Model Graphix 2010/11
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そこまで言うか! ひろゆき×ホリエモン×勝間和代 青志社 ¥1,575
床屋談義、あるいは居酒屋での飲み会に近いものだが、それぞれにユニークな3人だけに引き込まれるものがある。深みを期待するべきではないが、今の日本を切り取っていることは間違いないと受け止めた。
意外にもひろゆきが最も常識人に感じられたが、この人、いつも遅刻してくるし、日にちも間違えたことがあった模様。
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ビュイック・ドライバー アカシャ宇宙の叡智 ゲリー・ボーネル 徳間書店 ¥2,310
これは小説なのか、それともノンフィクションなのか。三部作の完結編という位置づけだが、前二作をノンフィクションと理解してきただけに、戸惑いの残る読後感となった。その点を整理するためか、冒頭の紹介文で、よしもとばななさんが、「小説」であることを強調していることは、いささか奇妙に感じる。
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大直感力 三浦関造 竜王文庫
昭和33年に、これほどの先進的な書が世に問われていたことに驚き。一方でいつの時代にも灯はともっているいることを感じる。
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世界不思議百科 コリン・ウィルソン/ダモン・ウィルソン 青土社 ¥2,520
子どもの頃、この手のテーマのジュブナイル本が、結構、流通していたが、一般向けに書かれたものをこうして眺めても十分に楽しめる。時間を経た分、新たな情報も付加されてきたわけで、より刺激的であった。
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臨死体験(下) 立花隆 文春文庫 ¥740
「現実体験説」と「脳内現象説」。著者がどちらかというと推すという「脳内現象説」は、終盤に持ちだしたペンフィールドの側頭葉刺激に力を得たかにみえた。ところが、最後はペンフィールド同様に、脳内現象説を推しつつも、どちらとも言えないというあっけなく、また、歯切れの悪い幕切れとなった。
科学的証拠にこだわり、「現実体験説」を裏付けるコメントに対しては、やたらとでっち上げの可能性を振りかざす一方、著者の身内のコメントについては著者が「保証する」という大げさな表現が飛び出す。市井の人のコメントには疑念を向け、権威者のコメントは重用する風に感じられる。こんな姿勢では著者の「保証」がもっとも胡散臭く映る。
膨大なネタを楽しめる大作だが、逆説的に、そして皮肉を込めて、「百聞は一見に如かず」ということを改めて示してくれるものとなった。いわゆるアルタードステーツの水槽をはじめ体験取材も多く試みたようだが、結局、まともな「体験」は一度も得られなかったようだ。膨大な時間とコストをかけ、これだけ貴重な経験を重ねても、ごく初歩的な理解、姿勢に課題があれば、すっきりしない結末しかもたらすことのない好例かもしれない。あるいは、こういったテーマの前にあっては、知性はもとより世俗的な貴賎、権威、等々、なんらの格差もなく平等であることを示しているのだろうか。
終盤、だんだんと著者が哀れに感じられるようになってしまった。
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希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学 池田信夫 ダイヤモンド社 ¥1,680
ひょっとすると今の日本で「最も見えている人」なのかもしれない。池田さんのブログの読者には、このような印象を持つ人は少なくないのではなかろうか。温情的なコメントが少なく、辛口で攻撃的なだけに親近感を持たれることは少なかろうと思うが、氏の考えには腹立たしく感じつつも首肯せざるを得ない説得力を感じることも多かろうと思う。
世に跋扈するエセ・エコノミストや、わかったような顔の評論家のコメントに辟易しておられる向きに。
<目次>
はじめに
第1章 格差の正体
第2章 ノンワーキング・リッチ
第3章 終身雇用の神話
第4章 長期停滞への道
第5章 失われた20年
第6章 景気対策の限界
第7章 日本株式会社の終焉
第8章 「ものづくり立国」の神話
第9章 イノベーションと成長戦略
おわりに
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霊的覚醒への道 平岩浩二 ナチュラルスピリット ¥1,575
