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2011年8月

2011.08.30

人は死なない-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索

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人は死なない-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索

矢作直樹 バジリコ ¥1,365

著者の肩書:東京大学大学院医学系研究科・医学部救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長

権威に弱いあるいは、肩書に安心する向きにも、そうでない方にとっても、スッと入ってくる書です。著者の誠実な人柄と深い造詣が感じられ、真摯な書きぶりに納得。

心が洗われるような読後感です。

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2012年、日本経済は大崩壊する!

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2012年、日本経済は大崩壊する! 朝倉慶 幻冬舎 ¥1,575

久々にアドレナリンの分泌を実感するような金融読み物だった。少々煽り口調が鼻につくが、それも演出と思えば楽しめる。同氏発行のニューズレターをベースしているためか、エッセイの切り貼りのような感触はあるものの、全体として読みやすく、シンプルに整理されたデータの引用も説得力あり。まさにメガ・ブラックスワンの恐怖。

大手のマスコミでは取り上げられないネタで溢れ返っており、それだけでも楽しめるが、世界レベルでの連鎖的な国際暴落など、システミック・リスクに警鐘を鳴らすスタイルが底流にある。日本の財政がどうにもならない水準まで来ていることは、国民の誰もが認識しているところであろうが、ここまでくれば巨大地震と同様に、「いつ」、「どれだけの規模で」ということに関心は絞られてきているように感じる。巨額の公的債務を帳消しにするにはインフレしかあるまい。

国債が暴落すればハイパーインフレはさけられまいが、当座の生活においてはどうだろうか。預金封鎖あるいは預金の引き出しに相当厳しい制限がかかり、店頭から商品は消えてしまうだろうが、電気、ガス、水道といったインフラは安定供給されるだろう。こうなれば、天災も人災も変わるところは、直接的な生命の危機の有無しか変わるところがない。

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2011.08.28

神々の糧

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神々の糧  滝沢聖峰 大日本絵画 ¥1,040

アーマーモデリング掲載時には、一式砲戦車や速射砲小隊の話には、胸を躍らせながら繰り返し読んだものだが、こうやって落ち着いて読んでみると、その感慨にはずいぶんと弾みが異なっていることに気づく。当時は飢えていたのかもしれない。

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池上彰の宗教がわかれば世界が見える

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池上彰の宗教がわかれば世界が見える 池上彰 文春新書 ¥840

どんなテーマでもここまでわかりやすく語ることができるのか、と感じ入ってしまうのがこの人のスゴイところ。

宗教は「よく死ぬ」ための予習です。とあるが、生死は表裏一体。ということは、「よく生きる」ための復習(?)でもあるのでしょうかね。

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ダライ・ラマ「死の謎」を説く

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ダライ・ラマ「死の謎」を説く ダライ・ラマ 角川ソフィア文庫 ¥780

「死」とは古い衣服を着替えるようなもの。

ダライ・ラマの語りと日本人向けの解説が交互に現れる。平易で受け入れられやすい言い回し。平易すぎるがゆえに、むしろするするっと読み終えてしまうこととなる。時間に係るくだりが特に印象深い。

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2011.08.23

新長田 三国志ガーデン

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新長田 三国志ガーデン

今年3月にオープンした新名所。震災前とは丸っきり別の町になっていることに驚き。東の六甲道と並ぶ神戸の西の副都心の中。

三国志の背景を何にも知らなくてもそれなりに楽しめるのでしょうが、あらかたの登場人物やメインストーリーは押さえておいた方が存分に楽しめるのは言うまでもないのでしょう。小学生のころに吉川英治版の演義は読んでいるものの、あまりに記憶が風化しており、おまけに同時期に読んだ水滸伝と記憶が混同してしまっているため、混乱のなかに鑑賞を終了。

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三国志ガーデンには三国志ジオラマ館(ここだけは有料)のほかに、三国志××とか三国志○○といった小さな施設、コーナーが並んでおり、少しばかりコンセプトへの理解を求められているように感じました。お土産はいつものようにTシャツ。

明石模型クラブのメンバーが手分けして一生懸命に作ったフィギュアたちも、パノラマ・ジオラマの中でしっかりと大地に足をおろしていましたぞ。

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悟りの錬金術

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悟りの錬金術 ゲート ナチュラルスピリット ¥1,575

著者は韓国のアセンデッド・マスター。副題は、―私を通して至る自由―。

平易な表現ながら、語っている内容は本質的なものに直截的に触れているため、却って哲学的な色合いを帯びる。講演録を書き起こしたものなののような印象を受ける。中盤、少しくどく感じることもあるが、終盤に向かうに連れ至ってシンプルな視点に収斂していく。ホンモノとはそういったものなんだろうか。めざすもの、説いているものは(おそらく)同じでありながら、シュタイナーのような詳細な記述とは真逆のスタンスである。それもまた楽し、である。一切唯心造など禅語がしばしば登場する。

