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2010.09.11

文藝春秋 2010/10

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文藝春秋 2010/10

今号は読みごたえがあった。

  1. 村木元厚労省局長の手記
  2. 真相 未解決事件35
  3. 九十歳の兵士たち ①特攻
  4. 一ドル五十円時代を覚悟せよ

今号が出版された時点では、村木さんに無罪判決はまだ出ていなかったわけだが、いつものように周辺の参考人からの聴取をもとに特捜部がシナリオを描き、最後にシナリオの主人公を任意で同行し即日逮捕。いってみれば、特捜検察が作、演出をする「凛の会事件」なる戯曲があり、事件に関係すると見込み、思い込んだ人物を脅し、騙し、疲労による混乱に陥れ、無理やりに配役通り演じさせているわけであろう。

「未解決事件35」では、秋葉原大量無差別殺傷事件など、被害者にとっては突発的な事件も収録されているが、検察による捏造された権力犯罪も一般国民にとっては、いわれなき突発事件でしかない。新聞に掲載された検察側に並んだ面々の写真を見るに、お坊ちゃん風の若者三人が憮然とした風情で座っている。単なる印象でしかないが、検察内部での現場力の劣化などが取りざたされているが、さもありなんと感じる。しかし、それ以上に現場を離れた検察幹部と言われる連中が、捜査という名前のシナリオを描いている現実こそが、ゲシュタポと変わらぬ恐怖を感じる。

「九十歳の兵士たち ①特攻」では、白菊に搭乗し特攻出撃しながら、米艦に救助された特攻隊員がいたことと、その苦悩に、驚き、そして感銘を受けた。白菊が両翼に250kg爆弾をぶら下げていた、という記述はにわかには信じ難かったが事実なのだろう。

野中さんの寄稿は、数ヶ月前の記事とかぶる部分が多かったが、仮に小沢さんが代表になった場合であっても総理には就かず、「総・代分離」とするかもしれないとの読みは、ありうる話だと感じ入った。

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