冒頭はそれなりに格調も高く始まるが、読み進むにつれて、東宝の特撮映画やコンピューター・ゲーム、ノストラダムスの五島勉氏、格闘技などが、推測なのか裏付けのあるものなのかが明示されぬまま、確たるものの例えのように引用される。五島氏の著作を全て有しているとの下りがあるが、親交、面識があった風でもなく、片思いのようである。
深い洞察を感じさせる箇所も多いので、興味深く読んだが、逮捕劇をはじめとする昨今の一連の報道、著者および著者の率いる集団のサイトを見るに、大きく失望、興ざめ。
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未来予測コルマンインデックスで見えた日本と経済はこうなる 高島康司 徳間書店 ¥1,680
6つの長期サイクル予測の手法を順に検証し、そのうえで、マヤカレンダーのコルマンインデックスの的中率を最上位に位置づける。コルマン博士はスウェーデンの発がん性物質の研究者であり、サイキックではない。最近では、解釈間違い、計算間違いのある2012/12/21ではなく、2011/10/28がマヤ歴の長期サイクルのひと区切りだと言われているが、コルマン博士もその立場を取っている。
読みやすい。
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スピリチュアリティの真実 本山博 PHP研究所 ¥1,575
国内よりも海外で著名な、わが国のスピリチュアリティの世界での巨星。立花隆さんの「臨死体験」でも、その権威性は別格の扱いのような書きぶりであった。
残念ながら、その権威性は本書の書きぶりでも発揮されており、もっともご高齢ゆえに、それとて納得せざるをえないところだろうが、権威、すなわち上から目線である。
でも、はずせない1冊であることは間違いないでしょうね。
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アンデス古老が語ったアセンションの超真実 アントン・ポンセ・デ・レオン・パイヴァ 5次元文庫 ¥720
中南米には有名な古代文明が多く存する。古くはナスカの地上絵であり、のマヤの都市国家、アステカ帝国、そしてこのインカ帝国である。
原始的な文化などと侮るなかれ、シンプルであるがゆえに、浅いとは限らず、さらには真理を突いていないとは言えない。
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著者は市井のシステム系のエンジニア。そんな方が情熱に突き動かされて、聖書の暗号に挑む。聖書の解析ソフトの駆使だけではなく、七田式やヘミシンクなどお馴染みのツールも登場するが、これらを使ってロト6を当てようとする下りにかなりのページを割いていることには興ざめ。
多面的な検証がなされているわけではないが、全般的に腰の低い書きぶりだけに嫌味は無かった。
尖閣諸島。本書では第四次世界大戦の契機となる示唆もある。もっとも、「演出された」第四次世界大戦ではあるが。かといって、軽く見ていてはおおごとになる。上海万博開催中の今でさえこれだけの騒ぎになっているわけだから、お祭りが終わり半年も経って経済に急ブレーキがかかってくれば、世界各国に気を遣うこともなく、日本を責めてくるだろう。そして1年も経てば、「責めて」が「攻めて」に変わるかもしれない。
聖書の暗号は読まれるのを待っている イオン・アルゲイン 徳間書店 ¥1,890
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「聖書の暗号」の大事なポイント 船井幸雄 ヒカルランド ¥1,785
連休の晴天、明石西公園の芝生で寝っ転がって、聖典に関する本書を読んだ。本書P46に引用ではあるが、これからの繁栄の中心は東経135度の明石になるとの記述があった。まさに記述にふさわしい場所で読んだわけです。
例によって、多数の引用があり、著者が時代の変換点の触媒であるならば、本書は読書ガイドのような役割を担っているのだろうか。
徳間書店からスピンアウトした「ヒカルランド」の新刊。
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運命を変える才能の見つけ方 デュボワ・メソッド フランソワ・デュボワ マガジンハウス¥1,365
平易な言葉で綴られてはいるが、どのページも読み飛ばすことができないような至言に溢れている。セミナーのテキストを水増しせずにキチンと1冊の本にまとめたような印象。
疲れたときにパラパラと繰るだけでも、一歩踏み出せる本。
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本音で生きよう 船井幸雄 ビジネス社 ¥1,785
かつてのカリスマ流通経営コンサルタントが、病気を押しての出版。いつもながら引用は多いし、重複も多いが、なぜか買って読んでしまう。そんな不思議な魅力があるのです。
