意識の流れ 増補改訂版
意識の流れ 増補改訂版 田池留吉/塩川香世 UTA出版 ¥1,000
著者は陸軍航空士官学校卒の元大阪府立高校の学校長。退官後、20年のセミナー活動を通じて、その考えを伝えてきた。来るもの拒まず、去る者問わず。報酬も得てこなかったとのこと。
2日前にガイドさんに示されたとまったく同じフレーズが、本書の冒頭に「 」で記されているなど、複数のシンクロニシティにより入手。前書きにも「シナリオどおりとはいえ・・・」との書き出しがあった。
納得できる部分も多かった半面、首を傾げる箇所もあった。たとえば、大きな意味での”愛”を説いたり、自身の過去世のリトリーバルに当たる概念を「自己供養」と記すなどといったところは首肯した。一方、どのような局面においてもコミュニケーションは非常に重要なキーワードであるにも関わらず、チャネリングをスパイスと軽く扱ったり、自力信仰と他力信仰はアプローチの違いであって、その目指すところに大きな違いがあるわけでもないのに、他力信仰を完全否定している。
何ごとによらず、ひとりひとりが、自身の直観を通して見通すことことが”真実”であると感じる。誰かに指し示されるものではあるまい。
購入した経緯や、冒頭フレーズに関する一種の啓示があっただけに、納得しかねる内容が散見されたことについては、少し時間をかけて検証してみる必要を感じている。
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