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神秘家列伝 其ノ四

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神秘家列伝 其ノ四 水木しげる 角川文庫ソフィア ¥700

柳田国男、泉鏡花、仙台四郎、天狗小僧寅吉、駿府の安鶴。仙台へ出張に行った折、空港売店で仙台四郎のことを知りましたが、不思議な人もいるもんだと感じたと同時に、そのような人物を慕い愛でた仙台という街の持つ温かみに思いを寄せた次第です。現代日本にこそ日本四郎が居てほしいと願うのは私だけではありますまい。

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2011.08.22

香港軍事雑誌事情

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香港国際空港内の書店にて購入。400円ちょっと。ヴャリャーグ特集。

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ヴァリャーグに関しては、中国の第一航空艦隊はいかにして創建されたか、(たぶん、こんな意味合いだと思いますが)といったタイトルの書籍が出版されていました。海軍の創建期から説き起こされているように見受けましたが、中国語表記なので購入は断念しました。

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21日に高野山へ

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山陽バスの日帰りツアーで。車中では集中豪雨に当たりましたが、歩きのタイミングでは不思議と止んでくれました。それにつけても連れて行って貰えるのはありがたい。

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香港模型事情

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バスの車窓からのショット。この後、この店に足を運んだのですが、店内の雰囲気、品ぞろえは殆ど日本と変わりませんでした。異国でちょっとホッとしたひとときです。ちなみに商品の価格は円高も手伝ってか、日本よりは少々お安めな印象です。ドラゴンのものよりもタミヤ製品が目立ったように感じます。カタカナで当たり前のように「タイガー」とか。目を凝らせば、ショー・ウインドーにタミヤ新製品の1/35スーパー・シャーマンとBT42が見えます。

この辺りにはエアガン・ショップなどミリタリー関係のホビーショップが軒を連ねておりました。ひょっとしたらモノホンのガンもあったかも。

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大空を舞う巨大な旗@香港

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香港で見た不思議な光景。一見すると、巨大な旗が大空を飛んでいるとしか思えないのですが、よくよく見ると右上にヘリが。スケールが違うなぁ、と感じた次第。

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香港の夜景ほか

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船上から香港島を臨む。シンフォニー・オブ・ライツってのが、20:00から15分間催されておるのですが、その折のショットです。

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ホテルの窓から。晴天にも恵まれ、旅行の期間中は毎朝、この光景でお目覚め。どこにも出かけずに、ぼうっと窓からこのシーンを眺めているだけでもよかったぐらいです。

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レパルス・ベイ。巡洋戦艦レパルスは、マレー沖でわが中攻隊に撃沈されましたが、映画「慕情」で有名になった彼の地は、今も優雅なひとときです。暑うございましたが。

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マカオのザビエル教会。ヴェネチアン・ホテルの豪華さ、巨大さには圧倒されましたが、この教会のあたりの古き良きマカオの情緒には、ほっとさせられます。20年前に行った頃のマカオの雰囲気がそのままだった。

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2011.08.14

【映画】 ツリー・オブ・ライフ

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【映画】 ツリー・オブ・ライフ @109シネマズHAT神戸

寡作で知られるテレンス・マリック監督作品。カンヌ映画祭パルムドール受賞。

かつて見た「シン・レッド・ライン」はガダルカナル戦を題材に取りオールスター・キャストであったが、最近でいえば「ザ・パシフィック」には遠く及ばず、「高名な監督とはいえ、看板倒れやな。」と感じたが、本作は、実に見応えがあった。惑星の映像が頻繁に使われたりするためか、21世紀の「2001年宇宙の旅」だと評する向きもあるが、ラストシーンから推察するにテレンス・マリック監督は知っている人たちの一人であろうと感じる。エヴァンゲリオン3部作がこの時期に制作されていることと同じく、出る時期に然るべくして世に出た作品ということなのだろう。

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神秘家列伝〈其ノ壱〉

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神秘家列伝〈其ノ壱〉 水木しげる 角川ソフィア文庫 ¥660

 水木しげる画業50周年記念の書。

  1. 科学者にして霊魂の探求に生涯を捧げ、死後の世界を自由に行き来できたというスウェーデンボルグ
  2. 黒魔術から足を洗い、苦行に耐え瞑想によってすべてを超越した大呪術師ミラレパ
  3. ヴードゥーの神官にしてハイチの奴隷解放運動の偉大な指導者マカンダル
  4. 修行のため自らの耳を削ぎ神秘体験を「夢記」に残した霊能僧、明恵

