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2012.04.02

人は老いて死に、肉体は亡びても、魂は存在するのか?

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人は老いて死に、肉体は亡びても、魂は存在するのか?  渡部昇一 海竜社 ¥1,575

著名な知識人がこういったテーマに触れることはとてつもないリスクを伴う。全てを失ってしまうことすらある。本書でも引用されているウォレスの扱われ方でも容易に想像がつく。ルドルフ・シュタイナーは40歳を超えるまで時期を待ったという。長寿化した分、現代では40歳を60歳と読み替えるべきか。

神を信じるかどうかの「賭け」をパスカルの「パンセ」での考察に求めておられるが、パスカル自身は「神」とまみえるという神秘体験を経ている。一方、今や、信じる、信じないの二択の時代ではなく、体験、経験することにより、「わかっている」、「知っている」かどうか、という時代、世代に入っている。そういった意味では、渡部さんの世代は、真摯な姿勢で臨まれたにもかかわらず、残念であり、気の毒な世代なのかもしれない。

といって、本書の重み、含蓄が損なわれることは、いささかもない。興味深く読める一冊です。

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