体外離脱体験
体外離脱体験 坂本政道 幻冬舎文庫 ¥560
どうやら最近では幽体離脱とは言わないらしい。私自身、思春期に金縛りと幽体離脱を一連のものとして体験したが、その話を中学にホームルームの3分間スピーチで話したが、「うそや~」とか言われてさんざんだった。とは言え、だからといってそれがきっかけで、いじめられたり、おかしなやつなんて言われることもなく、中には自分なりの分析、仮説を示してくれる友達もいた。
オヤジになった今でははっきりとした幽体離脱を経験することは無くなったが、明晰夢はときどき見る。著者によれば、明晰夢も広義には体外離脱に入るらしい。
波はあるものの思春期から神秘体験を重ねてきた身としては、こういった書が知的なバックグラウンドを持っている方の手によって放たれることはとても心強く感じる。
本書は著者にとって神秘体験に係る最初の出版物とのことだが、このところ著者の書籍を本書を含めて3冊読んだ印象として、本書が構成、書きぶりとも、最もしっかりしているように感じた。
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