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編集者という病い

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編集者という病い 見城徹 集英社文庫 ¥650

「憂鬱でなければ、仕事じゃない 」が痛快だったので、時系列を遡ってみた。こちらは書き下ろしではなく、雑誌記事の編集されたものがとなっている。尾崎豊のくだりは衝撃的だったが、それ以外は少々食傷気味となった。毒のきつい文章が336ページあるのだ。手を抜くとか、適当にやっつける、といったことが絶対できない人なんでしょう。

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2011.08.07

【DVD】 THE PACIFIC

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【DVD】 THE PACIFIC

初回限定生産のコンプリートボックス。Amazonに注文したら2日で届きました。

毎年、夏には終戦記念日特集として、戦記物の書籍を読むように心がけてきたのですが、ここ数年はさぼってしまっていました。今年は読書の代わりにこのDVDを観ることとします。

WOWWOWの放送時に無料視聴の第1章だけは見ていたのですが、あくまで米国人の視点で描かれた作品だけに果たして視聴に耐えられるのか。それでも買ってしまった以上、そして歴史認識のためには観ないわけにはいきますまい。

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2011.08.04

スティーブ・ジョブズ名語録

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スティーブ・ジョブズ名語録 桑原晃弥 PHP文庫 ¥580

コンビニのサンクスで購入。見開き2ページの右側ページに大きなフォントで名言を、左側にその背景なりを解説するスタイルの書です。読むだけで元気が出てくるが、狂気の経営者だけに、人生を共に過ごすには過酷すぎるタイプであろう。若き日のスティーブ・ジョブスは、禅に傾倒し、アップルでビジネスを続けるか、来日して禅の世界に身を投じるか、とても真剣に迷ったという。もしかしたら、マックも、i-Pod,i-Phone,i-Padは生まれなかったかもしれない。

それにしても、この著者のことをスティーブ・ジョブスは知っているんだろうか。そもそも、著者はジョブスに会ったことがあるんだろうか。・・・であっても、感動させることのできる本は書けるということかもしれない。

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真釈 般若心経

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真釈 般若心経 宮坂宥洪 角川ソフィア文庫 ¥620

著者はサンスクリット語に通じた真言宗の僧侶。ただサンスクリット語に通じているだけではなく、仏教に係る広範な知見を踏まえたうえで、般若心経をゼロ地平から説き起こす。原文、原典に当たることの重みを教えてもらった気がします。それにしても、三蔵法師ほかの漢語訳をまるで伝言ゲームのように自己流で解釈した書ばかりが書店にあふれる現実は、現代の情報社会の危うさを象徴しているようにも感じる。世の中、噓っぱちばかりと言えば、言い過ぎでしょうか。

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2011.08.02

監査法人の原点

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監査法人の原点 小笠原直 幻冬舎 ¥777

都銀での銀行マンを振り出しに、中堅監査法人を経て、中小規模の監査法人を立ち上げた公認会計士の視点から眺めた日本の公認会計士の世界。前半はまだしも、後半になると自身の法人の目指す理想がいかに高尚であるかという喧伝と、独善的な宣伝に終始し、少々見苦しい。小規模の監査法人、専門家組織のひとつのあり方としては、頷かれる向きもあろうが、とても「原点」とは言えまい。たとえば、目の届く程度の40人規模の組織を理想とするなど、およそ組織を経営者と語るにはあまりにも目線が低い。

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アカシックレコードが明かす人類創生の謎と驚愕の未来

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アカシックレコードが明かす人類創生の謎と驚愕の未来 中津川昴 ランダムハウスジャパン ¥1,470

アカシックレコード、なんて甘美な響きであろうか。20世紀の巨人、エドガー・ケーシーが有名だが、若き日の弘法大師空海が苦行の末に体得したという虚空蔵求聞持法が、アカシックレコードへのアクセス法であったとも言われる。奈良の大仏さんの向かって左側には虚空蔵菩薩が鎮座されておられます。

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魂の飛ばし方

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魂の飛ばし方 中島修一 BAB JAPAN ¥1,470

タイトルと表紙絵を見ただけでは、さすがの私でも購入をためらうところだったが、秒単位での立ち読みをし、納得して購入。

著者は、10代後半に体外離脱体験を経た、離島在住の自然派画家。タマエミチとは、魂絵道と読む。

副題は、「体外離脱×願望実現 未来を視覚化して夢を叶える!  タマエミチトレーニング」 ・・・第一印象とは真逆のハートウォーミングな実用書(?)でありました。Amazonのレビューが、この本の値打ちを物語っています。

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