悟り系で行こう
悟り系で行こう 那智タケシ 明窓出版 ¥1,470
副題は「「私」が終わる時、「世界」が現れる」。カバーイラストはいかにもオタクっぽい。「どくそせん」なんかと通ずるものがあるのかもしれない。このイラストには少々抵抗があって、手に取りづらかったが。
ただ、内容はイラストとは殆ど関係なく、クリシュナムルティに深く影響を受けているとはいえ、著者独自の体験、視点、解釈で展開されていく。
クリシュナムルティに傾倒している著者だけに、反発したくなる箇所はずいぶんと出てくるし、また、あまり寛容的でなく、断定的な書きぶりには閉口する。それでも興味深く読めたのは、本書のより根源的なトーンに真実の匂いを感じるためであろうか。自費出版にも近い形で世に出たようだが、こういった書が日の目を見ることこそ、時代性を映しているのかもしれない。
鳥居みゆき、桜井章一の下りも秀逸。
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