの心意気、責任感は、とても現代の私たちと同じ日本人とは思えぬほど崇高なものであったのでしょう。

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2009.06.13

「ろうがんず」@文藝春秋 2009/7

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文藝春秋 2009/7

巻頭のエッセイで石坂浩二氏が「ろうがんず」結成の経緯と会員募集告知。

中国100、理屈抜きに面白い。

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上場企業が警察に抹殺された日

51393fcuqbl_sl500_aa240_1 上場企業が警察に抹殺された日 宮崎学 扶桑社 ¥1,870

宮崎「突破者」学氏の手になる菱和クリエイト事件。氏の出自を踏まえたとしてもヤクザの肩を持つのはいただけないが、一人の警部が己の栄達とそれに繋がる後藤組長逮捕のみのために、被害者を加害者に仕立てた冤罪事件。ヤクザがいなくなると警察の組織暴力対策部署も大いに困る。平時の軍隊がその存在感を失うことに似ているが、軍人は戦争を望むものではないことから、似て非なるものであろう。

こんな災禍に巻き込まれたら、あなたならどうする。さまざまな見方があるものの、取り調べの可視化はやはり全面的に必要ですね。

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Armour Modeling 2009/7

51hoc23url_sl500_aa240_1 Armour Modeling 2009/7

このところの関心は専らファインモールドの五式中戦車。同社は五式戦も早々に製品化したし、何といっても”五式犬”が有名ですからね。

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Scale Aviation 2009/7

519e2b0z71ol_sl500_aa240_1 Scale Aviation 2009/7

テーマはヴェトナム戦。しかし表紙はファントムではなくサンダーチーフ。直近のModel Graphixでファントムを特集したためであろう。

小学生の頃、サンダーチーフに惹かれた時期があった。たしかミニジェットも作った。朝日ソノラマかどこかの機種別の冊子を購入してもらったこともあった。しかし、ヴェトナム戦に関わる兵器全般に当てはまることではあるが、その戦歴を知るにつれ嫌悪感が首をもたげていった。今ではフラットに眺めることもできるが、リパブリック鉄工所製の頑丈さ、超音速戦闘爆撃機、ファントムと比して明らかに劣る性能、群を抜く被撃墜率の高さなど、それを見る目は複雑なものとなってしまう。

なぜか5月号の付録である「台南空のエース」たちのフィギュアがこの7月号にもついていた。しかも価格は普段と同じ。編集部も苦渋の決断ってとこでしょう。

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2009.06.07

NHKスペシャル JAPANデビュー 第3回 通商国家の挫折

090607_b1 NHKスペシャル JAPANデビュー 第3回 通商国家の挫折

NHKには珍しく「三井物産」という一企業を軸に、明治から大戦突入までを「通商」をテーマに編む。冒頭をはじめ、随所で寺島実郎三井物産戦略研究所会長へのインタビューが入る。この方、多摩大学の学長でもあり、住友系の日本総研の会長でもあるんですね。

通商と軍備。北朝鮮、さらには正規空母を4隻揃えようとしている中国に真正面から伍していくためには、今後、非常に深刻な議論が国内で巻き起こるであろう。あくまで非核か核武装か。経済対策や年金、郵政どころではない。そして次回のテーマは「軍事同盟」。

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最新監査事情

41gkt2b1mu2l_sl500_aa240_1 最新監査事情 川口勉 税務経理協会 ¥2,415

副題は「監査実務『エンロン後』の進化」。ほんとうに進化したかどうかは意見が分かれるところであろうが、大きな変化がみられたことには異論はなかろう。著者は、カネボウ事件をきかっけに解散したみすず(中央青山)監査法人の元代表社員。現在は太陽ASG有限責任監査法人代表社員とのことだが、まさにこの激変の渦中に身を置いた方なのであろう。

<Amazonより>エンロン事件やカネボウ事件の影響を受け、近年とみに進んだ「厳格監査」化。導入された新制度、監査業界の変化、高額化する監査報酬…多種多様に変わりゆく監査実務の激流を、ここにとらえる。

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映画 60歳のラブレター

Img21 映画 60歳のラブレター

住友信託銀行が募集した企画に寄せられた86,441通。映画は3組のカップル(+1カップル)を軸に展開する。中村雅俊と原田美枝子、井上順と戸田恵子、イッセー尾形と綾戸智恵。それぞれの愛のかたちと積み重ねてきた関係、法律上の関係はさまざま。

