芸能・アイドル

2012.06.17

【映画】 GIRL

Girl

GIRL

奥田英朗原作の映画。等身大の群像劇ゆえの共感からの支持か、大ヒット!ワーナー・マイカル明石に夫婦で行ってきました。原作どおりの短編を並べるオムニバス形式にせず、上手に脚本をまとめておられました。

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2012.04.15

ガール

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ガール 奥田英朗 講談社文庫 ¥580

SPECを映画館に観に行った折に見たトレーラーが魅力的だったので購入。5人のOLの日常生活を切り取った短編集。この方の長編は「最悪」、「邪魔」を読んだことがありますが、そのディテールに根差した視覚化の明瞭さに感銘を受けたものですが、短編であっても、そのビビッドさは少しも損なわれていませんでした。

・・・この本、ずいぶん前に家内も購入していたことが判明。

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2011.10.23

【映画】 電人ザボーガー

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【映画】 電人ザボーガー

青年期と熟年期の二部構成の話題の映画。鑑賞前の印象として、設定が「ふざけている」としか思えなかったのですが、鑑賞後には「考えさせられる」作品でした。考えさせられるだけでははく、設定、展開ともにぶっとんでいるので、もちろんエンターテインメントの要素もてんこ盛りです。青年期も熟年期も、いずれもとても楽しめます。

エンドロールを見ていると、どうやらこの映画の設定は、基本的にTV番組のオマージュらしいことに気づかされます。幼少期にTV番組を見ていたはずなんですが、ぜんぜんわからなかった。

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2011.08.14

編集者という病い

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編集者という病い 見城徹 集英社文庫 ¥650

「憂鬱でなければ、仕事じゃない 」が痛快だったので、時系列を遡ってみた。こちらは書き下ろしではなく、雑誌記事の編集されたものがとなっている。尾崎豊のくだりは衝撃的だったが、それ以外は少々食傷気味となった。毒のきつい文章が336ページあるのだ。手を抜くとか、適当にやっつける、といったことが絶対できない人なんでしょう。

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2011.05.08

【映画】 阪急電車

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【映画】 阪急電車

封切りされた日に観に行った長女以外の家族3人でレイトショーにて鑑賞。噂に違わず、ほろりとさせる佳作でした。原作に忠実でありながら、映画向きに少し手を入れてあるなど、原作を読んでいようといまいと、また、阪神間に在住であろうとなかろうと、老若男女を問わず楽しめるのではないでしょうか。チョイ役も含めて、俳優、女優が少し意外な配役で出てくるところも。

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2010.10.03

成りあがりを目指せ!

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成りあがりを目指せ! 横田光弘 エル書房 ¥1,365

副題は「矢沢バカ税理士が教えるBIGになる経営」。熱狂的な永ちゃんのファンは、多くの世界、業界に根強くいうことはよく知られているが、本書の著者は税理士。起業した社長に語りかけるかたちで、永ちゃん語録をキーに社長のあり方を説き起こす。冗談みたいにも見えるほどの斬新なスタイルだが、実は真っ当で王道のコメントとなる。熱い一冊。

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2010.06.13

TWIST 矢沢永吉

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TWIST

もう買った?インディーズ設立第2弾のオリジナルアルバム。行ける!と踏んだら、永ちゃんは畳みかける。EMIはきっと後悔してるんでしょうな。JRの車内でPVが流れていたのには驚き。

初回限定版には、メイキングごとPVのDVDが付いてます。

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2010.04.04

 NHK仕事学のすすめ 2010年4-5月 (知楽遊学シリーズ/木曜日)

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テキスト NHK仕事学のすすめ 2010年4-5月 (知楽遊学シリーズ/木曜日)  ¥690

今月からのプログラムのテキストです。4月は人間力養成講座と題して、不毛地帯のモデルとなった企業である伊藤忠商事の丹羽宇一朗相談役、5月はヒットを生み出す企画力と題した作詞家(とここでは紹介されている)秋元康さんが語る。ナビゲーターは勝間和代さん。

丹羽さんの信条、経営スタイルはビジネス誌でしばしば特集されていることもあり、電車通勤など有名なエピソードをご存じの向きも多かろうと思いますが、秋元さんに関しては、過去に人生における趣味をテーマにした新書を1冊読んだだけであったため、息の長い売れっ子仕掛け人といった印象を強くもっていました。

TV番組自体は始まったばかりですが、活字媒体としても十分に楽しめました。

さて、ここでクイズです。秋元さん作詞の美空ひばりさんの持ち歌「川の流れのように」に出てくる「川」とは、どこの川にインスパイアされたものでしょうか?答えは、番組、テキストで明かされることとなりますが、とても意外なものです。

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2009.11.08

アウト・オン・ア・リム

518qs7dperl_bo2204203200_pisitbstic アウト・オン・ア・リム シャーリー・マクレーン 角川文庫 ¥880

原書は1983年、邦訳も1986年に出版され、重版を重ねてきた書。著者は、アカデミー賞女優ゆえ、こういった精神世界の書を世に問うことは、芸能人人生を賭けた挑戦となった。「アウト・オン・アリム」とは、日本で言えば「虎穴に入らずんば虎児を得ず」といった意とのこと。

ガチガチの現実主義、合理主義者であった著者が、さまざまな体験、交流を通じて、精神世界に目覚める過程が私生活を交えて赤裸々に語られる。もちろん、このカミングアウトは大正解であった。ペルーでの神秘体験の描写は、素晴らしい映像が目に浮かぶごとき出来ばえ。

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2009.11.07

映画 ソウルレッド

Soulred_movie1 映画 ソウルレッド

「生きているのはお前か俺か」・・・このコピー、とても効いていると感じる。ドキッとさせられ、自省した向きも多かろう。

松田優作の生誕60周年、没後20年を記しての作品。との触れ込みで鑑賞したが、優作自身が放つ”エネルギー”そのものではなかった。直接、間接に彼を知る関係者たちの証言と、出演作品のカットの積み重ねで構成されている。

優作が死が近づく床で、それまでさんざん馬鹿にしてきた(と噂されることのある)永ちゃんのCDを歌詞カードがしわくちゃになるまで聞いていた、と未亡人の松田美由紀さんが文藝春秋に記していたように記憶しているが、この両者は、たった1週間しか生年月日が離れていない。直接の接点は無いように思うが、はたして本当にそうだったのだろうか。

観客の層も、ハリウッド映画のそれや、通常の邦画のそれとは、相当に異質なものを感じた。少し不思議な映画だった。

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