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未来創造 松本零士 角川oneテーマ21 ¥760
現在は「ザ・コクピット」として整理されている「戦場マンガシリーズ」や「宇宙戦艦ヤマト」、「宇宙海賊キャプテン・ハーロック」、「四次元世界」は、小学校高学年から高校生ぐらいまでの間、私にとってはバイブルとでも言うべき存在だった。
そんな松本零士さんの自叙伝的な若者へのメッセージが本書となった。
冒頭、いきなり小惑星探査機「はやぶさ」が糸川博士設計の「隼」にちなんだ命名などという大誤解を断定口調でおっしゃるなど、いつもながらの思い込みの激しさ全開の箇所がポチポツあるけれど、それがまた愛おしいのが松本節。・・・「はやぶさ」が地球から打ち上げられた時点では、件の小惑星は「イトカワ」とは未だ命名されてはいなかった。
松本さんと言えば、九州男児の印象が強いが、明石に住んでいたころのエピソードも多く収録されており、4,5歳の頃、「陸王」に勝手に乗ったなど、とんでもエピソードも満載。
イラストは一切、入っていない。
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臨死体験(上) 立花隆 文春文庫 ¥700
20年ほど前に反響を呼んだNHKスペシャルの取材ノートがベースになった書。臨死体験を核に、死後の世界、体外離脱、輪廻転生、霊界等々がテーマとなっている。日本の知性による大作だけに、書かれている内容はいずれも興味深いものばかりなのだが、「科学的見地からの立証」に拘る立花さんのコメントが滑稽を通り越して哀れにすら感じてしまう。例えて言うならば、「自転車に乗る」ことに関して、乗れる人にとってはごく自然な感覚的な所作に過ぎないところを、物理法則に則った理屈付けを延々としているように感じてしまうのだ。
本書が書かれてから既に20年。種々の体験を経た人は相当に増えている。学校のクラスで言えば、ひとクラスに2,3人はいるであろう時代とあっては、本書の受け止め方も変容してきているのではなかろうか。
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今号は読みごたえがあった。
今号が出版された時点では、村木さんに無罪判決はまだ出ていなかったわけだが、いつものように周辺の参考人からの聴取をもとに特捜部がシナリオを描き、最後にシナリオの主人公を任意で同行し即日逮捕。いってみれば、特捜検察が作、演出をする「凛の会事件」なる戯曲があり、事件に関係すると見込み、思い込んだ人物を脅し、騙し、疲労による混乱に陥れ、無理やりに配役通り演じさせているわけであろう。
「未解決事件35」では、秋葉原大量無差別殺傷事件など、被害者にとっては突発的な事件も収録されているが、検察による捏造された権力犯罪も一般国民にとっては、いわれなき突発事件でしかない。新聞に掲載された検察側に並んだ面々の写真を見るに、お坊ちゃん風の若者三人が憮然とした風情で座っている。単なる印象でしかないが、検察内部での現場力の劣化などが取りざたされているが、さもありなんと感じる。しかし、それ以上に現場を離れた検察幹部と言われる連中が、捜査という名前のシナリオを描いている現実こそが、ゲシュタポと変わらぬ恐怖を感じる。
「九十歳の兵士たち ①特攻」では、白菊に搭乗し特攻出撃しながら、米艦に救助された特攻隊員がいたことと、その苦悩に、驚き、そして感銘を受けた。白菊が両翼に250kg爆弾をぶら下げていた、という記述はにわかには信じ難かったが事実なのだろう。
野中さんの寄稿は、数ヶ月前の記事とかぶる部分が多かったが、仮に小沢さんが代表になった場合であっても総理には就かず、「総・代分離」とするかもしれないとの読みは、ありうる話だと感じ入った。
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戦車ダイオラマの作り方 仲田裕之 新紀元社 ¥2,625
陸・海・空三部作に続く書。ヤークト・タイガーと三突の2つのジオラマの作例が、ベース、フィギュアを含めてとても丁寧に解説されている。
仲田さんの手になる書は、DVD同様、その工程において省略が殆ど無いところに魅力がある。雑誌にはマネができない濃密感。雑誌を含めた他書が参考書であるとしたら、本書は教科書となるのだろう。
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人生が変わる哲学の教室 小川仁志 中経出版 ¥1,680
13人の著名な哲学者+著者による14回のコミカルな哲学講座。リアル書店の店頭で、東京ドーム地下闘技場形式での哲学入門書(いわゆるバキの哲学書)と比較して、フィーリングで本書を選択。
著者は京大卒業後、伊藤忠に奉職するも、人権派弁護士になるべく退社。夢破れてフリーターとなった後、名古屋市役所に入り、在野の哲学者としての実践を重ねているという。