映画としては小品なのでしょうが、とても品のいい作品でした。もっとも鑑賞に来ておられる方々の大半は人生の大先輩方。テーマが明確なためでしょうが、なにかのキャンペーンで招待された方が多かったのかもしれません。そんな中、われわれ夫婦は最も若いクラスのよう。

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境界性パーソナリティ障害

418ilwfkobl_sl500_aa240_1 境界性パーソナリティ障害 岡田尊司 幻冬舎新書 ¥798

「ひょっとすると、自分自身がこの障害なのかもしれない」などという一抹の不安を抱えながら手に取ったわけですが、確かに多少は思い当たるところが無いわけではなかったものの、むしろ身の回りの人に当てはまるケースが次々に思い浮かんできました。

心の病。現代はストレス社会と言われるけれども、戦前、戦中、終戦直後の方がはるかに高ストレス、高負荷であったと思う。それでも、現代が生きづらいと言われるのは、それだけに問題が複雑化しているということなのだろう。そもそもこういった類の書が新書、しかも幻冬舎から出るという現象そのものが、現代が抱える悩みの深さを物語っているようにも感じる。

とはいえ、深刻なテーマであるにもかかわらず、本書はとても平易に書かれており、この障害を抱えている人、その周りの人は気持ちが落ち着く想いがするのではないかと感じた。

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映画 ハゲタカ

Hagetaka 映画 ハゲタカ

真山仁さんの「レッドゾーン」を原作としつつ、ここ10か月ほどで起こった世界規模での急激な経済変化を織り込んだ展開。結局、原作からは設定以外の多くが変更されたよう。あまりにもスケールを大きくし過ぎた原作をより現実的な落ち着かせ方へ運んだように思う。

歴代のアカマGTのミニチュアや夕刊紙、雑誌など凝った小物が登場する。決して短い作品ではないし、途中で時計を見るようなこともなかったが、もう少し長くてもよかったのではないかとも感じた。上映時間が長い作品は回転率が低下するので興行面で嫌われるなどとはいわれますが。

アカマGT、初代は(Zがつかない頃の)フェアレディか(ホンダの方の)S8、2代目は初代のフェアレディZがベースと思われるが、はたして新型のベース車は?実車も作られていたが、アクセラ?などと想像してみたが、よくはわからなかった。

と、まぁ、いろんな楽しめ方ができるようで。鷲津ファンドの株券メモパッドも手に入りましたし。もちろん購入したものです。四百五十円也。

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NHK プロフェッショナル 「”ばかもの”がうねりを起こす」 公務員・木村俊昭

Photo031 NHK プロフェッショナル 「”ばかもの”がうねりを起こす」 公務員・木村俊昭

5月19日放映分。録画しておいたものを今朝見た。

枠に囚われない発想、圧倒的な行動力、その源泉はとことんの「本気」にあるように感じた。毎朝午前5時40分に最寄駅から乗車、出勤、車中でのノート書きから仕事は始っている。

やれない理由を探すのではなく、とにかく「やれることから」始める。”ばかもの”になれ。

改めて「人を巻き込む」熱さの尊さを認識した。

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21世紀の歴史

510xewji9ql_sl500_aa240_1 21世紀の歴史 ジャック・アタリ 作品社 ¥2,520

ゴールデンウィークにNHKの経済特集での緊急インタビューをご覧になった向きも多かろう。30代でミッテランの大統領特別補佐官になり、現在はサルコジ大統領の諮問会議である「アタリ政策委員会」の委員長を睡眠時間2時間半で務める。

軍事力や絶対的な経済力ではないモノサシとしての、市場経済の自由度を前面に出した「中心都市」という概念で歴史を総括し、そこから現在を飛び越えて未来を窺う。さらに未来の視点から、現在を見直す。

第三波後の究極の姿は、まさにエヴァンゲリオンの「人類補完計画」そのものである。「人類補完計画」的なコンセプトは、和洋を問わずSFの古典作品にしばしば登場するが、社会学、経済学、未来学の行き着く先はSFなのか。現実がSFに追いつきつつあるのか。

海賊、海賊企業、監視体制、監視財、超監視体制、企業独自の通貨、クリエーター階級、サーカス・映画の劇場型企業/サーカス型企業、自己監視体制、自己修繕体制、自己修繕装置、市場民主主義、市場の秩序、自由、11カ国、就労可能性、世界規模のインテリジェンス、超インテリジェンス、多極化、蓄積された時間、生きた時間、中心都市、周辺都市、超帝国(未来の第一波)、超紛争(未来の第二波)、超民主主義(未来の第三波)、調和重視主義、調和を重視した新たな経済/調和重視経済、定住民、トランスヒューマン、20カ国、ノマド、超ノマド下層ノマド、ヴァーチャル・ノマド、ノマド・オブジェ、批判同盟、保険会社、マイクロファイナンス、ユビキタス・ノマド

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2009.06.03

NHK E.YAZAWA in SONGS 矢沢永吉BEST

SONGS 矢沢永吉BEST

アラ還の永ちゃんが登場。以前の収録から3曲と「コバルトの空」のプロモ撮影風景や過去のビデオ、お嬢さんのYOKOさんのプロモなどに追加インタビューを交えた構成。

7/29,8/5に2週連続の告知も。

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コバルトの空

41jbymtdzsl_sl500_aa240_1 コバルトの空 矢沢永吉 ¥1,000

EMIから離れ自身のレコード会社である「ガルル・レコード」からの2009シングル第2弾。コアなファンがついている限り、別に大資本に頼る必要なんかない。

トラック1:コバルトの空  :ロックンロールナンバー

トラック2:未来をかさねて :バラード

個人的には「未来をかさねて」に惹かれています。

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名著で学ぶ戦争論

51gdcyfwvvl_sl500_aa240_1 名著で学ぶ戦争論 石津朋之 日経ビジネス人文庫 ¥800

古今東西の戦争論に関する名著50冊を厳選。原則として2,000字以内で解説。孫子、カエサル、甲陽軍鑑からマハン、毛沢東そして戦後の名著まで。しかし、やはりクラウゼヴィッツの右に出るものはなかったようで。

こういった書が「日経ビジネス人文庫」から出ることが時代なんでしょうか。

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2009.06.01

1Q84 BOOK2

51njmcj4jfl_sl500_aa240_1 1Q84 BOOK2 村上春樹 新潮社 ¥1,890

今、話題沸騰の書。先週の木、金あたりは書店の店頭に溢れんばかりに並べてあったので、「TVニュースで煽っているだけか。慌てて買うまでもあるまい。」なんて高を括っていたら、週末にゆっくりと楽しもうと考えていた人たちが多かったのか、土、日には店頭からあっさりと姿を消していた。

何軒か書店を回ってみても残っているのはせいぜいBOOK2のみ。恐るべしハルキパワー。私は壁にぶつけられた卵の気持ちになってしまった。

そこで蛇道とは思いつつもBOOK2から読むことと相成った次第。それでもすんなり入り込めてしまうのが不思議なところ。目次を見ると、BOOK2第1章から改めて起こされれている。上、下でなく、1,2となっているところに何か意図があるのだろう。

ネタばれになるので内容には何も触れないが、今年は2009年。しかしひょっとすると気がつかないうちに既に200Qに入り込んでいるのかもしれない。

この週末、夜空に月を探している人たちが相当いるのではないかでしょうか。

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雇用の常識「本当に見えるウソ」

51yeazoosjl_sl500_aa240_1 雇用の常識「本当に見えるウソ」 海老原嗣生 プレジデント社 ¥1,600

著者は人気コミック「エンゼルバンク」主人公のモデル。同コミックの主人公が海老原"康"生なので、最初からバレバレの確信犯であったのでしょう。

語り口は穏やかなものの、識者、著名人の著書、TV報道番組での発言をメッタ切り。その多くは偏向報道による印象を数値で覆していく淡々としたものだが、中には適当な記述をばっさりとやられている方もおられる。

一方、誤字がやたら目立ち、「校正どうなってんの」と感じてしまうページも。

こういった本を読むと「一次情報」の重要性を改めて感じる。インパクトをことさらに追うあまり、冷静な報道ができていないマスメディアの劇場性、ニュースの娯楽化を十分にわきまえるべきであろう。長期的なトレンドを踏まえたデータに依らないロクでもないコメントを聞かされるくらいなら、ストレートニュースの方がはるかに価値を感じる。

本題から少し離れる部分もあるが、「終りに」、「あとがき」は特に噛みしめて読みたい。

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