久我伝高校という架空の高校に毎深夜に歴史上の哲学者が現れ、日本語でわかりやすい講義を行うという設定でのライトな構成。ちなみに高校名は逆から読めば、てつがく、となる。
この書を読んで人生が変わるわけではなかろうが、気が軽くなる人はいるかもしれない。60年代以前の大学生であれば、当たり前に身につけていたであろう基礎的な教養をお手軽にさらいたい向きにも手ごろなのかもしれない。
編集者にひとつ苦言を呈するなら、「人生が変わる(ことがあるかもしれない)”西洋”哲学の教室」といったタイトルの方がふさわしかったように感じる。現代においては、西洋哲学よりも、古典的な東洋思想の方が示唆に富んでいるように感じる。
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直感を磨けば何でもスイスイうまくいく! Dr.タツコ・マーティン 大和書房 ¥1,365
直感と直観。個人的には後者の方がしっくりくるが、ここでは特にこだわりを持っても意味はなさそう。「強い直感」、「弱い直感」そして「本能的な直感」などなど、興味深い記述が続く。ほんわかした書きぶりなので、すぅ~と心に入ってきます。
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人とモノを自由に選べるようになる本 吉原珠央 幻冬舎 ¥1,365
軽く読めますが、「人やモノに振り回されていた人生」が「納得できる人生」に劇的に変わるヒントが満載されており、気分も軽くなります。
◎「自由に選べない人生」=「流される人生」
◎無理にポジティブにならない
◎「運気」は自分で変えられる
◎「~しなければ」という考え方を捨てる
◎人はイメージした人にしかなれない
◎何か「一つ」を徹底する
◎ネガティブな視点にこそヒントがある
◎タダでお願いをしない人になる
◎人脈は広げるな
◎「うらやましい」と口にしない
◎「好かれること」は目標と切り離す
◎謝罪はしつこいくらいがいい
◎「絶対」を使わない
◎「たぶん」を多用しない
◎メールでわかる「選ばれ度」
◎「選ばれる人」に共通するGNOの法則とは
◎「あるもので、なんとかできる力」をつける
◎お金持ちだから幸せとは限らない
GNO=「義理、人情、恩返し」。いい響きです。
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部下を定時に帰す仕事術 佐々木常夫 WAVE出版 ¥1,470
副題に、「最短距離」で「成果」を出すリーダーの知恵、とある。徹底した合理主義者の書。かつて資格三冠王として名を馳せた黒川康正氏を彷彿とさせる思いがした。ここまで徹底すると、周囲と軋轢を生むことも多いのではないかと思う。相手の都合お構いなしのアポ、コミュニケーションの取り方が披瀝されており、かなり自己チューな印象を受ける。メールひとつとっても、気配りとはまるで無縁であり、営業など顧客と接するタイプの職種では逆効果になることも多かろうと感じる。
著者も全ての読者のケースに当てはまるものではない、として、その危険性に言及しているとおり、著者の実体験から帰納された手法が記されているので、ハウツー本と勘違いしてしまうとエライ目にあうかもしれない。説得力は十分にあるが、毒にも薬にもなる書と認識すべきであろう。
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【新版】ビッグツリー 佐々木常夫 WAVE出版 ¥1,365
NHKなどメディアへの露出も多い著名人の手になる書。副題に、自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて、とある。
家庭内での凄まじい闘いと大企業で同期トップで役員に上り詰めるという、公私ともに両立させた頑張りの記録。凡人にはとてもマネができるものではない。家族を取るか、仕事を取るか、の選択の中、高次でのバランスを勝ち得たということになるのだろうが、職場の、殊に後輩、部下からの視線はどうだったんだろうか、と感じる。感服しつつも、違和感が残る読後感といったところであろうか。Amazonの書評でも、少数ながらみられる異論に共感を感じてしまった。
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「死ぬ瞬間」と死後の生 エリザベス・キューブラー・ロス 中公文庫 ¥800
エリザベス・キューブラー・ロスと言えば、否認、怒り、取引、抑鬱、受容のステップで知られるが、類書と異なり、本書は5つの講演録を採録したものとなっている。このため、体系だった構成よりもテンポのよさやインパクトが前面に出てきている。その分、気軽に読めるのかもしれない。
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